株式会社WillViiさんの紹介でトロイ無双のブロガー先行体験会に行って来たぞ!
3DSのDOA体験会に続いて2回目だぜ!
DOAといえば、かなり前から指摘されてたムービーの静止画っぷりが
今更あちこちでネタにされてたが、
クロニクルモードはストーリーデモが中心でフルボイス。
ボリュームもかなりあって(メーカー回答では5時間らしい)
分量的にすべてムービーにすることはムリなのでああいう形になってる。
口パクと動きのあるデモと、プリレンダのムービーと、
静止画っぽいデモの3つで構成されているので、
ちゃんと3D生かして動くデモやムービーも多い。
確かにショボいし、静止画にしてももっと演出とかエフェクトとか
カメラワークとかを凝れば見栄えは良くなったとは思うが、
動画であそこだけ抜き出して手抜きゲー!みたいに煽るのどうかと思う。
体験会で実際に触れておもすれー!ってなった俺としてはこれ言っておきたかった。
というわけでトロイ無双体験会の話に戻ろう。
場所は東新宿にあるギリシャ料理と地中海料理のお店「
DINING BAR 風の蔵」だ!
トロイ無双にちなんでギリシャ料理を食べながらの体験会という実に素晴らしい内容!
もちろん俺はギリシャ料理に釣られたわけでは無いぞ!
無双シリーズはこれまで何本かやったもののどうにもピンとこなかったんだが
3DSの戦国無双クロニクルが面白かったので
無双もいいなと新作に興味が出てきたのだ。
開発が海外ということでちょっとテイストも違うみたいだしね。
決して料理を食べながらの体験会という形式に惹かれたわけじゃないからな!
GAME Watch:コーエーテクモ、PS3/Xbox 360「TROY無双」
カナダの制作陣も参加し、ゲームの魅力を説明ファミ通.com:『TROY無双』ブロガー向け体験会でギリシャ料理に舌鼓!?4game:コーエーテクモカナダが世に問う“新しい無双の姿”とは?
「TROY無双」ブロガー向け先行体験会レポート既に各ゲームサイトで記事が公開されているので、
インタビューの詳細なんかはこちらで確認してもらった方がいいか。
会場はこんな感じ。1階と地下があるお店で、
流れとしてはまず1階で料理を食べて、しばらくしてスタッフの方のプレゼンがスタート。
終わったらまた料理に戻って、次に地下で1時間ほどトロイ無双の体験プレイ。
その後はまた料理、質問コーナー、料理とデザートでシメって感じ。
参加人数は20人くらいだったかな。
スタッフの方が喋る時はプレゼン用のモニターの近くに立つんだけど、
その目の前が俺の席だったので緊張したわ。俺の30センチ前くらいで
製作したコーエーカナダテクモのスタッフの人が喋ってるんだもの!
体験プレイは1時間ほどだったが、
体験台がPS3が7台、360が2台と、参加人数の半分くらいしかなかったので、
入れ替わり立ち代り交代しながらのプレイに。
俺はPS3持ってないから360でプレイしたんだが、
地下の腰くらいまでしかない入り口を潜り抜けないと
360の体験台にたどりつけないという謎の配置になっていた。
こちらが操作表。
ソフトは製品版と同じものらしく実績も解除できた。
音声は吹き替えで、質疑応答によると吹き替えのみ。
1時間程度で交代しながら、
しかも細かいシステムがまったく分からない状態での手探りプレイだったので
あんまりじっくりと遊ぶことは出来なかったんだが、
見ている他のブロガーさんと
「体力はしばらく放置で回復しますよ」「おお、じゃあ逃げ回って……」
「あれ?回復しませんね?」「うーん、なんだろう」
「アサシンつえー!」「ヤリ拾って投げると強いですよ」「ヤリつえー!」
「ヤリがマジ強いですよ!」「しまった外したッ!」「ぐえー!」
みたいな感じでワイワイやりながらプレイ出来たのは楽しかったわ。
触った感じとしては「無双っぽくない!」という印象。
コンボの操作やミニマップは無双に近いんだけど、
いきなり矢の雨が降ってきてガードしないとダメージとか、
雰囲気や他のシステムはガラリと変わってる。
従来の無双ではゲージを溜めると無双乱舞という必殺技が使えたが、
こちらはフューリーというシステム。
ゲージを溜めて発動までは一緒だが、一定時間敵の動きがゆっくりになって
こっちの攻撃力が大幅にアップするというもの。ちょっと違うのだ。
従来の無双に比べるとアクション性は高いね。
前転での緊急回避をガシガシ使う必要があるし
盾を持っている敵は盾を破壊するなりガード崩しを活用したりしないと
ダメージを与えられない。
落ちている武器を拾って使ったり、投げたりも可能でこれがかなり強かったりする。
拾った武器だと盾も壊しやすくなっていて、プレゼンによると
「自分の武器じゃないから思いっきり使える」が理由だそうな。
なんか説明になっているようでなっていないような?!
もちろん無双なのでザコ敵がワラワラとやってくるわけだが、
従来の無双に比べると敵の数は少なめ。
敵の小隊はかなり細かく分かれていて、小隊それぞれにリーダーが存在。
攻撃の強力なアサシンや、こっちの攻撃をヒラリヒラリと交わすヤツなど。
リーダーを倒すと周りのザコが統率を失って倒しやすくなるんだが、
ガードは堅いし一撃で体力がごっそり減るのでどいつも強敵。
結構あっさりゲームオーバーになったわ。
ただ、ガードを崩した相手に「Y」のアイコンが出た時にYボタンを押すと
喉を貫いたり胸を貫いたりして一撃でぶち殺すことが可能で
もちろんリーダーにも有効なのでコレ狙っていくとかなり爽快。
タイミングよくガードして敵の攻撃を弾いたりも重要。
レベルの概念は無く、
入手ポイントで購入したアイテムを装備することでステータスが上昇する。
回復アイテムはリアルじゃないということで基本的にナシ。
体験プレイの時はよく分からなかったが、
質疑応答によると敵を倒すとリカバリーゲージが溜まっていき、
周りに敵がいなくなるとゲージの分だけ回復するというシステムだそうな。
ゲージがあれば敵のいないところまで逃げて回復も可能。
もう体力ギリギリの状態で敵から逃げながら
肉まんやエネルギータンクを探しにステージを走り回る必要はないのだ!
ボタンを連打するだけで進むゲームにはしたくなかったとのことで、
コンボの時にタイミング良くボタンを押すことで
攻撃力と攻撃範囲が広がるシステムも搭載。
タイミングはちょっと難しかったが、3段目くらいまではすぐ出せた。
なんだかTHEお姉チャンバラのようですな。
やはり海外市場も視野に入れた新しい無双を作るということで、
アクションゲームの金字塔である
あのTHEお姉チャンバラを参考にするべきという判断なんだろうな!
ついに無双シリーズもTHEお姉チャンバラに追いついたか!
体験会レポでいい加減なこと書くと怒られそうなのでここらでやめとこう。
ザコ敵をワッシワッシと倒してゲージ溜めと武器の確保をしつつ
強力なリーダーのスキを狙う感じで立ち回りが重要なゲーム性。
「一騎当千をする」というよりは
「一騎当千をしつつジリジリと一撃必殺を狙う」ってノリ。
難易度ノーマルで始めたんだがかなり死にまくりでなかなかの手強さだった。
今回は無双を食わず嫌いしているユーザーや、
これまでの無双に飽きているユーザーに是非遊んで欲しい作品というらしく、
そうなると従来型の無双がそんなに好きじゃない俺みたいなのがちょうどターゲットか
じっくり遊べたわけじゃないが、
確かに従来の無双シリーズよりもアクション性が高くなっていて、
手触りは無双っぽくないが、無双っぽいところもある。
最初の部分だけ遊んだけど面白かったよ。
ただ、動きはちょっともっさりしてたなー。
プレゼンによると動きのリアルさを追求したとのことで、
もっさりと言われるのは覚悟の上で作ってるっぽかったんだが、
個人的にはモーション以上にカメラの追尾が少々遅めなのがもっさりの原因な気がした
敵と味方の区別も付き辛い。
リアルさに拘ったらしいが、やはりキャラにしろボイスにしろ、
従来の無双に比べるとどうしても地味な印象はあったな。
矢の雨が振る前にボイスで教えてくれたり、そういう戦場の空気感は良かったんだが。
敵に攻撃した時は赤い血がバッと出るのに
敵が死んで倒れた時の血が真っ黒だったり、
フューリーで画面手前に血しぶきが飛ぶ演出が
これも真っ黒でなんか墨が飛んでるように見えたりと、
ある意味和風っぽくはあるがどうも物足りない。
残虐表現のON/OFFが搭載されていて、一部のムービー以外、
海外版から規制は無いとのことだがどうなんだろう……。
OFFになってただけだろうか。
あと、体験会では遊べなかったんだが巨大なボスを相手にするシーンもあり、
プレゼンでスタッフの方のプレイを見ることが出来たんだが、
QTEで失敗するとボスの体力が半分回復して
体力削るところからやり直しってのがすげー面倒臭そうに見えた。
難易度で回復量が変わるらしいが……難易度高いと全回復したりするのかな?
ボスの巨大感や、
ボスの援護にゾンビ兵(出た!ゾンビ!)が出てくるのは面白そうだったんだけどね。
うーん、もうちょっとじっくり遊びたかったなあ。
スタッフのプレゼンや体験プレイ後の質疑応答などでは、
ディレクターの門脇 宏氏。
ゲームデザイナー マイケル・ボンド氏
(以前、欧州・北米向けタイトルとしてコーエーから発売された
あのフェイタルイナーシャを作った人です!) ゲームデザイナーの黒田壮太郎氏の3人が登場。
話は面白かったぞ。
開発はコーエーテクモカナダで行われたものの、
日本人のスタッフも多く参加しているとのことで、
最盛期では全体の2割ほどが日本人のスタッフ。
日本と海外で求められていることがなんなのかを模索するためにかなり苦労したそうな。
DLCに関しては今お話できることは無い。
開発規模は従来の無双シリーズと同程度だが、
開発期間が長かった分ちょっとだけトロイ無双の方が上。
発売延期は震災の影響で物流関係に考慮して。
マイケルボンドさんは「無双乱舞」や「ジャンプ」が存在しないことについて、
これまでの無双のようなファンシーな、
カンフー映画みたいなアクションはやりたくなかったとか言っていて、
他にもキャラはもっとワイルドにしたかったとか、
海外の所謂「無双アンチ」を納得させるために頑張ったとか、
門脇さんと黒田さんの話によると
ゴア表現はやり過ぎて「無双」から逸脱しないように作ったが、
現地のスタッフからは「四肢欠損はやらないのか!」とか色々言われたとか、
話聞いてるとカナダのスタッフは無双嫌いなんじゃねーの?!って思ったよ!
「ファンシーなアクション」って表現は俺の誇張じゃなくて本当に言ってた!
従来の無双ファンは最初でつまづいてしまうかもしれないが、
「新しい無双」として遊んで欲しいとのこと。
実際、システムも難易度も雰囲気もかなり違ってて、
地味で洋ゲーっぽさが強めなのでこれは従来の無双ファンにはどうかなと思ったなー。
個人的には悪くない感触で、かなりぶっ飛んだ性能の隠しアイテム的や、
キャラ変更が出来ないメインモードとは違って、
自由にキャラを選んで闘技場で戦うチャレンジモードなど、
やりこみも用意されているとかで面白そうだった。
しかし海外ではステージが単調という評価らしいので、じっくりやったらどうなるか。
5月26日はパンドラの塔があるので買うかどうかは正直なんとも言えないが……。
まあ余裕があったら買ってみてもいい。せっかく体験会に参加したんだしね。
最後に、順番が前後するが料理の紹介をしよう。ギリシャ料理ですよ!
料理は1皿ずつ順番に出てきて、そのたびに店長さんが
「ここは ギリシャりょうりの せんもんてん。
にくの しゅるいは なんだとおもう? ……そう あんたの にくだよ!!」
みたいな感じで料理を一つ一つ説明してくれたぞ。
実際はもっと真面目に解説してます。
テーブルを俺含めたブロガー6人で囲んでの食事でドリンクは飲み放題無双。
昼間なのでアルコールは無し。
ジンジャエールとジンジャエール辛口とオレンジジュースとコーラ飲んだ。
まず出てきたのがピンチョス。チーズとかなんか色々を串にさしてある。
そこそこ。
次に出てきたのがピザの生地部分っぽいパンに
豆やタラコなど3種類のソースをつけて食べる料理。
これはうまかった!パンがうまい!パンだけでいいくらい!
ソースが余ったので最後に俺が全部乗せして食べました。
続いて白身魚のフライが登場。
揚げ物ですよ!!!!!!!!!!!!!揚げ物!!!!!!!!!!!!!!!
衣がサクサクしててるしソースもうまい!
山盛りのサラダも登場。
乗っかってるチーズはかなりクセがあったがそれ以外は普通のサラダ。
ムサカ登場!
ギリシャ語で「冷めてもおいしい」という意味の食べ物で、
じゃがいもでひき肉とナスを挟んだ料理。
これイチオシ!ミニストップとかでも売るべき!
ジャガイモのホクッとした食感とひき肉とソースの味が絶品。
あと5個は食いたかったわ。ジオンの戦艦みたいな名前なだけはあるうまさ。
エビとカニと貝の海鮮盛り合わせ。
個人的に苦手な味だったのでチビチビ食べました。
最後にデザートでヨーグルト。
シナモンの味が強くて、得体のしれない果物がついてきた。味は普通。
なんか「うまい!」としか書いていないが、
食べなれてない料理ばかりで表現が分からなかったのだ……。
ギリシャ料理と聞いてどんな味かと思ったが、
割と日本人向けというかクセの無い味付けだったな。
パンとフライもうまかったけどムサカが気に入ったぜ。
帰りにギリシャビールと無双ボールペンをおみやげに貰って帰宅。
ギリシャ尽くしの体験会だったぜ。
ゲームやスタッフトークも面白かったし、料理を食べながらだったので
他のブロガーさんとの会話もできて楽しかった。名刺も3枚貰っちゃったぜ。
また食べたいのでTORY無双猛将伝が発売の際は是非体験会をよろしくお願いします!
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これもあさごはん記事のおかげなのかな?
ぶっちゃけトロイ無双より料理の方に興味が(ry