絶対SIMPLE主義

死力を尽くしてSIMPLEシリーズを応援するブログ

「はじいて!ブロックラッシュ」&「あつい12ゲーム フリフリパーティー」レビュー

・はじいて!ブロックラッシュ

たたいて!モグポンに続くアジェンダ製wiiウェア第二弾。
お値段は500ポイント。
360度すべてが戦場の新感覚ブロックくずしだ。
ブロックがワープしたり飛んできたりするので、
画面内を浮遊しているボールを直接リモコンのポインター操作で弾いてブロックを破壊する
モグポンと同じでゲームオーバーは無く、
いかに素早くブロックを破壊出来るか、いかに高得点を稼ぐか、ということだけが目的。
間口は広く、しかしストイックなのがアジェンダ製wiiウェアの特徴か。

モグポンに比べるとテクニカルな内容で、
最初はボールを弾くのが結構難しかったりするが、
慣れてきて思い通りの場所にボールを弾いたり、
高得点が取れるようになってくると一気に面白くなる。
狙って連続してブロックが破壊出来た時など脳から汁が飛び出すぞ。
ボタンで複数回特殊能力が発動できるボールも存在し、
この使いどころを考えるのもなかなか楽しい。
1ゲームが短いので温存してるうちにゲーム終了してしまうこともしばしば。

モグポンもそうだけど単純に遊んでて気持ちいいんだよねこのゲーム。
ボールを弾く感触とかブロックを壊す感触とか効果音とか、
そこら辺が実によく出来てる。それでいて操作が簡単で1ゲームも短いのでお手軽。
うむ、プロの仕事だ。

「新感覚“攻める”ブロック崩し」というキャッチコピーに嘘偽りは無く。
落ちてくるボールを弾き返すのではなく、
能動的にこちらからボールをガンガン弾いてブロックを叩き壊す!
ブロックを壊すのはボールじゃない、俺が俺の手で壊すんだ!

ブロックだけではなく、
「画面下のパドルを動かしてボールを弾いてブロックを壊す」
という、ブロックくずしの概念そのものも破壊してしまった快作。
アジェンダ!お前のせいでこのブロックくずしも破壊されてしまった!
DSのブリックダウンもなかなか尖っていたが、ここまで豪快ではなかったなあ。
どっちが好きかと言われたら迷わず断然絶対ブリックダウンだが。
ブロックラッシュがつまらないわけじゃない、ブリックダウンが面白すぎるのだ!
あのおもちゃ箱をひっくり返したようなバラエティ豊かなゲーム構成は……っと、
今はブロックラッシュだったな。ブリックダウンは前にレビューしたのでそれを。

かなり地味ではあるが、モグポンと同じで
操作する楽しさ、1ゲームの短さも含めたお手軽さ、ストイックさの3点を
きっちり抑えて作られている。やるねぇアジェンダ。500ポイントなら文句なし。
次回作も楽しみにしているぞ。

・あつい12ゲーム フリフリパーティー

元々「プレシェキ!」というタイトルで開発が進められていたソフトで、
「リモコンを振る」操作ばかりのミニゲームを12個詰め込んだ
テクモ製のミニゲーム集だ。お値段500ポイント。
フリフリの服を着た女の子が集まってパーティーするゲームじゃないのでご注意を。

ミニゲームはどれもひたすらリモコンを振りまくる単純なもの。
タイミングよく振るとか、力加減を調節して振るとか、ボタン連打と併用して振るとか。
斬新さがあるわけでもやりこみ要素があるわけでもなく、ただただお手軽なだけ。
とはいえ単純ながらどのゲームもうまくまとまっていてアツくなるものが多く、
1ゲームが数秒から数十秒で終わる短いものばかりなこともあって、
ついつい腕が痛くなるまで「もうひとフリ!」と遊んでしまう。
わざわざ買うほどのものでもないけど、
500円ならこういうお手軽なゲームはあってもいいと思う。
wiiウェアで単純なゲームはいくらでもあるけど、
ここまでストレートに「お手軽なミニゲーム!」を貫いてるゲームって意外と少ないしね。
ルール説明から画面の切り替えまでテンポ良く作られているし、
キャラも明るく楽しげで取っ付きやすい。お手軽パーティーゲームとしてはいい仕事よ。
死臭しか漂ってなかったプレシェキ!をよくここまで持ってきたもんだ。

このゲームのすべてはミニゲームをリトライする時の
「もうひとフリ/やめる」という選択肢に集約されていると思う。
リモコンを振る!振り終わる!もうひとフリするか否か!それがフリフリパーティだ!
この「もうひとフリ」ってテキストは実に秀逸だなあ。ここお気に入りです。



というわけでwiiウェアレビューを3本。
次回はマッスル行進曲を予定。これは俺も上腕二頭筋に力を入れざるをえない。






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[ 2009/06/28 05:24 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(2)

ドットと踊れ、ビートを刻め「BIT.TRIP BEAT」

忘れた頃にBIT.TRIP BEATのレビュー!

BIT.TRIP BEATはアークシステムワークスがwiiウェアで配信する洋ゲー。
お値段は500ポイント。

画面右からドットが飛んでくるので、
画面左にあるパドルを動かしてひたすら弾き返す。
基本ルールはこれだけ。非常に単純だ。所謂カジュアルゲームってヤツですかね。
モチーフは言うまでも無く「PONG」。
70年代的なクラシックゲームを2009年の技術でアレンジしたような作品。

内容は単純だが、派手なエフェクトと、ノリの良いBGM、
8bit感覚溢れるピコピコしたSEのおかげで
ドットを打ち返すのが気持ち良いんだよなあ。
飛んでくるドットもリズムに合わせてフェイントをかけたり分裂したりと多種多様だから、
打ち返していて気持ち良いしゲームとしてもちゃんとバランスが取れている。
ドットの軌道はこれだけバリエーションを出せるなあと感心したよ。
ミスし続けると画面が白黒になって
「ビー ビー ブー ブー」っていうショボい音だけになったりするのも楽しい。
死ぬけど。

「“光と音=BEAT”に乗せ、8bitの宇宙へと“旅=TRIP”に出発しよう!」

という公式のコピーには納得だな。まさに「BIT.TRIP BEAT」だよ。

パドルの操作は方向キーではなく、
wiiリモコンを横持ちにした状態「ひねって」行うんだが、
この少々もどかしさもまた良いアクセントになってる。
ボリュームコントローラーに近い感触かな。
単純ながらセンスの良さと純粋な気持ち良さが光る。

ただ、ゲームバランスと肝心のエフェクトに多分に問題あり。
全3ステージとなっているが、基本覚えゲーにも関わらず1ステージがやたら長い。
そこそこ難易度が高いのにこの長さは辛い。
ルールは単純なのにお手軽にサクッと遊ぶことが出来ないし、
ゲームオーバーになって最初からやり直すのも大変だ。
1ステージを半分に分割して、全6ステージにしたら丁度良くなるくらいじゃないかなあこれ。

エフェクトも見栄えはするんだが、パドルが黄色いのに背景が黄色くなったり、
基本の背景が黒なのに
薄青色の死ぬほど視認し辛いドットがマシンガンみたいに連続で飛んできたりで
かなり遊びづらい場面が多々ある。ついでにパドルが短めなので苦戦は必死。
バドルはパワーアップして伸びた時の長さを標準にするくらいで丁度良いような気がする

個人的に「外人が作るカジュアルゲームはセンスは良いけど冗長なのが多い」
という偏見を持っているんだけど、これは見事にそれに当てはまっちゃってるねぇ。
いや日本人のゲームにだってそんなのいくらでもあるけどさ。
「EVERY EXTEND EXTRA EXTREME」とか。PSP版は好きよあれ。

センスは良いしゲームとしても悪くないんだが色々と惜しい作品。
オススメ出来ないが、まあ500円だし、
公式のPV見てピンと来たら買っちゃってもいいかも。ピコピコ。





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[ 2009/06/28 05:20 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(0)

質素、しかしそれでいて骨太「つっぱり大相撲wii」

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つっぱり大相撲wii、俺の双葉山(ぼくのおよめさん)が全場所制覇したぜー!

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最終成績。300勝のスーパーレディだ!
ウルトラマンやガンダムや仮面ライダーが角界に殴りこんできても負けねぇぜ。

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大活躍で表彰状もゲット。何故かこのイベントだけカタカナ。
ヒョー・ショー・ジョーって書かれるとビューティフル・ジョーみたい。

というわけでクリアしたのでレビューだ。
一応俺はつっぱり大相撲シリーズは初体験。

モードはオリジナル力士を育成して横綱を目指すモードと2P対戦のみ。
wifiには非対応。
基本的な流れは「3種のミニゲームでステータスアップ→試合の繰り返しのみ」
とかなり単調で出来ることは少ない。
育成とはあるがパラメータ上げるだけで
レベルアップとかスキルとか新技の習得とかそういう要素はナシ。
時折イベントが発生したりはするが、数が少ない上に、
「双葉山が結婚しました!」「双葉山が芸能界デビューしました!」
とか短いテキストが出るだけで、グラも全部使いまわしと非常にショボい。
力士の見た目を変更するエディットも色が変更できるだけで
顔もまわしのデザインも1種類だけとなんとも寂しい内容。
一応顔をmiiに出来るし男女も選べるけどね。

練習できるモードが一切無いのも辛いな。
対戦モードはCPU対戦が無いし、
力士は複数育成可能なんで練習用の捨て力士を……と思っても、
個人成績以外のトータル成績があるからそこで負け数がカウントされてしまう。

wiiウェアってことを考慮しても非常に質素な内容ではあるんだが、
メインの試合が面白いんだわ。
基本的にリモコン横持ちで操作するんだけど、
Aボタン連打でゲージを上げてリモコン振りで投げるって操作が凄く気持ちいい。
ボタン連打やリモコン振りを安易に組み込んだゲームってのは好きじゃないんだけど、
これはきっちり生かしてある。このゲームは連打と振りがあった方が面白い。
力士の動きと操作がマッチしているから操作してて気持ち良い。

吊りやつっぱり連打で相手の体力を削ったり、
逆に相手のつっぱりをいなしてスキを作ったり
相手のゲージが溜まった状態でつかまれたので素早く振り払ったり、
駆け引きの要素も強い。そして何より試合のテンポの良さが素晴らしいな。
速攻でキメようと思えば数秒で終わるし、長引いても30秒以上かかることはまず無い。
操作する楽しさとテンポの良さ。この2点がきっちり出来ているからダレないし楽しい。
試合前のミニゲームも特別面白くは無いが、
まあ長すぎず複雑すぎずでいいアクセントにはなっているかな。

ゲーム構成が単純なのはこのゲームの場合むしろプラスになっていると思う。
ちょっとした時間にちょっとだけ遊んだりも出来るし、妙な中毒性がある。
「○○だけでクリア!」とか「○○勝達成!」とかの条件を満たすことで
開放される称号が何十項目もあったりもするし、
世界制覇あともダラダラとプレイを続けることが可能。
単調なんだけど芯はしっかりしてるし中毒性があってダラダラ遊べる。
これはwiiウェアに凄くマッチしている内容という感じがするな。
自分なりの戦い方を見つけていくのも面白い。

ショボいイベントもなんか味があって好きだなあ。

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双葉山と結婚したのオレオレ。
1枚目の顔が違うのはエディットにmii使ってすぐやめたせいね。

こんなイベントなんて言ってしまえば人生ゲームwiiと大差ないと思うし、
練習出来ないとかwifiが無いとか、
ここら辺は対戦ゲームとしては結構致命的な気がしないでもないんだが、
遊んでてあんま気にならないのは
ファミコンのゲームっぽいゆる~い空気が心地良いせいかもしれない。
シンプルなゲーム構成とか親方の適当なセリフとか、
なんかこう、良い意味でファミコンのゲームっぽいんだわ。そこが好きだ。

ただ、wifiだけは欲しかったなあ。
CPUが最後の最後まで弱いんでそこが物足りない。
開始と同時につかんで速攻で肩すかしを決めれば大体勝てちゃう。
ゲーム的にも対人戦の方が圧倒的に面白いと思うし、ここだけは残念。

公式のグラフィックはお世辞にも面白そうに見えないし、
ゲーム内容は非常に質素ではあるんだが、
一番重要な試合部分はなかなか骨太な作り。予想に反していいゲームだったぜ。
何より独特のゆるい雰囲気が気に入った。これで1000円ならOKだ。
しかし物足りない部分がちょっと多かったんで是非続編が欲しいな。
そのうち頼むぜテクモ。



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[ 2009/04/17 01:19 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(12)

「高橋名人の冒険島wii」&「ハドソンセレクション 高橋名人の冒険島」レビュー

高橋名人の冒険島wiiをクリアしたので、
ハドソンセレクション版と合わせて感想を!

ちなみに俺が遊んだことのある高橋はFC版、ハドセレ版、wii版だけね。

・高橋名人の冒険島wii
wiiウェアで配信された高橋名人の冒険島の完全新作。
お値段は1000ポイント。
斧、槍、ブーメランの3種類の武器を使い分けてゴールを目指す
オーソドックスなジャンプアクションゲーム。
単純にクリアするだけでなく、
ステージ中にばら撒かれているメロンを集めるなどのやりこみ要素もある。

クリアして思うがやっぱ難易度低いなあ。
ボスの攻撃など一撃死もあるものの、
基本的には弾や敵にぶつかってもライフが減るだけなので、
実質ライフ制と言ってもいいシステムになっているのと、
メロンとの交換で手に入る、2段ジャンプや強化武器、
ボタン連打で足バタバタさせて滞空出来る能力が便利なせいもあってヌルい。

操作性もイマイチ。
レスポンスが悪いので、狭い場所でギリギリのジャンプしようとすると
ジャンプが発動せずに落下したりする。
最初は「ちょっともっさりしてるくらいかな?」程度に思ったんだけど、
後半のステージとかはこれが響いてちょっときつかったよ。最大の敵は操作性だった。
ちょっとジャンプしただけで画面が上に動いて足場が確認しづらくなるのもどうか。
なんていうかアクションゲームの根本部分でのノウハウが不足しているなと感じたよ。

あとボリューム。
4エリア16ステージで終わりなのが非常に食い足りない。
高橋名人なんだからてっきり7エリアはあると思ったんだけど……。
折り返しだと思ったらラスボスでエンディングで唖然。
一応クリア後にボスとぶっ通しで連戦するエキストラステージも出るんだけど、
1エリアにボス1体だからラスボス含めても4体だけなんだよねボス。
少しは手こずったけど普通にクリアできた。食い足りねぇ。
音楽も微妙だった。なんだあの無敵になった時の腰の抜ける音楽は。

いや、面白いかつまらないかと聞かれれば十分面白いんだわ。
操作性は良くないけど、ステージ構成自体はよく出来ていると思う。
デキの悪い横スクロールアクションにありがちなダラダラ感も無いし、
シンプルさは失われてしまっているが、
2段ジャンプなどでアクションの幅を広げているのもこれはこれでいいと思う。
ボリュームの無さも、ちゃんと集めた数がステージごとに表示されるメロン集めや
一定条件クリアでコスチュームが増える名人アクションなどで
一応カバーできてないこともない。
1000円ということを考えれば十分な内容ではあると思うんだけど、
やっぱりなぁ。全体的に物足りなさが残る。

妥当ではあるが残念。って評価かな。

ていうか俺の場合、難易度高めで7エリアある
ハドソンセレクション版の後に続けてやったのがマズかったわ……。
逆なら確実にもっと楽しめたと思う。

・ハドソンセレクション 高橋名人の冒険島
こちらは2003年に定価3000円でGCとPS2で発売されたソフト。
一応、初代のリメイクという位置づけで音楽もアレンジになっているが、
初代のステージ構成を再現しているのは最初の方だけで、
後は完全なオリジナルステージ。
これは当時のハドソンセレクションシリーズのコンセプトだったそうな。
ゲームは2Dのジャンプアクションだがグラフィックは3Dとなっている。

ステージ数は全7エリア28ステージ+ラストステージの合計29ステージ。
3種類の武器とジャンプ、ダッシュのみとシステムは初代と同じ。
やりこみ要素としてはフルーツの収集がある。
ステージごとに収集率が表示され、90パーセント以上だったらハチスケマークをゲット。
マークを一定数集めるごとにおまけが解禁されていく。
おまけは音楽をファミコン版と同じに出来るとか、シュウォッチで遊べるとか色々。

このハドセレ版はとにかく難易度が高い!
ファミコン版に比べれば易しいんだろうけど、
フルーツはすぐ消える、足場はすぐに落ちる、敵は猛攻、もちろん一撃死。
敵配置やトラップの位置が完全にこっちの動きを想定して組まれているため、
とにかく死ぬ!殺される!ぶっ殺される!
敵を避けながら急落下する足場を乗りついで
ようやく地面に足をついたと思ったら岩が転がってくるとか!
緊張感はwii版の非ではなく、アッというまに高橋名人の死体の山が築かれていく。

それでも理不尽さは感じない。
wii版と違って操作性は良いからそこでひっかかることがないし、
各ステージにはチェックポイントが4つもあり、残機があればそこから再開できる。
ボスのいるステージは、4番目のチェックポイントからボスの部屋までの間に
必ず1UPアイテムが隠されているのはスタッフの優しさを感じたな。
こういう心遣いは嬉しい。何度でも挑戦したくなる。

ジャンプアクションとして非常に良く出来ているんだが、
難点はボスの弱さと画面の見辛さ。
道中に比べてボスは難易度が低く、似たようなデザインばかり。
ラスボスも音楽と背景はすげぇカッコいいし結構強いんだけど、
それでもそこまでの道のりに比べると弱いんだよね。もっと鬼で良かった。

画面は3D化の弊害で、
敵のグラフィックが背景に溶け込んでしまって見づらいシーンが多々ある。
wii版は3Dでも見やすかったんだがこっちは純粋に見づらい。
特に、触ると即死の焚き火と、
背景の松明の炎のエフェクトがまったく同じなとこなんかは軽く正気を疑う。
配置の高さが全然違うから慣れれば問題ないんだが、いくらなんでもこれはなぁ。
同じくハドソンセレクションのPC原人は、
3Dでありながら原作の雰囲気を大事にしていたのに、
こっちはポリゴン丸出しの見辛い3D。これは残念。

画面は見辛いがシンプルかつ歯応え十分。
難しい!でも繰り返し遊んでしまう!
非常に完成度の高いジャンプアクションだ。
こういう低価格3D化リメイクというのはセガエイジスが失敗していたが、
ハドソンは良くやったよ。読み込みも無くテンポ良く楽しめる。

遊んだ感触としてはwii版がスーパーファミコンのゲームで
ハドセレ版がファミコンのゲームって感じ。
完成度で言えばハドセレ版なんだが、wii版も悪くはない。
wii版とハドセレ版を一緒に買って、wii→ハドセレの順番で遊ぶのがオススメかな。
GC版ならwiiでも遊べるぜい。

さて……俺はVCで配信してる高橋名人の新冒険島でも落としてみようかね。
何故かamazonだと別のゲームとごっちゃになってるけど。

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[ 2009/04/14 01:50 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(5)

980円ではたらくヒト

新宿の狼だけじゃなくてwiiのはたらくヒトまでビックカメラで980円じゃねーか!
これも結構おもしれーんだぞ!
発売日付近に買ったのに一度もレビューしてなかったから改めてしておく!

はたらくヒトは50種類以上の職業を題材にしたゲームが収録されているミニゲーム集。
地球に衝突する隕石を破壊するために、
仕事で稼いだお金を使って隕石撃退アイテムを通販で買う!という内容だ。
メーカーはwiiウェアで大活躍中のハドソン。

ミニゲームは漁師に社長にウェイターに特撮ヒーローにゲームクリエイターにと、
50種類以上あるだけあって多種多様。とにかく働いて地球を救え!
ゲームクリエイターだって、地球を守れるんだ!

まあ、ゲームクリエイターといいつつ、
やるのがハドソンのレゲーキャラのドット打ちだから、
多分携帯アプリのスタッフとかだと思うけど。

ドッターだって、地球を守れるんだ!

ミニゲームは単純なモノばかりだけどそれだけに中毒性はある。
同じミニゲームを繰り返し遊ぶと経験値がたまってレベルアップして、
より難易度が高くて報酬の高い仕事が選べるようにもなる。
ランダムでイベントも発生するし、新しい職業もポンポン追加されるから飽き辛い。

ミニゲームで金を稼いでアイテムを買い、
隕石を攻撃するというのが基本的な流れだけど、
通販で買えるアイテムは新しい職業を増やすためのコスチューム、
サポートアイテム、コレクションアイテムの3種類。
隕石に攻撃するアイテムは金で買うことは出来ず、
この3種類のアイテムを購入した時に
もらえるポイントを消費して交換してもらうシステムになっている。
この通販のバランスはかなり絶妙。
攻撃アイテムも金で買えるようになっていたら、
隕石撃墜に終われて他のアイテムが買い辛かったと思う。
職業を増やしていくと自然に攻撃アイテムも手に入るってバランスがいいね。
コスチュームとサポートアイテムよりも、
買う意味があんまりないコレクションアイテムの方が
もらえるポイント高いってのもバランス取れてる。

隕石はHPと、地球に到達するまでの時間が設定されている。
攻撃アイテムにはHPを削るものと到達期間を延ばすものがあるので、
残り時間や自分のポイントと相談しながら上手く使い分ける必要アリだ。

ミニゲームや買い物も楽しいんだけど、シナリオやキャラの雰囲気がいいわ。
デモシーンのゆるい雰囲気やテキストは遊んでいてて楽しいし、適度にバカだ。
地味にデモシーンのイラスト枚数も多かったりする。
「隕石の破壊が目的」と書いたがこれは一番最初の話。
最初の隕石を破壊した後はなんだかよく分からないものが次々に地球にやってくる。

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宇宙美少女とか(※パンチラあります

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赤い彗…赤い水性とかも来るぞ!

終始こんなノリです。
こういうゆるい雰囲気のバカゲーは大好き。

欠点はミニゲームのバランスかな。
ミニゲームは50種類あるだけあって練りこみ不足のものが結構ある上に
「面白くて稼げる仕事」と「つまらなくて稼げない仕事」がハッキリし過ぎてる。
細かいイベントデモやテキストスキップ出来ないのもちょっとだるい。
そんなに長くはないんだけど、繰り返し遊ぶとなるとちょっとね。

でも、ミニゲームの繰り返しでも飽きない工夫がしっかりとされているし、
コレクションアイテムなどの収集要素もある。
飽きさせない工夫と独特のゆるいノリで同じことの繰り返しでも楽しませる。
SIMPLEシリーズで言うとTHEタクシーやTHE歯医者さんに近いかな。
大味なのは確かだけど地味に遊べる一品。音楽もさりげなくいいデキ。
隠れた良作……とまではいかないが、980円なら一度手にとって見てください。



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[ 2009/04/07 10:17 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(13)

「Fun! Fun! Minigolf」vs「おきらくパターゴルフ」

やろうやろうと思っているうちに一ヶ月過ぎてしまった
ファンファンミニゴルフとおきらくパターゴルフのレビューを今更。

Fun! Fun! Minigolf 1000ポイント

おきらくパターゴルフ 500ポイント


どちらもwiiウェアのパターゴルフゲーム。
値段は違うが内容は似ているしホール数も全27ホールと同じだ。
直接比較してレビューするぞ。

さて……wiiのゴルフゲームとなれば久々にコイツの出番だな……。

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[ 2009/04/05 09:53 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(8)

アメリカ製のダメゲーがなんと500円!「メジャーリーグ・イーティング」

本日配信のwiiウェア最新作、メジャーリーグイーティング!
早速ダウンロードして遊んだので感想を書くぜ!

メジャーリーグ・イーティング

メジャーリーグイーティングは大食いを題材にした対戦アクションゲーム。
登場するのはアメリカのテレビ番組などで活躍している
実在のフードファイター達で、日本人の選手も何人か登場する。
モードは一人プレイ、対戦、ネット対戦の3種類のみで難易度設定は不可能。
ルールは制限時間内にたくさん食べた方が勝ちというオーソドックスなものだ。

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対戦前にはダッチワイフみたいな人が出てきて動画で操作を説明してくれる。

食べるものによって微妙にリモコンの操作が違うが、基本的には

リモコン振って食べ物を口の中へ

口の中に入れた食べ物が左上に表示される
動くマーカーが食べ物に合った時にタイミングよくボタンで咀嚼

食べ続けると胃腸ゲージがどんどん上がっていくので、
適度にAボタン+リモコン振りで体を動かして消化


この繰り返し。
口の中に食べ物を入れすぎると吐き出してしまうので適度な量で止める。
胃腸ゲージがマックスになるとゲロを吐いて負けになる。
時たま、ゲップやオナラで相手を攻撃出来るアイテムが手に入る。
などを考えながらタイミング良く食べる必要がある。

単純なゲームなんだけど……なんていうか汚いよなこれ!
食べ過ぎてゲロ吐くと負けとかオナラで妨害とかおかしいよ!
☆マークのアイテムをとるとミニゲームを発生するんだけどそれがまた……。

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ミニゲームの一つ、「ゲップ大会」。
対戦している二人が同時に口からゲップを発射!
毒霧と放射能火炎に見えるけどどっちもゲップ!
出たゲップがかめはめ波とギャリック砲を撃ち合う悟空とベジータのようにぶつかるので
Aボタン連打でひたすら押す!押し勝てば相手を一定時間行動不能に出来る。
発生中ずーっと、
「ゲップ!」「ゲェェェェェ~~ップ!」「グェップ!」
と、生々しいゲップ音が響き続けてるのがまた汚い。
ゲップというかカエルの鳴き声みたいに聞こえる。

終始こんなノリ。
バカゲーは好きだけどちょっとこのノリはついていけないなぁ……。
これはバカというより単純に汚いだけだと思う。
出ているフードファイター達はこれに怒ったりしないんだろうか。
俺がコバヤシだったらホットドックぶん投げてますよ!
これまで料理を題材にしたゲームというのは沢山出ているが、
遊んでいてここまで食欲が失せるゲームというのはちょっと他に無いね。

まあゲームとしては遊べなくもないかなぁ。
単純な内容なんで純粋に対戦ミニゲームとして見れば引っかかる部分は無い。
けど一回クリアしたら十分だね。
底が浅くてハマる要素も無いし、ゲームとして斬新な部分も無い。
何度も遊びたくなるような内容でもない。

ゲップやオナラを出してる時は食べ物を口に運ぶことは出来ないが、
咀嚼することだけは出来るので、
ゲップやオナラを出す時は口の中に食べ物を沢山詰め込んでる時の方がいいとか、
制限時間がゼロになった時に口の中に入っていた食べ物は
食べた物としてカウントされるので、
残り時間が5秒くらいになったら噛まずにギリギリまで詰め込んだ方がいいとか、
戦略性も無くは無いけどやっぱ汚いよこれ!そんなところで戦略性とかいらないよ!
敵が結構強くて繰り返しプレイしているうちに、
そういう小技的なテクニックを自然と身に着けていた自分が嫌だよ!

「アメリカ製のダメゲーが500円で買える!」
という部分にティン!と来る人以外にはまったくオススメ出来ないね……。
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[ 2009/03/24 20:14 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(6)

これが1000円かと素直に驚けるデキ「マッドセクタ」

マッドセクタ、イージーとノーマルをクリアしてハードにチャレンジ中。
5040円でも売られてそうってのは確実に言い過ぎだったが、
それでもかなりの完成度だったぞマッドセクタ。
同時配信されて値段も一緒の人生ゲームとは大違い!
タムソフトとドリームファクトリーくらい差があったね!
「あんま変わんねーじゃねーか」とか言った奴は俺が処刑する.。
高橋名人にはナスを食べてもらう。

マッドセクタは巨大昆虫の群れが潜む惑星を舞台にした全13ステージのFPS。
メイン武器はロケットランチャー、マシンガン、アサルトライフル、ショットガンの4種類。
サブ武器には電撃ムチとグレネード。
武器にはそれぞれ初期武器+レベル2武器+レベル3武器の3つが存在する。
ステージは大きく分けて殲滅ミッション、防衛ミッション、突破ミッションの3種類だ。
シビアな操作や面倒なミッションというものはなく、
基本的にはひたすら撃ちまくってガンガン敵を倒していく内容になっている。

シナリオはちょっとした会話デモがある程度でたいした内容でも無いし、
ステージは割と似たような背景の物が多く、敵のバリエーションも多くない。
ここら辺はやはり1000円だなって感じなんだが、
操作性とゲームバランスが非常に丁寧で遊んでて楽しい。

どのステージも敵配置や構成がちゃんと考えられているし、
方向キーでの一発武器切り替え、リモコンを振るだけで行えるリロード、
ヌンチャク振りで行える電撃ムチ攻撃に体液の拭き取りと、
wiiリモコンの機能を生かしつつストレスの無い操作形態にしている。

特に敵の体液が体に付着した場合、
ヌンチャクを振って素早く拭き取らないとダメージを受けるシステムと、
ヌンチャク振りで出る電撃ムチがいいんだよなあ。
前者はいいアクセントになっているし、
後者は破壊力が高くて使ってて気持ちいい。
ヌンチャク振り回して敵昆虫をブシュブシュ叩き潰していくのが爽快。
一度使うとしばらくチャージしないと使用出来ないのがまた熱い。

基本的には撃ちまくればいいんだけど、
どの敵にも弱点になる部位が存在していて、
そこをちゃんと狙えば有利になるってバランスもいいね。

グラフィックもかなり頑張ってて
ちゃんと60フレームで動くし処理オチも全然しない。
こういう撃ちまくりのゲームはやっぱ敵が沢山でてこないと面白くないもんだが、
かなりの数の敵が波のように押し寄せてくるので迫力は十分。
パッと見はwiiウェアのゲームには全然見えないよねぇ。

ステージは13だが、難易度は5段階……らしい。
最低難易度のイージーでも結構歯応えがあるというか、
俺は最初にやったノーマルが難しすぎてイージーからやりなおしたんだが、
さらにハードの上に二つ難易度があるとか冗談はタカラトミーですよ。
いやタカラトミーは冗談でやってないからタチが悪いんだけどさ。
とにかくボリュームに関しても十分だろう。
ハードの途中だけどもう値段分の元は取れるくらい遊んだぜ。

難点はミニマップの見辛さと難易度。
ミニマップは表示が小さいのと、高低差の分かり辛さのせいでかなり見辛い。
難易度は簡単なら簡単、難しいなら難しいでいいんだけど、
防衛ミッションとそれ以外で難易度の差が激しくて、ちょっとバランス悪く感じたかな。

このゲーム、難易度こそやや高めだが、
操作もゲーム内容も単純で分かりやすいため、FPS初心者でもとっつき安い。
思いっきり洋ゲーな雰囲気だけど、
そう考えると意外とwiiのユーザー層にマッチしていると言えなくも無い……かな?
ちなみに開発は海外メーカーかと思いきや日本のシェイドというメーカーだった。

http://www.shade.co.jp/

家庭教師ヒットマンREBORN!、ネギま、
武装錬金、トップをねらえ!、ラーゼフォン、サクラ大戦V荒野のサムライ娘。
ほとんどキャラゲー専門の下請けで、
マッドセクタみたいなゲームを作るようには見えないから驚いたわ。
トップをねらえ!のゲームつまんなかったなぁ……。懐かしい。

前にTHE地球防衛軍には似てないと書いたが、やってみると似てるわ。
異星を舞台にしたSFのFPSなんで
雰囲気やノリ、ステージ構成は全然違うし、敵もあそこまでデカくは無いんだが、
低価格作品として避けられないチープさを抱えつつも、
ゲームとしての面白さと分かりやすさ、
敵を撃つ気持ち良さをしっかり抑えてある辺りが似てるよこれ。
なんとなく昔のアクションゲームっぽい手触りなんだよねこのシンプルさが。
wifiで協力ミッションやランキングもあるし、
1000円でここまで作りこんだのは素晴らしい。素直に素晴らしいと言える。
低価格ながらFPSの面白さをギュッと詰め込んである。
俺が今まで遊んできたwiiウェアの中でも最上位クラスの良作。
ボードウォリアーズも面白かったし最近のハドソン輝き過ぎだぜ。
全難易度クリアまで頑張って遊ぶぞ!


最後に一言。








買わなきゃハドソン! このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2009/03/12 01:29 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(20)

こんなものを1000円で売るんじゃねぇ!「人生ゲーム」

wiiウェアの新作、人生ゲーム遊んだぜ!
いや、想像以上にひどかったわ。
フリゲー以下のものを500円で売るな!」を超える
「体験版以下のものを1000円で売るな!」が来た。

人生ゲームwiiはタカラトミーの人生ゲームシリーズ最新作。
お値段は1000ポイントだ。
ゲームとしてはまあ普通に人生ゲーム。
参加人数を決めて、複数いるキャラと職業を選択してスタート。
ルーレットを回して進んで最終的にお金を一番持っている人が優勝なんだが……。

まずマップが一つだけで固定。
しかもゴールが無くて狭いマップをグルグル回るだけで、
15ターン経過すると強制的にゲーム終了。ターン数も固定で変更は不可能。
イベントは全部、マップ上でテキストだけがダラダラと表示されて
プレイヤーキャラがリアクションを取るだけなので面白みはゼロ。
あまりの手抜きっぷりに驚愕した。
ファミコンで最初に出た人生劇場だってイベントはちゃんと画面切り替わったぞ!
止まれるマスは金の増減とカードマスくらいというシンプルさ。
カードだって出目を指定出来るくらいの単純なものしかない。
ミニゲームの類も一切無く、過去作にあったキャラエディットも不可能。

人生ゲームなわけだから戦略的な要素というのはそんなにいらないとは思う。
お手軽に誰でも遊べるのが大事なゲームだからね。
しかし過去作にあったミニゲームとエディット機能無し。wifi対戦無し。
キモであるイベントは手抜き、マップは一つ、15ターン制限。セーブ不可能。
どうやって楽しめばいいんだと聞きたくなるくらいに内容が薄い。
これはライト向けとかファミリー向け云々じゃなくて純粋に手抜き。
CPUとの対戦であることを差し引いてもつまらな過ぎるよ。
マップも超狭い。15ターン経過するまで3周もしちゃった。

クリアすると自動でリセットがかかるのも驚いたわ。
ゲームが終わると強制的に最初のwii本体の注意書きのところまで戻される。
ビックリした。なんかのバグかと思ったぞ。
ユーザーに驚きを提供するタカラトミー。

いや、しかしちょっと待って欲しい。
これはテレビゲームと考えるからダメなんだ。
エディット機能が無いとか、ミニゲームが無いとか表面的な考えじゃいけない。
あくまでもボードゲームの人生ゲームをwii上でエミュレートしたものと考えるんだよ。
ゲームソフトではなくツール、電子ホビー的なソフト。
そう考えれば納得でき……




1225346985717.jpg


オリジナルのボードゲームの人生ゲームと比べても全然ダメダメだよこれ!
システム的にもボリューム的にも完敗……。
過去にスーファミやPSで出た人生ゲームもいくつか遊んだことあるけど、
少なくともこのwiiウェア版よりはシステムもボリュームもまともだったぞ。

そもそも人生ゲームってのは仕事についたり結婚したり子供が生まれたりと、
まさに「人生」をボードゲーム化したものであるから「人生ゲーム」なわけだ。
だから、職業が最初に選択したもの固定で結婚も子供もなし。
ゴールも無く狭いマップをグルグル回るだけのこのゲームは
「人生ゲーム」とすら呼べないと思う。

しかも俺は未プレイだけどグラとかは人生ゲームwiiの使いまわしらしいし……。
どうにか褒められそうな部分を探してみたが本気で見つからない。
どうしようもないゲームだわ。
特に15ターン制限なんかは本気で意味が分からない。
体験版ならともかく、一つのゲームとして1000円で、
製品として売っているものになんでそんな制限をつけるんだ?

俺もwiiウェアのゲームは随分とやってきた。

おきらくピンポンWii、ブロックブレーカー、スターソルジャーR
POP、ワイルドウエストガンズ、逆襲のスペースインベーダー、
グラディウスリバーズ、ロックマン9、THEブロックくずしneo
たたいて!モグポン、バクたん、THEナンバーパズルneo、
ぽーかーず、オーバーターン、シュータント過去編、脱出ゲーム
ピットクルーパニック、ソーサリーブレード、レッツキャッチ
クリスタル・ディフェンダーズR1、ポップルと魔法のクレヨン
珍道中!!ポールの大冒険、おきらくスロットカーレーシングWii、
ボードウォリアーズ、ファンファンミニゴルフ、マッドセクタ。

そして人生ゲーム。
合計27本遊んできたが、この人生ゲームが1番ひどい!
つまらないというよりひどい!
ハドソンの本気が感じられるマッドセクタと同じ日に、
同じ値段で配信されたというが信じられないわ……。
そして3月11日現在、この人生ゲームがwiiウェア人気ランキング1位という絶望。
ネームバリュー効果だろうがこれはひどい。
こんなゲームが売れるようじゃwiiウェアダメになると思うよマジで。
wiiウェアを愛する俺としては、
この記事で少しでも被害者が減ってくれれば良いなと思います。



HNI_0003.jpg

「みなさんお疲れ様でした。いい人生を送れましたか?」



おかげさまでな!
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[ 2009/03/11 20:00 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(27)

500円なら良作だった「クリスタルディフェンダーズR1」

買ったけど感想書かずにほったらかしになっている
wiiウェアとDSiウェアのゲームを消化していくシリーズその1。

クリスタルディフェンダーズR1!お値段は1000ポイント!
ファイナルファンタジーTA2のキャラを使ったシミュレーションゲーム。
所謂タワーオブディフェンス系のゲームね。
ルールは単純で、
入り口から侵入して出口へ向かうモンスターを倒すためにキャラを配置。
あとは見てるだけで自動的に配置されたキャラが攻撃を行ってくれる。
キャラは攻撃範囲や打撃/魔法の属性、特殊能力がそれぞれ違うため、
モンスターに効率よく攻撃が当たるように、特性と配置する場所をよく考えないといけない。
モンスターを倒すと手に入るお金でキャラのレベルアップも可能だ。
モンスターを倒しきれずに出口に通してしまうとクリスタルを奪われてしまう。
一定数以上クリスタルを奪われたら敗北。
シミュレーションというよりはパズルゲームに近いか。
操作はすべてリモコンの横持ちで行う。

ステージは12+隠しステージ1。俺はちゃんと全部パーフェクトでクリアした。

難易度は低いね。敗北条件が緩いので
普通にクリアするだけだったら適当に配置してるだけで全12ステージクリア可能。
パーフェクトクリアを目指すと少しは歯応えが出てくるが、
中盤に加入するシーフのバランスブレイカーっぷりが凄まじいため、
苦戦したのは隠しステージ含めて3ステージくらいだったな。
シーフは範囲内で倒れたモンスターから得られるお金を
最大で3倍まで増やすというキャラで、
このシーフを中心に陣形を組むと嵐のような勢いでギルが入るため、
レベル最高のキャラをズラリと並べて敵をゴリ押しで殲滅可能になる。
これは緊張感が無かったなあ。
あと、後半はキャラを沢山配置したりレベルアップをさせなきゃいけないが、
一人一人チマチマと選択しなきゃいけないから少々面倒だった。

固定画面でひたすらキャラを配置するだけなんで地味ではあるが、
システムは単純ながら熱くなるし、
シミュレーションゲームが苦手な人でも取っ付きやすい。
配置したキャラがプチプチとモンスターと戦うのは見ているだけで結構楽しく、
スーファミ世代の俺としてはキャラが全部ドット絵なのも懐かしくていい。
ただ、バランスは大味だし、シナリオや派手な演出も一切無い。
このゲーム独自の強烈な個性というものもこれといって無く、
ボリュームはちょっと物足りない。
wii以前に据え置き機で出す意味もあんま無いような気がするなぁ。
これだったらdsiウェアの方が操作性を考えても合ってたと思う。

それなりに面白かったのは確か。
全ステージパーフェクトまでも4時間ほどかかったので、
まあ値段分は楽しめたとは思うんだけど……。
それでも1000円はちょっと高いって思っちゃうね。
難易度が上がって戦略性も高くなった続編のR2が出ているが、
R1が1000円でR2もまた1000円となるとさすがに買う気がしない。
R1、R2それぞれ500ポイントなら十分良いゲームだと思うんだけどなぁ……。
もしくはR1買った人はR2を安く買えるとかさ。
ゲームそのものは悪いデキではないだけに、もうちょっと頑張って欲しかったぜ。

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[ 2009/03/03 02:46 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(3)
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