絶対SIMPLE主義

今日はリクエストもあったコナミのカーブノアを紹介！
入るたびに地形が変わるダンジョンに挑むRPG。所謂ローグライクだね。
トルネコの大冒険以前にゲーム機で発売されたローグライクなんでなかなか貴重。
トルネコ以前に家庭用・携帯用ゲーム機で発売されたローグライクって他にあったっけ？
俺はこれしか知らないや

モンスターを一定数以上倒す、お金を一定数以上溜める、
オーブを一定数以上集める、などのミッションを受けてダンジョンに出陣する。
ダンジョン内で条件を満たすと
フロアのどこかに出口が出現するのでそこから脱出すればタッセイ。クリアだ。
ミッションは４種類、それぞれに１０のレベルが存在。
レベルを一つクリアするたびに次のレベルが解禁される。

ローグライクとしては非常にシンプルかつストイック。
レベルの概念は無し。敵を倒しても経験値の入手などは無し。
一定時間ステータスが上昇する薬を使うか、
入手が限られた剣と盾を拾うことでのみステータスが上昇する。
拾えたアイテム次第で生死が決まるし、
主人公が弱い上に回復手段が限られているため、
基本逃げ中心になりがちで運の要素も強め。
持てるアイテムは最大８個。アイテムの持ち帰りや引継ぎなどの要素は一切無い

本当にシンプルではあるが、だからこそいい。
トルネコにはじまり、シレンにアスカにイヅナにチョコボにポケモン。
SIMPLE1500THEダンジョンRPGにアザーライフアザードリームス。
魔界転生に王宮の秘宝テンションにと、
数々のローグライクをこなしてきた俺が今遊んでもこのカーブノアは十分面白い。
とにかくお手軽さがいいんだわ。
１ゲームが１ミッションで完全に完結していてルールも単純。
なおかつ１ミッションが１０分と掛からずに終わるから、
ついついもう一回、あと一回と遊んでしまう。
成長要素なり蓄積要素のあるゲームじゃこのお手軽さは出せないぜ。
操作レスポンスも軽快。

回復手段が少ないせいで敵の攻撃一撃が後々にまで響いてくるゲームなので、
１フロア１フロアで詰め将棋みたいな動きを要求されるから熱いんだ。
序盤こそ簡単だか高レベルのミッションになるとマジ命掛け。
規則性のあるモンスターの動きや、
落とし穴や隠し通路も考えながら１歩１歩進まないといけない。
アイテム回収や救出ミッションならザコと戦う必要はないし、
討伐ミッションでも見るからに強そうな強敵は避けて、
弱い敵だけを始末するのがセオリーだから敵を避けるのに緊張感あり。

BGMもGB音源の良さが生かされていて雰囲気バッチリ。
当然よ！音楽が良くないコナミ製ゲームボーイソフトなんかねぇんだからな！
ミッションクリアすると「タッセイ！」って合成音声で喋るトコや、
ゲームオーバー時の夕日に向かって黄昏てる主人公の絵もなんだか味があっていい
雰囲気としてはファンタジーRPG！なんだけど、
どこかほのぼのした雰囲気があるんだよなこのゲーム。そういうとこも好きだ。

コナミのモンスターゲートは不思議のダンジョンの亜流でもなんでもなく
純粋にこれの発展形だと思うなぁ。
極限まで削ぎ落とされたゲームシステムとテンポの良さが後を引く一本。
ダンジョンRPGが好きな人は是非一度。

今日は大ジャレコがＧＢ大初期に出した大ロボットアクションシューティング、
バトルユニットZEOTHを大紹介するぜ！
どうもジャレコというとファミコン時代がピークで
代表作のほとんどはファミコンに集中しているという印象が強いが、
ゲームボーイでもかなり面白いゲームを何本も出しているのだ。
その一つがこのゼオスよ。



スタートするといきなり登場する自機の絵がカッコイイ！
レイズナーっぽいが結構先鋭的なデザインだぜ。
この後の発進デモもいい感じ。



パッケージのラベルとデザインが違うような気がするが気にするな！
フォーメーションＺのパッケのメカの変形機構がいい加減なのと似たようなもの。

ゲームは奇数ステージは強制横スクロールアクション、
偶数ステージは上か下に進む任意縦スクロールアクションという変則的な仕様。
縦シューになったり横シューになったり３Ｄシューになったり
自機が大きくなったり小さくなったり主人公の名前がディースリーだったり
エンディングがバッドエンドだったりするシューティングならあったが、
強制横スクロールと任意縦スクロールのアクションシューティングってのは珍しいね。
ええ、フィロソマは好きですよボク。てらそままさきとフィロソマは名前が似てる。

Ａボタンでジャンプ、押し続けるとブーストでどこまでも上へ飛べる。
ふわふわっとした挙動なのでクセがある。
Ｂボタンで攻撃。弾丸発射。
このゲームはグラフィックと音楽がいいんだよなあ。
地上を走っている時の足の火花とか、
空中から着地した時の足の火花と姿勢制御の仕方とか芸が細かい。
画面からちょっとはみ出してるくらいに巨大なボスの書き込みも秀逸。
ボス戦は音楽もイカしててとにかくカッコいい。
「ロボゲーはカッコよくなければならない。例え白黒ＧＢでもだ！」
というスタッフの熱意が伝わってくるぜ。

ゲームはちょっとむずかしめ。
無限コンティニューなのはありがたいんだが、
無限コンテならいいだろう！とばかりに
初見殺しが多めになってるのでじっくり遊ぶ必要がある。
ステージ自体は短いしボスの耐久力もそこまで高くは無いから、
一度クリアしちゃえば割とサクサクすすめる。
横スクロールステージは画面が横にスクロールするのに縦長という構成なので、
敵の攻撃は0を描くように上下に大きく動くと避け易い。
縦スクロールステージはちょっとずつスクロールさせてザコを一匹一匹確実に。

こう書くと地味なゲームで実際そうなんだが、フルパワーアップ時はかなり爽快。
初期状態こそ銃口からちゃんと弾が出るようになっているものの、
２段階目のパワーアップから早々に放棄。
フルになると体全体……どころか、体からちょっとはみ出して弾が出るようになる。
この圧倒的火力で敵をゴリゴリ破壊しまくるのは実に気持ちいい。
ボスも結構サックリ殺せるぜ。
しかし一回死ぬと最弱に戻される上にこれだとザコにも苦戦する弱さ。
まったく極端なバランスだぜ。だがこのバランスのおかげで、
一回クリアしてパターンを全部見切ってからの２周目が楽しいのだ。

チマチマ進めていく地味なゲームではあるが、
グラフィックとＢＧＭにバランスと光る部分は多い良作。
縦長画面の強制横スクロール＆上下の任意スクロール
という構成も一風変わっていて良い。ＧＢはこういう個性的なゲームが多いから好きだ。
ゲームボーイ初期作の中ではかなりレベルが高い一作だと思う。
ジャレコをクソゲーメーカーとか罵る奴ぁこいつを遊んでからにしてもらいたいね！

ＧＢのジャレコ作品は何本かストックしてあるのでどんどん紹介していくぞ。
しかしゼオスいいねえ。久々に遊んだがよく出来てる。
ゲーム天国の次回作があるなら是非ゼオスを登場させて欲しいな。

声優は椎名へきるさんで。

D3が仮面ライダーのゲームをwiiで発売だって？！

Kamen Rider Dragon Knight D3 Publisher

実はコレ、海外版仮面ライダー龍騎こと「Kamen Rider Dragon Knight」のゲーム化。
11月発売でDS版も予定されているとか。
死ぬ時は「俺はただ、SIMPLEシリーズと双葉理保が好きなだけだったのに…」
って呟いて息絶えるつもりの俺としてはちょっと気になる。
仮面ライダーとD3という俺の二大好きなものが合わさっているんですよ！
気になるって！



いや、その組み合わせはつい先日にも見たような気がするけどそれは置いておいて！
やっぱwiiリモコンで変身！とかやるのかなぁ。
龍騎はデッキでポーズ決めて変身だからリモコンにマッチしてる。
海外版龍騎はまだ放送中だから中途半端な内容になりそうではあるかな。
日本のD3ならともかく
D3アメリカが出すキャラゲーは結構面白いの多いから悪くはなさそう。
日本のD3だったらそりゃもう地獄兄弟ですよ。
シザースなんでそんな目立ってるんだろう。
海外版じゃかなり活躍するとか聞いたからそのせいか。

日本販売されたら絶対買うけど……まあありえないか！
Ｄ３は日本だとケーブルテレビでしか放送してない
海外アニメのゲームを突然ローカライズしたりとよく分からないことをやるし、
今度出るCGアニメ版鉄腕アトムこと「ATOM」のゲームもD3がやってるから、
日本販売が無いとは言い切れないが、
さすがに仮面ライダーのゲームは出さないだろう。
出さないというか出せないというか。
「日本じゃ放送していない海外版仮面ライダー龍騎のゲーム」
なんていう紛らわしいものは日本じゃ販売できないって！
パワーレンジャー形式で役者もシナリオも完全オリジナルだからね。

残念。
wii初の仮面ライダーゲーでD3絡み。つまんなくてもいいから遊びたかった。
海外いいなー。
輸入版買うほどじゃないしフリーローダーも持ってないからそれはさすがに。

wiiウェア

8/25配信
@SIMPLEシリーズ Vol.4 THE 密室からの脱出
ゴーストマンションパーティ
こども教育テレビWii アイウエ・オームズ
ディシプリン＊帝国の誕生
はらぺこあおむしのABC

8月25日のwiiウェアは以上の5本！
ついに来たぜ！THE密室からの脱出wii！
THE脱出シリーズ初の据え置き＆wiiだぜ！
パッケージレベルのボリュームで遊びたかったなぁこれ……。
wiiリモコンを使った脱出自体は非常に楽しみなんで期待大。
リモコンのスピーカーを生かした仕掛けとかもありそうね脱出スタッフなら。

密室の次に登場するのはいよいよ登場ディシプリン。
同じADVってジャンルなのにTHE密室に配信をぶつけてくるとは。
何故突き立てられた剣に自分から体当たりするようなことをするのか。
しかしこっちもかなり楽しみ。発表当初から期待していたタイトルなんでね。
独特の雰囲気とブラックな内容がたまんねぇ。
囚人は実際の殺人事件の犯人がモチーフと聞いたけどどうなったんだろうあれ。
こいつも買うぜ！

ゴーストマンションパーティはお久しぶりゲームロフトのパーティーゲーム。
dsiウェアでのアスファルト４が記憶に新しい。
結構面白そうだけどパーティゲームはもう間に合ったるからいいかなぁ。
１０００ポイントするしね。

というわけで来週は密室＆ディシプリンだぜぇ！どっちも早く遊びたい！
しかし５００と８００ポイントってのが半端だなぁちくしょう。
余った７００ポイントで何買おう。１００ポイント余ってるから足してFF4アフター買うか。

よく二次元の世界に行きたい！とか
３０歳まで童貞なら二次元の世界に行ける！とか言うが、
俺は二次元の世界に行きたいとは思わない。
自分の好きな二次元キャラ、俺の場合だと双葉理保というのは現実にはどこにもいない。
あえて言うなら「モニターに映った双葉理保」として存在しているこの世界にしかいない。
逆に言うと、喋ることも触ることも出来ないが、「双葉理保はここにいる」。
ここにいるんだから、喋ることも触ることも出来ないけど大好きな双葉理保のために、
自分は何をすべきなのか、双葉理保にどう向き合っていくのか。
それを考えるのが一番大事なことだと思う。

だから、「双葉理保がここにいる」にも関わらず、
「（双葉理保と喋ったり触ったり出来る）二次元の世界に行きたい！」
と言ってしまうのは、現実逃避して双葉理保から目を背けているだけで、
「双葉理保を置き去りにして別のところに行く」と言っているのと同義だと思う。
だから俺は二次元の世界に行きたいとは思わないし、行きたいとは言わない。
「ありもしない二次元の世界なんかより、現実の双葉理保だけを見る！」ってことよ。

でもまあ、単純に二次元の世界に行きたい！と言うのと、
自分のおよめさんとこういうことをしたい！と考えるのはまた違う話なわけで、
とにかく俺は双葉理保に膝枕をしてもらいたいです。あと一緒に星を見たい。

そんなことを考えながら双葉理保を描きました。



もう一枚。うみねこの魔女っぽく。
うみねこの魔女連中はロクでもない連中しかいないけど、
このフタバリーチェはいい魔女だからね！
うーうーうーうーうー！
フタバリーチェはいい魔女なのー！うーうーうー！
こっちもそのうち清書。このままだと腕が寂しいので何かつけたい。

昨日更新できなかったがお姉チャンバラ紅の単行本買って来たぜ！
ついでにチャンピオンレッドの最新号も一緒に。
今月号はシグルイの朗読ＣＤがついてくるですに。



裏表紙。
「お姉ちゃんがチャンバラ三昧！」って
初代ＴＨＥお姉チャンバラのキャッチコピーじゃないか！



なんという原作リスペクト……これは嬉しい。

内容は加筆や特別編、後日談みたいなものは無いが、
あとがき＆らくがきコーナーで山本賢治と服部三枝のコメントとイラストアリ。
ヤマケンの描いた彩と紅キャラ集合絵は必見だぜ。
けだるそうな顔してるミザリーがかわいい。

VジャンプとREDを購入！ （1話感想）

THEお姉チャンバラ漫画２話感想！

「お姉チャンバラ　紅」第三話感想！

「お姉チャンバラ　紅」第四話感想！

ついに完結！「お姉チャンバラ　紅」最終話感想！

内容の細かい感想については
全部ＲＥＤ本誌買った時に書いてるのでそちらを見てもらうとして、
漫画版お姉チャンバラ紅はコミカライズとしてはなかなか良く出来た内容だったよ。
原作のエログロでどこかバカっぽい作風が
構成/コンテのヤマケンに合ってたのが大きいと思うんだけど、
アクションシーンも原作を彷彿とさせる迫力のあるシーンがいい感じだし、
オリキャラやバカバカしい展開も上手くマッチしている。
猫耳メイドゾンビとかレズキャラとかシャワーシーンとかエロも増量。
毎話ごとにちゃんと見せ場があったから毎回楽しく読むことが出来たよ。

まだエンジンは掛かってなかったが
彩の蹴りの迫力とクラスターゾンビ爆弾という単語のひどさが笑えた1話。
鉄パイプを使った彩のアクションとレイコクローンの面白すぎる使い方が必見の2話
　ミ　ザ　リ　ー　強　襲　！　の一言に尽きる3話。
ついに咲と対面、中華街でゾンビとカンフーバトル、強敵ギロチン3人衆、
視力を失う彩、和服がかわいい咲と、
最初にして最後の前後編として盛りだくさんだった4話。
確信犯的な展開のひどさと最後のセリフですべてを持っていく最終話。

どれも面白かったなあ。
最終回のひどさは本気でどうコメントしていいか悩んだくらいだったけどな！
まああれも姉チャンらしいわ。



オリキャラではガザ美ちゃんがダントツでお気に入り。
アディオスアミーゴケンチャナヨ！！は流行らせたい。
みんなもお姉チャンバラ紅を買うのデス！

お姉チャンバラ紅 (チャンピオンREDコミックス) (2009/08/20) TAMSOFTD3PUBLISHER 商品詳細を見る

ついに絶対ＧＡＭＥＢＯＹ主義の日付の改ざんすらもしなくなる
いやー、なんかルール変更したりなんだりでよくわかんなくなってくるね！
今日あと1本書けばいいんだよな、うん。



今日の朝ごはんは豚肉と卵をいためたものをご飯に載せたどんぶり。
ラー油が無かったので、
ラー油瓶の底に残っていた唐辛子を掻き出してしょうゆと混ぜてぶっかける。
うむ、辛くておいしい。



さっき描いた双葉理保。
清書用のペンが切れたので買ってこなければ

今日はスーパーポテトで100円したバトル・ブルを紹介。
徐々にマイナー係数を上げていきますよ。

四角形の閉鎖されたステージの中で重機のようなメカを操作して戦うゲーム。
ステージ上においてあるブロックを
Aボタンで押して相手にぶつければ敵を倒すことが可能で
ノルマ数以上の敵を圧死させられればステージクリアだ。
ブロックは何かにぶつかるまで直進するので、離れた敵に当てることも出来る。
壁に密着などして動かせないブロックを押すと破壊することが可能。
ブロックを武器にして敵を倒し、
時には邪魔なブロックを破壊して退路を切り開きながら戦っていくのだ。

これが面白い。
普段はノロいけどこっちが近づくとスピードを上げる敵や、
斜めにしか移動しない敵、銃でガンガン攻撃してくる敵とCPUがなかなか個性的で、
この規則性がありそれでいてトリッキーな敵の動きが読んで
ブロックをブチ当てるのが熱い。待ち伏せしてブロックを当てたり、
正面から接近するとカウンターで先にブロックをぶつけられるので後ろから攻撃したり、
高速で直進するが曲がり角で一度止まる敵を先回りして狙い撃ちにしたり。
敵が２～３匹固まったところをまとめて潰せたりなんか出来ると最高に気持ちいい。

また面白いのが自機のパワーアップ要素で、
敵を倒した時にもらえるお金で新パーツを購入することが出来る。
最初こそカメのようなノロさでブロックを押した時にもスキがある自機だが、
強化していくとゲームセンターあらしが必殺技を使った時みたいな動きになってくる。
武器を購入すれば直接攻撃も可能。
最終的に高速で爆走し、猛烈なパワーでブロックを押し捲り、
ミサイルで敵もブロックも灰にするモンスターマシンへと成長する。
この最強っぷりが実に爽快。
自機を強化した時に「おお！強くなってる！」と実感出来るのはいいゲームよね。

全４８ステージとボリュームもなかなか。
難易度はそこまで高くなく、コンティニューは無限に可能。
ゲームオーバーになるとお金は没収されるが
買ったパーツはそのままなので気楽にチマチマ遊べる。
パスワードが4文字なのも分かりやすくていいな。ちゃんと装備も引き継がれるぞ。

惜しむべきは単調さ。
チマチマと自機を強化して色々な敵と戦うのは非常に楽しいんだが、
自機がほとんど最強になって敵も出揃うステージ３０辺りからは
変化が少なくて展開がやや単調になってしまう。
スピードの速い敵が増えてきたり、ノルマが厳しくなったりで変化はつけてあるんだが、
ボスもラスボスもいないからどうにも地味。惜しいなぁ。

丁寧な作りではあるんだが、あと一歩で名作になり損ねた佳作。
爽快感もある、CPUも個性的で自機の成長も楽しい。ＢＧＭやＳＥも○。
詰めの甘さはあるが、白黒ゲームボーイのソフトらしいアイデアに溢れた一品。
これが100円とかこれだからゲームボーイ発掘はやめられないぜ。



萌えキャラもいるよ！萌えキャラも！
パスワード画面とエンディングにだけ出てくるヒロイン！
エマ・シーンから髪型のちんこっぽさを緩和させたような容姿です。

う～む、今回の夏休み企画は
「誰も聞いたことのないゲームを発掘するぞ！」
という試みでもあったんだが、
今の所ちょっとメジャー所に偏りすぎてる感があるな。
そろそろ変なゲームを投入しなければ！変なゲームは俺に任せろ！



夏休み子供スペシャルだ！この中から１本選んでみるか？！




これなんかはファミ通でTACOXが２点つけたことで知られている作品だ。
「つまんないから２点！」じゃなくて、
「加点する要素が皆無に近いから２点！」なゲームなので、
膨らませて紹介記事を書くのがかなり大変……ダメだ！違うのにしよう！

まあ変なゲームは色々用意してあるので
今回はジャブということでこの辺に落ち着けるか。



太陽の勇者ファイバードＧＢ！
アニメの太陽の勇者ファイバードをゲーム化した縦シューティング。
メーカーはなんとアイレムだ。
ファミコン版とゲームボーイ版の２本が発売されているうちのゲームボーイ版。
ファミコン版は「睡眠導入シューティング」として、
ゲームサイドやユーゲーで何回か紹介されたこともあり、
未プレイだがあまりの単調さに眠くなるだの一種の罰ゲームだのと
マイナス方向でかなり有名な作品だ。
ゲームボーイ版の話はあまり聞かないし俺も未プレイだし、
何よりシューティングだしで今回トライしてみたぞ。
ファミコン版より後の作品なので案外面白いかもしれない。

全５ステージ。Bボタンでショット、溜め撃ちで貫通弾。
アイテム取ってセレクトで武器チェンジ。
ショットは連射が利くのでバリバリ撃ちまくれるし、
貫通弾で敵の編隊を一直線で貫いたりのも可能なので、
最初に触った感触は悪くなかったんだが……。
敵の密度や地形ギミックの密度が異常なまでに薄く、
ついでに難易度も低いためなるほどこれはかなり単調。
ステージそのものは短いんだが、とにかく道中がスカスカなんで長く感じる。
ザコもボスも弱いっていうか１面～５面で難易度に変動がほとんど無いのが凄い。
激ヌルの１面からはじまって激ヌルの５面で終わる。これはだるい……。
武器チェンジしたって貫通弾を撃つ時に出るおまけの弾の軌道が少し変わるだけ。
またBGMもパッとしないのが。

ステージ間には会話デモや合体デモが挟まるんだけど、
これがBGMとかなしでほぼ無音なのでかなり寂しい。
ファイバードの合体シーンとか無音とかおかしくね？！

いよいよ最終決戦だ！合体！グレートファイバード！

……ってシーンで無音なのってどういうことよ！寂しいよ！
しかもグレートファイバードになっても貫通弾の威力が少し変わる程度だし！
デモ自体は書き込みも動きもそこそこなんだけどなぁ。

クリアまでに５ステージで１５分。
松明みたいな物体から出てくる小型の敵３体を倒すとそのまま投げやりなエンディング
という盛り上がりの無さとやる気の無さでクリアした後は虚無感でたっぷり。
何やってんだアイレム。アイレムは４月１日にこれをネタにするべき。
ま、こんなソフトはGBキャラゲーという地獄の氷山の一角よ。
GB版は眠くなるまでは行かなかったが、
ファミコン版は全１０ステージらしいのでそりゃきつそうだなぁ。
このノリで１０ステージは遊ぶまでもなく眠くなるのが分かる。
そっちもそのうちやってみたいね。

早く起きすぎた今日の朝ごはんはサッポロ一番しょうゆ味。
やっぱこれが定番よ。

どき魔女ぷらすですっげー腹の立つテキストがあったんですけど！




にげロンパはRPGだろがッ！


ああおいスタッフ分かってる？分かってる？分かってんの？！分かってんのかよ？！
ただの設定間違いや誤字ならいいさ構わないさしょうがないさ。
でもよぉ、ゲーオタでネオジオとネオポケ大好きな
れんげのセリフでこういうミスは絶対許されねェだろォ？！
「小田れんげ」っつーキャラがブレんだよぉ！
こういうことされっとよォォォォーーーッ！
そこんとこ分かってンのかSNKプレイモアぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー？！

マジレスすると「つなげてポン」と混同してるのかなぁ。
ネオポケでパズルゲーで良作というと一番はそれだし。
っていうかこの後「めろんちゃんの成長日記」についてまで言及するなら
つなげてポンにも触れて欲しかったな……。



プレミアついたのは柴田亜美の担当のせいだと思うのですよ。

PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2000A) (2009/09/03) PLAYSTATION 3 商品詳細を見る

薄型PS3発表！
早くもamazonで予約が始まったので見逃さずアフィを貼るッ！
薄型、１２０ＧB搭載で29800円って安くなったなぁ。これはインパクトデカいわ。
マイナーチェンジの繰り返しであんま安くなった感じがしない360よりインパクト強い。
しかも発売が9月3日ですよ。もう半月も無いぜ。
多分THE歩兵２の発売日にぶつけたつもりなんだろうね。
そのくらいでＳＩＭＰＬＥシリーズから話題を奪えると思ったら大間違いだぞソニー。
しかし薄型で120GBってこれは俺もかなり欲しいわ。
PS3も地味に欲しいゲーム増えてるんでね。
ドットアクションヒーローズとかミスターペインとかゴミ箱とか。
まだ麻雀しかないけどSIMPLEも始まったからな。
これでPS2の互換性がつけば完璧なんだが、どうなんだろう。
つくとかつかないとか色々言われてるな。つくことを祈る。

闘真伝に出演する豪華声優陣＆早期購入特典が決定！

闘真伝公式ブログが久々に更新されてたぞ！
声優が発表されたが……。

>様々なアニメやゲームでお馴染みの人気声優が出演！
>さらに「ＡＫＢ４８」から佐藤亜美菜、
>「ＳＫＥ４８」から松下唯の出演も決定！

>リリス　【佐藤亜美菜　ＡＫＢ４８】
>アイダベル・フローラベル　【松下唯　ＳＫＥ４８】

なんということを……。

お前一番前に出る女キャラ二人の声にアイドルを起用とか、
なんでそんな90年代の乱造ゲームみたいなことしちゃうんだよ！
死亡フラグ過ぎる……。
他はグリーンリバーに子安に関に桑島法子にって普通に豪華声優なのにひどいぜ…。
しかし闘神伝っぽいから買わねばならぬのだ。

ていうか
ゴヤスレイの声優が子安じゃないって
どういうことだよ！

あの伝説のパンドラマックスシリーズが
ゲームアーカイブスで蘇る！

パンドラマックスシリーズがゲームアーカイブスで配信決定！
ドラゴンナイツグロリアスと死者を呼ぶ館が8月下旬配信！
うわー、なつかしいなこれアーカイブス化かぁ。
パンドラマックスシリーズは昔好きで全部購入してプレイ済みだぜ。
1980円でＲＰＧやＡＤＶを発売する、というシリーズでね。
セーブデータを連動した仕掛けやおまけゲームも入ってたりと凝ってたんだ。

でも死者を呼ぶ館はホラーというか
安っぽい輪廻転生モノで内容はつまらなかったような。
っていうかこのシリーズ、半分くらいは面白くなかったような記憶が。
死者を呼ぶ館、ラビッシュブレイズン、
キャッチ気持ちセンセーションは3本とも結構酷かったような記憶が……。
忌まわしき記憶は封印して楽しい記憶だけを思い出そう！

ドラゴンナイツグロリアスだよ！これはちゃんと面白かった。
アドベンチャーＲＰＧって感じの内容で、
エンディングが２０個くらいあったりミニゲームがあったりラスボスより強いボスがいたり
キャラもみんな個性的だったりでいいゲームだった。
ラストは俺たちの戦いはこれからだ！で終わるんだけど、
主人公の成長物語としてオチはつけてあるんで消化不良感は無し。
１９８０円ながらとにかく盛りだくさん！なゲーム。
ダンジョンをすっ飛ばせるのもなかなか新しかったな。
主人公が所属している訓練施設の課題としてダンジョン踏破があるんだけど、
普通にダンジョンに行ってもいいし、
ダンジョンは仲間に任せてクイズ形式の筆記試験の方に挑戦したり、
ダンジョンも試験も仲間に任せてブラブラしたりとか出来るのよ。
まあブラブラしすぎるとバッドエンドになったような記憶があるけど、
周回プレイする時は楽な試験の方やってたな。
スキップ機能が無いのがちょっとタルいし小粒な感は否めないが。
今遊んでも楽しめる内容だと思うぜ。

パンドラマックスシリーズ配信するなら
発売中止になった「リストラの朝」や「闇の蛹」もなんとかしてもらいたいが、
それはなんか同人で出してるゲームの方でプロットとかを使っちゃってるんだっけ？
そんな話をどこかで聞いたような気がする。
同人と言えばアパシーシリーズはどうなのかね。随分人気のようで。
うみねこ買いに行ったら
「アパシー・学校であった怖い話1995特別編」なんてのが出てて大いに興味を惹かれたよ
落ち着いたら買ってみようかしらん。

夏休み企画のルール変更により快適な生活に。

絶対ＧＡＭＥＢＯＹ主義の方は紹介したいゲームがほぼ決まっていて
ここ最近ずっとゲームボーイソフトやってたから
「これ紹介したい！紹介する！」というスタンスで出来るんだが、
超絶対ＳＩＭＰＬＥ主義の方は
「SIMPLEほったらかしでＧＡＭＥＢＯＹだけ更新なんて出来るか！」
という意地だけで始めたので紹介し辛いのよね。
紹介タイトルとか全然決めてないから、
紹介するタイトルを決める→再プレイする→レビューを書く
というのを1日で毎日やらねばならない。
しかも絶対紹介したい！とか、これは超面白い！とか、双葉理保最高！
とかってタイトルは過去にほとんどレビュー済み。まあムリも出るわな。
一言で言うと書き貯めしてなかった俺が全部悪いのですが。

とりあえず感想は書いたけどちゃんと最終的なレビューしてなかった
ＴＨＥガングラウンドとかＴＨＥカスタム戦車とかを一度レビューしておきたいなーと、
両方とも一度コンプしたにも関わらず最初からまたチマチマやってるんだが、
ガングラウンド久々にやると面白いね。
発売当時はＴＨＥガングラウンドを辛口に評価して、
ＴＨＥカスタム戦車はかなり絶賛したんだが、
今両方遊ぶと色んな意味でどっちもどっちだと思う。
これだからDAIKAI-6は信用できねぇな！

どき魔女プラスも少しずつ進行中。
女の子の体をいじりまわして魔女の印を発見する
このゲームのキモとも言える魔女神判モードが
ダントツで一番つまんないんですけどこれは一体。
戦闘パートやパロテキスト読んだりしてる方がずっと楽しいわ。
テキスト量かなりあるなこれ。
同じ場所でも画面切り替えてもう一度調べると全部違うテキストになるとか細かい。
パロネタは山ほど詰め込まれていて、
ひぐらしネタなんかは「やっぱりあるよな～」って思ったけど
まさか魔方陣グルグルネタ、しかもよりによって俺が小学生のころに
腹筋を破壊させられたあのネタをピンポイントで持ってくるとは……。
スタッフ分かりすぎてるぜ……！
戦闘のチュートリアルで「ねおぽけくん」が敵で出てきたり、
主人公に「ねおぽけくん」ってあだ名をつけるキャラがいたりするのも吹いた。
21世紀にここまでねおぽけくんをプッシュするソフトが存在するとは驚きだわ！
ねおぽけくん、ランダム要素強すぎで全然進まないから
途中で投げちゃったんだよなあ。ミニゲームはよく出来てたのに。

あとスターラディッシュね。
あくまでもおまけの域は出ていないが、十分楽しいし、
ＦＣソフトそのまんまな「説明書」を全部読めたりとか凝ってるぜ。
うおおおおーーーーーーッ！合体の瞬間に連打で破壊して3万点ボーナスじゃぁぁぁ！
どき魔女はクリアしたらちゃんとレビューするのでお待ちを。かなり気に入ってる。

モンハン３？他のゲームが忙しすぎて全然買ってねぇ！
もはや買ったこと自体を忘れそうです。

http://www.d3p.co.jp/

まだ公式が一切更新されてないが、
8月17日にＳＩＭＰＬＥシリーズＤＸで「地球防衛軍モバイル３」が配信開始したぞ！
去年の東京ゲームショーで発表された作品なんだが、やっと配信開始かあ。
ゲームショーで遊んだけどかなりよく出来てた記憶がある。
ＴＨＥ地球防衛軍２以上のグラフィックでそのまんま動いてたよ。

D3パブリッシャー、iモード「地球防衛軍3 Mobile」
コンシューマー版に勝るとも劣らないクオリティで登場

紹介記事。
普通にＰＳＰのゲームか何かにしか見えないクオリティだ。
ウリキリ525円はかなりお買い得に感じるな。
まあ俺の携帯電話じゃ逆立ちしたって動かないンですがね！
くそ～、遊びたいなあ。

明日はいよいよお姉チャンバラ紅単行本の発売日なのでみんな買いましょう！
今日買いに行ったけどまだ売ってなくて残念。

無理だこれ

超絶対SIMPLE主義＆絶対GAMEBOY主義として
1日2本1ヶ月62本のレビューを更新する予定だったが、
「超絶対SIMPLE主義」の方はちょっとルール変更させてくれ……。
このままだと死ぬ。レビューのためにゲームを遊ぶ時間が物理的に取れないわ。
通常更新とコメント返信が一切不可能になる。
この状態でムリに書いたレビューで更新するのも嫌だ。潔くルール変更する。
っていうかもう日付改ざんしまくりで企画失敗してるようなものだし。

8月15日から9月15日までに
1日1本合計31本のGAMEBOYのレビューを更新するのが絶対GAMEBOY主義で、
8月15日から10月1日までの間に
不定期で合計31本のSIMPLEのレビューを更新するのが超絶対SIMPLE主義ってことで。
ちくしょう見通しが甘すぎた。好きに罵れ。

そもそもスパルタンＸのGB版が出ていたこと自体が
あまり知られていないのではなかろうか。そんなことないかな？かな？
FCでスパルタンX２が出ていたことを最近になって知った俺が言うのもなんだけどさ。

というわけで今日の1本はGB版スパルタンX。
Aボタンでパンチ、Bボタンでキック、上ボタンでジャンプ。
雑魚敵を蹴散らしながら進む横スクロールアクションゲーム。
イージーモード
タイトルこそ同じだがFC版とは全然違う。
工場ステージやストリートステージ、列車ステージなどがあり、
チェーンソー持ったジェイソンもどきとか
火炎放射器……いや、爆弾発射機？で武装した軍人とか
ザコもボスも新規のものが多いため、完全な新作だ。
つかみ男とかは出てくるけどね。
シンプルなアクションゲームであるという点は共通しているが、
最大の特徴はサマーソルトキックが可能な点。
Bボタンでキックを出した瞬間に上キー入力でサマーソルト！
強力な多段攻撃で硬いザコやボスには非常に有効。
空中で反転した時に後方にも当たり判定があるため、
上手くやれば前方のヌンチャク男に多段ヒットを当てつつ、
後方から近づくつかみ男たちを一掃、なんて芸当も出来る。
これを狙ってガンガン出来るようになれば君も立派なスパルタクスだ！

難易度は恐ろしく低く、
ボス戦はサマーソルトでのゴリ押しや地形ハメで秒殺祭り。
ついでにステージも非常に短いため、
イージーモードだと誇張抜きに10分掛からずクリア出来るほど簡単。
ラスボスだってサマーソルト連発で即死だぜ。
「物足りねぇ！」という言葉が出る前にゲームが終わるほどのお手軽さ。
ただ、このお手軽さが凄くいい。
操作感の良さとステージの短さが丁度いいため、
これだけヌルいのに遊んでて非常に楽しい。
ボスのハメ技を色々探してみたり、
正攻法で挑んでみたり、パンチオンリーで挑戦してみたり
難易度が低くてステージも短いおかげで色々やってみようという気にさせられる。
ある意味凄く考えられたバランスだと思うな、これ。
ハードモードだと敵が本気で殺しに来るので一粒で二度おいしい。

この極限まで切り詰めたお手軽感と、そこから来る自由度はある意味希有。
個人的にはFC版のスパルタンＸよりも面白いと思うなぁ。
簡単ですぐ終わっちゃうのに何度遊んでも飽きない名作。
FC版しか知らない貴方も是非。

ネット復活したぞーーーーーーーーーーーーッ！
ウキウキじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー！
半月以上ネットできない状態は辛かったぜ……。
昨日復旧したんだけどちょっと忙しくて更新できなかったんだわ。
超絶S＆G主義は日付を改ざんして何事も無かったかのように進行。
汚い、さすがDAIKAI-6汚い。最初からグダグダ過ぎる。
っていうかあと今日の分を書かないと……いきなり地獄ですなこの企画！
ネット復旧したのにニンテンドーポイント3000円分買ってきて
ポケモンだ不思議なダンジョンとトメナサンナーとビーチでお城を作ったwow！と
ファイナルファンタジー３とダービードッグ買ったけどいつ遊べば！
うみねこもまだ半分しか遊んでないしどき魔女もFFCCも終わってない！
楽しくなってきやがったぜ！

とりあえず家から更新できるようになったのでガンガン更新しますよこれから。
劇場版牙狼の話とか他にも色々書きたいことあったしな！
ネット復旧してテンション上がってるんで多分いける！大丈夫！

そういえばこの作品はよく名前は出すけどちゃんとレビューしたことなかった。
いい機会だからレビューしておこう。



SIMPLE1500THEブロックくずし！
SIMPLEシリーズ最初期の作品であり、タムソフトが2番目に発売したSIMPLEでもある。
THEブロックくずしはSIMPLEシリーズの発展とともに
PSからwiiまであらゆるハードで発売された作品なので、
SIMPLEシリーズとタムソフトの歴史を語る時には避けては通れない作品だぞ。

ゲーム自体はアイテムアリのブロックくずしなんだが、
独自システムであるスカッシュと壁揺らしが最大の特徴。
スカッシュはボールがパドルに衝突した瞬間にタイミングよくボタンを押すことで、
ボールの速度が上昇し、貫通性能が付与されるというもの。
一気にブロックを破壊することが可能で、
さらに方向キーで軌道をある程度操作することも可能だ。
右ボタン押しっぱなしとかにしてると三日月を描いて画面下に落下しますがね！
壁揺らしはLRボタンで画面を揺らし、ボールの軌道をブレさせる技。
端のほうに残ったブロックを壊す時などに重宝する。
tiltは無いぞ。何回揺らしても大丈夫。
スカッシュで弾き、台揺らしで微調節する。
このピンボールとブロックくずしをミックスしたような
不思議なプレイ感覚がTHEブロックくずし最大の特徴。
最初は戸惑うが、ブロックを貫通弾で一気に破壊する爽快感は病み付きになる。
ステージもちょっとイライラする意地悪な面がいくつかあるものの、
ブロックが絵になっていたり、アイテムの配置が捻ってあったりでなかなか楽しい。
分裂アイテムとって増加したボールを、
マシンガンのようにガンガン弾き返したりするのも気持ちいい。

シンプルではあるが初期のSIMPLEシリーズではぶっちぎりにオリジナリティの高い一作。
GBのカービィのブロックボールとか
スカッシュに近いシステムを取り入れたブロックくずしは過去にいくつかあるが、
操作性と爽快感の両方の点で
THEブロックくずしを越えている作品は無いと言い切らせてもらう。
本気でブロックくずしの歴史に残る一作だと思っているんだが、
ブロックくずし特集！みたいな記事を読むと大抵無視されてて本気で憤る！
ブロックくずしとして先鋭的なのはもちろん、
売り上げ50万本突破してここ15年くらいで一番売れたブロックくずしなんだぞ！？
それを無視してブロックくずしを語って欲しくないと思いますよホント。

THEブロックくずしはその後PS、PS2、DS、PSP、GBA、Wiiと
あらゆる機種で10作品以上出たが、
結局シンプルかつ面白くて完成度が一番高いのはこの初代THEブロックくずしだね。
あとの作品はとりあえず初代THEブロックくずしのスカッシュと壁揺らしを
組み込んでおけばＯＫな流れになってしまったのはちょっと残念だ。
面白いものや可能性を感じさせるものもあるんだが、
wiiウェアのTHEブロックくずしneoなんかはただ胡坐をかいただけの駄作で悲しい。
まあ、それだけ初代のデキがいいって事なんだけど、
9年前のゲームが未だに最高ってのは悲しいよ。
スーパーライト2500のブリックダウンとか、
wiiウェアのブロックブレイカーDXやはじいて！ブロックラッシュなど、
ハードデバイスを最大限に活用した
良作ブロックくずしが近年になって増えているというのに
「SIMPLE1500THEブロックくずしを作ったD3とタム」が、
未だに9年前のブロックくずしにしがみ付いてるのは本当に悲しい

スカッシュと壁揺らし非搭載かつスピード感に溢れた良作
「SIMPLE DS THEブロックくずし」や、
ある意味ゴテゴテの蛇足感を極めた末の面白さがあるといえる
「THEブロックくずしクエスト」とか、いいのは出てるンだけどねぇ。
一番最近にwiiで出した2作品が本当に掛け値なしのゴミなのが悲しいぜ。

改めて遊んでみてもこのSIMPLE1500THEブロックくずしはホントよく出来てる。
50万本売れてこれだけ長くシリーズとして続いているのも分かるってもんだ、
今なら100円くらいで買えちゃうと思うから、
「女の子を脱がせられないブロックくずしはやりたくない」なんてセリフを吐かずに
一回やってみてもらいたい。
十把一絡げの萌えキャラなんぞより素晴らしいものがそこにあるッ！

「SIMPLE IS BEST」

ブロックくずしから逸脱しつつも紛れも無くブロックくずしであり、
捻ったシステムを入れつつもシンプルにまとまっている。
これこそ「THEブロックくずし」だよ。