コトバシるクリアしたのでクリアレビュー!
ファーストインプレで書いたがクリアレビューということで改めて。
すべてがつながる気持ちよさ!コトバシる | バンダイナムコゲームス コトバシるはバンナムが500ポイントで配信するdsiウェアのソフト。
ごちゃまぜになった文字をタッチペンでなぞり、
正しい単語に並べなおす文学系思考パズルゲームだ。
んま
ぴーこれだったらタッチペンで
「ぴ」「ー」「ま」「ん」となぞっていきピーマンで正解だ。
ヒワイな言葉じゃありませんからね!
簡略化してちょっと捻ったクロスワードパズルみたいな感じかな。
文房具や国の名前、スポーツなど様々なジャンルがあり、問題は全300問。
モードは全300問の問題をジャンル毎に5問ずつ解いていく「コツコツ遊ぶ」。
2つの難易度を選んでエンドレスでどこまで解けるかを競う「どこまでとける?」
文字ではなく数字と計算記号をタッチペンでなぞって
提示された解になる式を導き出して行く「ケイサンで遊ぶ」の3つだ。
「コツコツ遊ぶ」を解いていくと他のモードがアンロックされていく。
最初は上に書いたような4文字程度の問題ばかりだが、
どんどん進んで「早口言葉」とか「俳句」とかになってくるとかなりの手ごわさだ。
ルールは単純だし、もじぴったんとかと違い、
一つの答えを導き出すタイプのパズルゲームなので一度解いたら終わりではあるが、
悩み抜いてからタッチペンでズバッと解答を刻むのが爽快。
文字数の多い問題で全体をぼんやりと見ていると、
頭の中でバラバラの文字がちょっとずつ繋がってくる。
そのままピタッとハマッて解けた時が気持ちいいんだわ。まさにタイトル通り。
派手さは無いものの、手軽な操作と分かりやすいルールでコツコツと遊ばせてくれる。
なぞってる時の小気味良い効果音もさりげなくいいデキ。
クリアするとランクが表示されるんだが、
高ランクの基準が「ヒント機能を使ったか」と「ミスをしたか」の二つだけなので、
じっくり考えられるのもゆるくていいと思う。
あと、問題を解いた速さによって
「頭のやわらかさ ホイップクリームレベル」とか
「頭のやわらかさ かりんとうレベル」とか出るのがなんとなくナムコチックだぜ。
ただ、最初は面白かったんだけどとにかく地味で
難易度も一部のジャンル以外は低いので、
じっくりやってると結構飽きが来るのも早いね。
中盤くらいから大分ダレて来た。300問という問題も少なくは無いが、
ガッツリやると結構すぐ終わっちゃうのでそこまで多くも無い。
「どこまでとける?」も、
ランダムに表示されるだけで問題自体は「コツコツ遊ぶ」と一緒だ。
ちょっと淡白過ぎたかな。
あとこのゲーム、プレイヤーが知らない単語が答えになる問題に当たると
ヒント機能を使ってもまったくどうにもならない。
最終問題が「短歌」だったんだけど、
問題の5問中5問とも俺が見たことも聞いたことも無いもので。
ギブアップして表示された解答をメモしてリトライ、を繰り返してどうにかクリアしたわ。
いやだってこうしないとクリア不可能なんだもの!
価格を考えれば悪くないデキではあるんだけど、
ボリュームはともかくとしてルールはもう一捻り欲しかったかなー。
もうちょっと広がりのある内容にするというか。
音楽も大人しめだったので歌を入れるとかもっと弾けて欲しかったぜ。
いや、そうしていくと結局「もじぴったん」になっちゃうのか……。
分かったよ、じゃあ筋肉ムキムキのマッチョメンをキャラにして
wiiウェアにしてリモコンを使って体を動かすゲームにして
タイトルを「からだをきたえる気持ちよさ!マッスる!」に変えよう。
マッスル行進曲の続編まだかな。
ところでこのゲーム、スタッフロールがちょっと変わってて。
プログラマーとかプロデューサーとかそういう言葉が使われていない
「このパズルをかんがえたひと」「音楽をつくったひと」
「変なところがないか調べたひと」「実際に遊べるようにしたひと」
「ヒントなどをかんがえたひと」「絵をかいたひと」こういう表記で、一つ一つに製作スタッフのコメントもついてくる。
手作り感が溢れて凄く良かったなあ。こういうのは好きだぜ。
で、「このパズルをかんがえたひと」のコメントがこれ。
「お父さんお母さんへお願いがあります。
お子さんが難しい問題で困っていたら 忙しい手を止めて一緒に考えてください」いい台詞だ。感動的だな。だが(スタッフロールで言われても)無意味だ。
オープニングで出しましょうよこれは!
それだったら子供がいるどころか童貞の俺も「お、ちょっといいな」って思えたのにさ。
ナムコ (2007-03-15)
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