3DSロンチソフトファーストインプレ続き!
・リッジレーサー3D発売前はなんかグラフィックしょぼくね?!という印象だったが、
実際に遊ぶと……なんかグラフィックしょぼくね?!
メニュー画面の字が変に細かくて海外ゲーのローカライズっぽくね?!
と、ちょっとアレな第一印象ではあったんだが、
3D立体視に関してはロンチで一番効果的に機能してる。
やっぱレースゲームと3Dの相性はバツグンだわ。
正直、背景とかも含めてそこまで凝ってるわけでもないんだが、
3Dになったことでカーブも断然曲がりやすいしスピード感が全然違う。
無双やスパ4は3D表示切っても楽しく遊べるけど、
リッジは3D表示無しだと遊べないわ。
これは確実に3Dがゲームを面白くしている例。
車同士の接触でわざとらしく飛び散る破片とか、
1周した時に紙吹雪がわざとらしくカメラに張り付いたりする演出も
3DSでロンチだから張り切り過ぎちゃった感じで微笑ましいし、
なんだかんだで効果的ではあったぜ。
車の破片の飛びっぷりはほとんどギャグっていうか
「車が磨り減ってなくなっちゃうよ!?」って心配になるレベル。
パックマンCEの
カーブの度に火花を飛び散らすパックマンでも同じ心配した記憶があるな俺。
レースゲームとしてはいつものリッジレーサーで、
6やレーサーズでもお馴染みのニトロシステムもあり、
グランツーリスモとかforzaとかは難しくて遊べない俺でも
グリグリ曲がれて楽しい内容となっている。
リッジレーサーで一番遊んだのは初代とレイジレーサーとR4で、
それ以降だと5、6、レーサーズ1を数時間遊んだ程度の人間の感想なんで
多分シリーズガッツリやりこんでる人だとコースの種類とかで不満は出そうだけど、
3D効果が凄く分かりやすいし、遊びやすいし、モードも一通り揃ってる。
スパIVや無双と並んで安定した面白さがあると思うね。
もうちょっとグラフィック凝っていればなあ。
ロード時間は起動時とレース前に少しあるくらいでほとんど気にならない。
名指しは避けるけど、
3DSロンチの某恐竜ゲームなんかはちょいちょいロードが挟まるので
そっちの方がよっぽど気になったな。
名指しは避けるけどさ。
・レイトン教授と奇跡の仮面レイトンは3DS前に予習として不思議な町だけクリア済み。
触った第一印象は「金かかってるな!」だった。
3D表示のアニメムービーは多いし、ミニゲームなどの要素も豊富。
キャラはポリゴンモデルだけどイラストのイメージを崩さずに上手く作ってる。
背景美術などの雰囲気はバツグンだし音楽も心地良い。
さすが売れてるゲームだけあって力入ってるなあという印象だ。
ただ、ゲームは画面のあちこちを調べて情報を収集しながら、
時折出題される頭の体操的なナゾトキをするという構成なんだが、
ナゾトキの質があんまり良くないというか、
それナゾトキなのか?みたいなのが序盤からチラホラ。
全体的なインターフェースはさすがに1作目から格段に良くなってるんだが、
3D表示はやや取ってつけた感が強いかな。
すれ違い通信の取ってつけたっぷりもなかなかひどいぜ。
まあADVとしては良いんじゃないだろうか。
それなりに立体感はあるし、雰囲気は良さゲだし。
ストーリーは不思議の町がなかなかひどかったので
あんまり期待は出来ないかもしれないけどね……。
・とびだす!パズルボブル3D元々シンプルなゲームというせいもあるんだろうけど、
「飛び出しっぷり」が結構凄い。画面左右の歯車や背景の回転する星。
落としたバブルが画面置くに落下する演出なども効いているし、
音楽も各ステージにマッチしていてい○。
LRボタンで1ドット単位の調節が出来るとか操作性もしっかりしている。
……が、しかしモードがあまりにも少ない。
全80ステージをクリアするパズルモード。
100秒/300秒/エンドレスの3つのルールと
3つの難易度でスコアアタックをするチャレンジモード。
これ以外にモードが一切存在しない。
事前に分かっていたことだがCPU対戦も対人戦も一切ナシ。
一応、特定条件満たすと開放されるトロフィーなどはある。
パズルモードは常時ガイドラインが表示されっぱなしでOFFに出来ず、
ボス戦はほとんど連射するだけだわ、ステージ構成が単調だわで微妙なデキ。
チャレンジモードのハードではガイドラインも消えるので、
パズルモードはチュートリアルで本番はチャレンジモード。
パズボブ3DSのチャレンジモードでは
下ボタンを押す事でバブルの早送りが出来る。使うと得点もガンガン入る。
これを使った早回しと全消しボーナスを狙ったチャレンジモードはなかなか熱く、
100秒/300秒モードは時間が短い事もあってリトライもしやすい。
ギミックというよりもプレイヤーのテクニック重視の仕様。
パズルモードは退屈だったけど、
チャレンジモードは色々と試行錯誤してみると面白くなってくる。
まずは『とびだす!パズルボブル 3D』の話からでもと、チャレンジモード進めてたら少し面白くなってきたなーと思いながら、
このインプレ書きつつ調べてみたらアリカ三原氏ブログに色々書いてあった。
エンドレスモードは全然やってなかったんだけど、
なるほどエンドレスハードで30分越えてからが勝負か……って長くねぇ?!
ちょっとストイック過ぎな上に
ゲーム本編だけだとプレイヤーにそれまったく1ミリも一切伝わってこないよ?!
5040円もするのにモード少なすぎとしか思えないよ?!
どっちにしろ5040円でこのモード数は少なすぎって意見は変わらないよ?!
売り方と説明と宣伝を完全にミスってないかなこれは……。
まあ、せっかくなのでエンドレスモードも遊んでみよう。
・コンバットオブジャイアントダイナソー3DS発売前から話題沸騰!超恐竜級のロンチことダイナソー3D!
どういうゲームかというと、
3Dで再現された恐竜の世界を移動していき、敵と出会ったら戦闘。
敵を倒した時や道に落ちている岩を壊した時などに
手に入るアイテムを装備することでステータスが変動する。
装備要素のあるアクションゲームだね。
起動してまず驚くのがグラフィック!間違いなくロンチ最高クラス!
3Dのフィールドを歩き回れるという点では戦国無双もそうなんだけど、
無双は何にも無いだだっぴろい場所がメインなのに対し、
こっちは木やら隕石やら入り組んだ道やらなんやらでごちゃごちゃしていて、
プレイヤーの操作してる恐竜のしっぽが画面からちょっと飛び出していたりとか、
落下した隕石から煙が上がってそれがちょっと飛び出したりとか小技も効いてるので
立体感は比べ物にならない。恐竜の質感も素晴らしくて本物そっくり!
……がっ、しかし!肝心のゲーム性が全然ダメッ!
ステージは綺麗だけどただ画面奥に進んで行くだけの一本道。
戦闘は基本的に左右の回避操作とABボタンでの攻撃だけ。
相手のスキをついて怯ませてからYかXで必殺技とかもあるが、
ゲームとしてはタイミング良く避けてタイミング良く殴るだけ。
相手が赤く光ったら攻撃の前兆なので回避!
青く光った時はチャンスなのでBで殴ってXかYで必殺技!
携帯アプリのゲームでも出来そうな戦闘システムで、
これが延々と続く!普通に眠くなってくる!
wii版の動画見ると「コンボォ!」とかCOOLなボイス演出が決まってたけど
3DS版にはそういうのも無い。
ゲームを進めていくと恐竜の模様やカラーが細かく変更できるとか、
特殊な姿になるスペシャルスキンも存在するとか、
妙に味のあるイラスト付きの恐竜図鑑がアンロックされるとか
内容大差ないけど使える恐竜の種類がやたら多いとか、
また変なトコにこだわってるのよね。
ちなみにこれが俺のマイキャラです。
おいおい良いのかよ!女の子の大事なところが丸見えだぜ?!
グラフィックに労力を全振りして後はいい加減という、
このゲームそのものが進化に行き詰って絶滅した恐竜のような内容。
ある意味で名はダイナソーを表している。
しかしこのゲームがクソゲーかと言われればそうではない。
不満点はあるものの、何故か延々とプレイしてしまう魅力があり、現時点では
「ニンテンドー3DSのこれまでの歴史上もっとも完成度が高くて面白い恐竜ゲー」と断言できるだけのゲームにはなっている。賛否分かれているのも
ただ単に哺乳類にとって早すぎた内容だっただけだと俺は主張したい。
というわけで3DSロンチソフトファーストインプレでした!
もちろんこれは第一印象なのでこれからもプレイを続けるぞ。
ニンテンドッグスはまだペニス実験もやってないからね。
でもウイイレだけはちょっと俺にはムリっぽいのでもう遊ばないかもしれない……。
ロンチソフトをざっと遊んだ感想としては、
シリーズモノだから当然とはいえ、
どれも無難なデキではあるけど突出したものは無いって感じかなー。
グラフィックもwii並って印象だったけど実際に見てみるとPSPより少し上って程度。
ARゲームズ&顔シューティングの方がロンチよりインパクト強いと言えば強い。
でも無双なんかは3D抜きにしても面白いシステムになってたし、
逆にリッジは3Dがゲームを面白くするという良いサンプルになっていた。
まだニンテンドー3DSは始まったばかり。
ここから右肩上がりで面白い事になっていくはず。
今後発売されるソフトに期待するぜ。