映画の日と言うことで見てきたぜ!
オールライダー!プリキュアオールスターズ!ドラえもん新・のび太と鉄人兵団!
1日に映画館で3本も映画を見たのは初めてだったのでかなり疲れたぜ……。
2本なら結構あるんだけどね。
というわけでいつも通り直接的なネタバレにならない範囲で
内容に触れつつオールライダーの感想だぜ。

ガンバライドカード貰ったぞ!レッツゴー!仮面ライダー!
このカード「オーズとキカイダーのタッグカード」じゃなくて
「004弾で使うとオーズが、005弾で使うとキカイダーが登場するカード」なのね…。
005弾が出るのは5月なので
ガンバライドでキカイダーを拝めるのはちょっと先。
いつもは映画館で貰ったカードはすぐ使えたんだけど、
製作かなりギリギリだったのかね。それとも5月くらいにキカイダーで何かやるのか。
「オーズ・電王」って電王はもういいだろ?!って感じだし、
スタッフは大ショッカーと同じ布陣だし、
事前情報はなんか詰め込みすぎに見えたし、
そもそもオールライダーやるの何回目だって話で、
かなりハードが下がっていたせいも大きいんだが……。
意外と面白かった!意外と面白かったよ!その評価がピッタリ来る!
荒は多かったがお祭り映画としてはまずまずだったよ!
とりあえずエイジのキャラは本編通りで安心したわ。
なんかバイト代をそこらの人に配るシーンとか
唐突に空が青いからとか言い出すシーンもなかったよ!
ちゃんと本編を踏まえたシーンもあって、
先輩ライダーに敬意を払ってる言動とかが凄くエイジっぽくて見てて嬉しかった。
お辞儀したり先輩って呼んだりね。今回はここら辺が丁寧だった印象。
電王勢はもう良太郎が影も形もなかったのが悲しかったが……。
幸太郎とテディのセリフがかなり光ってたし、
イマジンコントはそこまでクドく無かったし、
アンクとモモタロスの大喧嘩っぷりと無茶苦茶っぷりが楽しくて良かった。
つーか今回目立ってはいたけどマジで良いトコなかったなアンコさんは!タンクさんは!
今回はメインの1号と2号はヤバい。予想以上に出番多くて存在感あった。
声が本人ってのもあるんだけど、アクションのキレっぷりが他のライダーと別格。
登場すると空気がガラッと変わるというか、オーラがあるね。
とにかく1号と2号超かっけぇぇぇぇぇぇーーーーー!に尽きる。
そこにいるだけで安心できるというか頼もしさが段違いで、
もうちょっとおまけみたいな扱いかと思ったら大活躍。
なんか言動もいかにも昭和っぽいのよね1号と2号。
ショッカーグリードのデザインもカッコ良かった!ガスマスクだコレー!
ザ・ファーストっぽいというか出渕裕っぽいなあと思ったら出渕裕だった。
オールライダーは……おまけだったなあ。
変身シーンで翔太郎とフィリップがちょっとだけ出てくるくらいで、
これまで以上に適当な扱いではあった。
ていうか仮面ライダーディケイドにあまりにもオーラが無くて泣いた。
まさかのセリフ無しですよ!
終盤のあのシーンがオーナーじゃなくディケイドだったら……。
もしくはディケイドがキカイダー達を連れてきていたら……!ディケイド……!
あとサブライダー軍団、あれスーツじゃなくてただのイラスト並べただけだったよね!
アクションもちと物足りなかったな。
使うシーンではきっちり能力を生かしてて好印象ではあったものの、
オーズがそんなにメダルチェンジしなかったり、
今回は電王だったNEW電王の動きにあんまりキレがなかったりね。
オールライダーのアクションもほんのちょっとだし。
まあ、1号と2号のアクションと後半の勢いで許せる範囲ではあった。
後半のシーンは是非BDでじっくり一時停止しながら見たい。
Jさんまたでっかくなってたよね?!
悪の組織が全員集合してるものの、
ショッカー怪人と一部のボス以外は相変わらずほとんど目立ってなかったが、
逆にショッカーの怪人は「イカでビール!」みたいなおふざけや、
ちっとやり過ぎな戦闘員のギャグ描写も無く怪人らしい怪人っぷり。
ショッカー以外でも悪の組織会議はシーンが短いのが勿体無いくらい面白かった。
「人類支配ではなく抹殺が目的だからクライシスはショッカーに協力できない!」
とか言い出したり。
なんだかんだでとりあえずみんなで支配してから考える的に話がまとまったり。
グロンギやアンノウン辺りの意見も聞きたかったなあ。どうなんですかアンノウンは!
普通に座ってるテラードーパントとかも何か言ってやってくださいよ!
DC版は是非このシーンの完全版を!
ハッキリ言って突っ込みどころや荒は物凄く多い。
話のきっかけになる部分の伏線の投げっぱなしとか
オーズ本編にどう考えても繋がらない最後のオチとかさ。
「オールライダー」部分が本当におまけだし、
キカイダーとキカイダー01とイナズマンとズバットの出番も
無理やりネジこんだ感たっぷり。出番2分もねぇ!
電王勢がセルメダルの追いかけっこする辺りはテンポ悪かったと思う。
でも1号と2号の昭和ノリと、
電王の電王ノリを生かして勢いで誤魔化せてた印象。
ここ数年は異常なハイペースでライダー映画作り続けてるせいか
後半辺りどうしても素材を料理し切れていない急造っぽさはあったものの、
少年ライダー隊もうまく使ってたし、
とにかく1号と2号がカッコ良くて見せ場も多くてまとまってはいる。
「オーズと電王と一号と二号のお祭り映画」としてはまずまずのデキだったよ。
あんま期待しないで見に行く分には十分楽しめるはず。
良い意味で期待を裏切ってくれたぜ。
しかしこれは言ってはいけないかもしれないが、
この映画のメインがオーズじゃなくてWだったら……!
仮面ライダーという言葉の意味が平成ライダーで一番重く、
10年の集大成であるディケイドに対して
新たな10年の始まりだったWがメインだったら……!
後半の展開や最後の1号と2号のメッセージの印象は全然違ったろうなあ。
キカイダーも出てくるしね。
オーズも好きだけど、「仮面ライダー」って言葉が本編でほとんど出てきてないからさ
それは言わないお約束か。
Wには「ヒーローとしての仮面ライダー」を見事に描ききった夏映画
運命のガイアメモリがあったからそれで十分としよう。
今回の映画面白かったし、オーズの夏映画も楽しみにしてる。
え、主題歌?歌は気にするな!