みんなでオートレース3Dクリアしたぜ!
まさか
「エンディングが無い」とは思わなかった……。
レースを終えた瞬間にスタッフロールがはじまってメニュー画面に戻されるだけという。
クリアタイムは8時間ほど。
最高ランクであるSGランクのレースの一つである
「SGスーパースター王座決定戦」で優勝するのがゲームの最終目標(説明書に書いてある)で、
SGランクのレース自体は8あるんだけどこの条件さえ満たせばゲームクリアになる。
なので、クリアだけを目標にしてればそこまで時間は掛からないかな。
「オートセーブ&レース中に電源切るとリタイア扱い」というやり直し効かないルールで、
レースに出場しないという選択肢が存在しないため、
1年に1回の「SGスーパースター王座決定戦」で優勝を逃すと
強制的に「もう1年遊べるドン!」状態になるという非常に緊張感溢れる内容となっています。
内容は……もう何度か書いたが本当に凄まじいまでの薄さ。
レースはコーナーの度にAボタンとLボタンをタイミング良く押すだけの内容。
カスタマイズは高いパーツが最強。
パーツは何回か使うと壊れる仕様で高いパーツほど使える回数が少ないというだけのバランス調節。
高ランクのレースでは200万円する上に1回使うとぶっ壊れるけど
性能は最高のプラチナクランクをレースの回数だけ用意出来るかどうかにすべてが掛かっている。
ストーリーらしいストーリーは無く、レース中の演出らしい演出もほとんど無く、
実況は一応ボイス入りだけどパターンが少ないのでほとんど同じセリフの繰り返し。
何が凄いって、レース部分がAボタンとLボタンを押すだけの内容なら、
その分演出を派手にして視覚的に楽しませようって考えても良さそうなものなのに、
そういうことを1ミリもやっていない点ですね……実に硬派な仕様ですね……。
カメラがプレイヤーの背中と路面を大きく映した表示で固定なので、
レース場の様子や背景を楽しむことが一切出来ない上にスピード感がまったく無いのも注目したい。
本格的なレビューは明日夜を予定してるが、
オートレース場&通販サイト限定販売とはいえ、
これを定価6090円で売るって人類が考えた発想とはとても思えない。
「薄い」という単語が適切かどうか迷うほどの圧倒的薄さ。
Wiiのプロゴルファー猿やWiiウェアの人生ゲームなんて、
みんなでオートレース3Dに比べたら厚切りステーキみたいなもんですよ!!
恐ろしい……ゲームだった……。
スポンサーサイト