メニューに15本のゲームが並んでいるので選んで遊ぶだけ。
難易度設定やオプションなどは一切なし。
得点があるゲームは最高得点が、無いものは連勝記録が記録される。
ミニゲームは何とも言えない謎のキャラクターが出てくる物が多いが……。
子供を操作する物もあったりで統一感が無い。
ミーバースに書かれたカルチャーブレーンガチ勢の情報によると、
昔カルチャーブレーンが出したキャラゲーである「うちの3姉妹」などに収録されていたミニゲームを、
キャラだけ差し替えて再収録したものがほとんどらしい。
軽くチェックしてみよう。
えーと、これが「ザ・ゲーム15」に収録されているイスとりフィーバーで。
これが「うちの3姉妹DS2」に収録されているミニゲームの一つ。
完全に一致!
対戦出来ないのに4人プレイ前提っぽいミニゲームが多いのはこれが理由か!
カルチャーブレーンといえばこういう流用なので2017年でも自分を見失わない戦闘スタイル。
前向きに考えると、版権の都合で移植できず埋もれるだけだったゲームを、
キャラだけ変えることで安価で再販出来るようにしたと言える……!
これぞカルチャーブレーンジェネリック!
グラフィックと演出は本当に最低限の簡素なもので、
難易度設定も出来ない上にミニゲーム自体は単純なものばかり。
すぐ飽きてしまうような物が大半だ。
それなりに遊べるものもあるし、スコアや勝率が記録されるので、
延々とやり込むことができないわけではないが……。
気になったのは操作説明がゲーム内で確認出来ないことだなあ。
ゲームによってキー操作とタッチ操作があるし、特殊なルールのゲームもあったりするのに不親切。
電子説明書をいちいち開かないといけないぜ。
このゲームならではの長所もほぼ無くオススメはしないが、
15本のミニゲームが入っているので300円ならまあ許せるかな?という内容。
対戦が出来れば多少は需要ありそうだったかな……。
以下、収録されている15タイトルを簡単に紹介する。
・イスとりフィーバー椅子取りゲームだが、動くゲージを目押し続けると、
歩行スピードが上がるシステムが噛み合ってなくてなんだか気持ち悪い。
椅子のある方向に方向キーを入れ続けてれば勝てるしつまらない
・ワイワイ雪合戦雪玉を持てるのは一個だけで作るのに時間が掛かる。
タイミング良くジャンプすれば避けられる、投げる時にフェイントも可能。
システムでちゃんと読み合いが成立しているので収録ゲームではかなり面白い部類。
対戦出来れば盛り上がったかも。
・いろぬりゴー歩いた場所の色が変わるルールで、床を一番多く塗ったプレイヤーが勝利。
1回だけ相手を滑らせるバナナを置けるだけで、壁や他のプレイヤーにぶつかってもペナルティ無し。
4人でのバトルなのに淡々と歩くだけの寂しいゴー。
・うまくよけてね数十匹のヒツジが殺人タックルをしてくるので謎生物を操作して避け続けるゲーム。
タックルを食らった時の謎生物のノーリアクションっぷりが面白かった。
・SL危機一髪制限時間以内にスタートとゴールを線路で繋げてSLを走らせるチクタクバンバン風のゲーム。
王道ミニゲームなのでそこそこ楽しいが、
パーツの回転が出来ないのでリロードボタンを連打しまくる展開になりがち。
SLの上に乗っている謎生物のデザインのやっつけっぷりが一番危機一髪だと思う。
・ドキドキスロットスロットで何が出るかを賭ける運ゲー。それ以外のコメントは無い。
謎生物のアイコンが並びまくった絵面が強烈。
・ヤシの実落としタイミング良くヤシの実を狙い撃って動き回るカゴに入れるシューティング。
最初はタイミングが難しく感じるが、カゴに入れると残り時間が増えるヤシの実を狙い撃てるようになると、
今度はゲームがなかなか終わらなくなって飽きてくる。
・大きい?小さい?ハイ&ロー。運ゲー。
・ガアガアレース操作性が微妙なタッチ操作オンリーのレースゲーム。
1回勝つともういいかなってなる。
・キーンとかきごおりタッチ操作でハンドルをグルグル回し、指定されたシロップをかけてかき氷をひたすら作る。
ハンドルを回して氷を削る感覚は好き。1回遊ぶともういいかなってなる。
・おまつり金魚カーソルを9か所にしか動かせないので金魚の細かい動きに対応できず、
遊んでいてややストレス溜まる金魚すくい。
ここら辺はオリジナルのゲームで縁日のイベントでもあったんだろうか……。
・ザ・7ならべ普通の7並べなので普通に遊べる。
もちろんルール変更や難易度設定は一切できない。
・ブロックあわせ上画面のお手本通りにブロックを組み合わせていくタッチ操作オンリーのパズル。
徐々に難しくなってくるし制限時間のバランスも良い。
単純だが熱くなってしまう。収録ゲームの中で一番面白い。
回転操作がやり辛いのだけが惜しいね。
・しおひがり移動して画面をこするとランダムで貝が出てくる。見つけた貝の数を競うほとんど運ゲー。
操作してる謎生物に手が無いからどうやって貝を掘り出しているのか気になる。
そもそもこいつ貝とか食べるの?
・数あわせ画面にズラリと敷き詰められた謎生物のイラストを見て、
指定された謎生物が何人いるかを当てるゲーム。省エネ感が溢れすぎている。
以上、全ゲーム紹介でした。
雪合戦とブロックあわせが好き。