
俺が小学校のころにスーパーマリオランドや
ウルトラマン倶楽部と共に散々遊びまくったオペレーションガンダムを紹介するぜ!
漫画版の丸出だめ夫でだめ夫が授業中に遊んで先生に叱られてたゲームでもある。
子供のころはよく遊んでたけどこのゲームすっげーつまんないんだわ!
Aボタンでサーベル、Bボタンで射撃。
あちこちにあるガチャベースでモビルスーツの乗換えや回復が可能。
一定数以上の敵を倒せば次のステージに進めるアクションシューティングなんだが、
豆鉄砲をチマチマ撃ってひたすら敵を倒し続けるだけの大味なバランスで、
しかも敵を破壊してもその後に登場する脱出ポッドを破壊しないとカウントにならない
この脱出ポッドがガン逃げするのでなかなか倒せなくてイライラ。
ステージも5つしかないしまったく面白くない。
当時もあんまり面白くないなーと思いつつやってた記憶があるな……。
脱出ポッド破壊した時の爆発音はかなり気持ちいいんだけどね。
ただ、演出面では見るべきところがかなり多いのでそこを取り上げようと思う
元々G-ARMSはコミカルなノリの作品だったんだけど、
このゲームはガチミリタリーな雰囲気でコミカルさが欠片も無い。
そもそも脱出ポッドの登場やMSの乗換えが出来る時点で
それまでの「SDガンダム」ではないんだよな。
登場するガンダムは「目玉の無いガンダム」で統一されているし、
戦争モノの雰囲気たっぷりなテキストは
SDガンダムのゲームとしては明らかに異質。
ゲームオーバーになると十字架で作られた墓の絵が表示され、
十字架の頂点には軍用ヘルメットが引っ掛けられていたりとえらく殺伐としてる。
ゲーム部分のしょっぱさに比べてデモや一枚絵が妙に渋くてカッコいい。

ナイフを構えるグリーンベレーガンダム。
この「目玉の無いカッコいいSDガンダム」っぷりは、
ある意味Gジェネレーションシリーズを先取りしてると思うね。
この後のテキストで「ジュウ ヲ トッタ」って出るのに
銃じゃなくてナイフ構えてるのはちょっとおかしいけど。
命を奪うための道具の総称としてジュウという表現を使っているんだよきっと!
ジョウリクニ セイコウシタ G-ARMSハ テキノキチ ハカイニムカッタ
アレクルウ トーチカノ ホノオハ マルデダイチヲ ヤキツクスヨウニ ホエテイル
ムネノコドウハ フラッシュハイダーノ キラメキニ ニテイル
タチコメル ショウエンノ ニオイハ アマクヤサシイ
チュウニマウ ヤッキョウハ セイギト ショウリヲ カチトルタメノ シルシ…
STOP! THE FIRE! こちらはステージ4開始デモのテキスト。
とても「ちくじょうを はじめるばい」とか「でけへん」とか
僧侶ガンタンクが料理の前で「へっへっへ いっぷく もってやるか」
とか言ってたゲームと同じカテゴリーとは思えん。
ジユウデ ヘイワナ ヨノナカヲ
キョウフト ボウリョクニ ヨッテ シハイ シヨウトシテイル
ハカイト サツリクノ マオウ
ヤツハ コノヨノ ハルマゲドン ナノカ ヤツヲヤラネバ…
ヤツノ ナハ ブラッディザク最終ステージはテンション上がったのかテキストもおかしなことになっているが。
「奴はこの世のハルマゲドンなのか やつをやらねば…」って。
無駄な勢いに溢れすぎていて大好きです。
しかもこのステージ、はじまるとブラッディザクが山ほど出てくるんですよ!
脱出ポッド引きずりだして
規定数倒すとクリアとかマジ盛り上がりもへったくれもねぇ!
安いハルマゲドンだなオイ!
「SDガンダムをリアルタイプ的なカッコ良さで演出した最初のゲーム」なんじゃないかなぁこれ。目玉の無いSDガンダムって当時は珍しかったし、
同時期のSDガンダムのゲームと比較してもあまりに異質すぎる。
何故かランバラルグフと戦うガンダムの一枚絵が挟まったりとか、
ジーンのザクのパイプをもぎ取った後のガンダムの一枚絵があったりとか、
G-ARMSと機動戦士ガンダムの区別が
ついてないような点はあったりするのもまた謎。謎というかテキトウ。
音楽は音そのものはショボいのに耳に残る熱い曲が多かったりする。
当時は普通に遊んでいたが、今遊んで見るとかなり尖った一作だ。
あえて今遊んでみるのもいいかも。
いや、ゲームとしては本当に面白くないんですがね。
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ポット状態で必死に逃げて「コノキチ(?)ニMSハイナイ、ザンネンダッタネ」って感じの事を言われた瞬間がもう、ね