去年物議を醸したMOVEI大戦2010のディレクターズカット版の発売日と内容が判明したぞ!
>2009年12月に公開された
>『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイドMOVIE大戦2010』
>のディレクターズカット版が登場。
>劇場公開時とは異なるW編→ディケイド編の順での構成、
>更に未公開シーンが約9分追加!やめてくれないか!Wとディケイドの順番を入れ替えるのは!
何故こんなことを……?意味わからん。あの流れでいいと思うのだけど。
追加も9分って少ないなー。他のDC版はもっと長いのに。
やっぱりタックルの描写が増えたりするのかないらねぇ!
ディケイド編はちょっと追加した程度じゃどうにもならないシナリオだし、
W編は追加するまでもなく完成されたシナリオだから、
バトル分を増やして欲しいんだがどんなものかな。
ムービー大戦自体は個人的に結構気に入ってるぜ。
あの導入が凄い。
見事な空中飛行をしている最中にいきなり蹴り殺されるスカイライダー。
クロックアップ+インビジブルというチートコンボで瞬殺されるスーパー1とカブト。
カブトのツノをゴミのように投げ捨てるディケイド激情態。
この流れはすげぇよ。
なんというか「それをやっちゃっていいの?!」「それを見せてしまっていいの?!」
っていう想いで頭が一杯になった。
スカイとスーパー1とカブトが好きな人は怒っても良いと思うし、
俺もカブトは大好きなんで、
「天の道を行きすべてを司る男がゴミみてぇにやられちまった……ッ?!」
ってショックを受けたけど、
真の破壊者モードになったディケイドの恐ろしさを表現するのにこれ以上の演出は無い。
「うわぁ……うわぁ……!」
としか言えないディケイドの圧倒的悪魔っぷりが逆に気持ちよかった。
ユウスケとの友情も泣けた。
存在意義の感じられないタックルとか、
TV版に輪をかけて唐突な海東さん、取ってつけた感の強いスーパーショッカーと、
話はまあひでぇモンだったが、
メタ展開使って「ディケイドの物語」をきっちり完結させてたのは良かったよ。
逆に言うとそこ以外は褒められる箇所が全然無かったとも言えるし、
結局ディケイドが破壊者になる運命からは逃げられなかったのは悲しかった。
でも、ディケイドが本当の意味で仮面ライダーになれたんだぜ。
過去の平成ライダーの商品価値を高めるために作られた
物語の無い、使い捨てのライダーだったけれど、
それでも一生懸命に戦って、みんなに愛されて、
みんなの記憶に自分の物語を刻んで
本当の仮面ライダーになれたんだよ!ディケイドは!
最終回は映画で!商法は本当に最悪だった。
ムービー大戦のシナリオもひどい、確かにひどかった。
ここは援護できない点だし、二度とやるべきじゃない。
でも……俺は門屋士が、仮面ライダーディケイドが本当に好きなので満足したよ。
ここからが仮面ライダーディケイドの本当の終わりであり、本当の始まりなんだ。
ダメな映画だったが、いい映画だった。
鳴滝さんが本当に意味不明なまま退場したのはどうかと思ったけどさ!
メタ展開を考えると、
「頭の固い昭和ライダーファンの怨念」っていう推測でも全然おかしくないのがまた。
だからこそ昭和ライダーの象徴であるショッカーの幹部になって、
自分もゾル大佐としてディケイドを迎え撃つと。
昭和ライダーファンだから基本的にショッカーは敵だけど、
ディケイドが気に食わないからもう自分がショッカーになると。あー、つまんねぇ推測。
穴だらけのディケイド編に対してダブル編はもう完璧の一言。
本当のハードボイルドを見せてやるとばかりに出てきたおやっさんのカッコ良さときたら!
TVの複線が解消されるシーンでは
「あのシーンはそういうことだったのか!」と素直に驚くことが出来、
「新しい謎が出てきた!これ本編でどう使われるんだろう楽しみすぎる!」
と、以降のTV版の展開にも素直に期待出来るという、
映画としてもTVのサイドストーリーとしても完璧過ぎる内容。
ファングジョーカーの顔見せもあって本当に面白かった!
そしてムービー大戦!
いきなりの2分割画面からの大乱戦!
謎のマンモスロボ大暴れ!ファイナルフォームライド祭り!
死神博士のメモリ!平行世界の仮面ライダースカル!
敵がドラスってのがちと物足りなかったが、
ディケイドとWのクロス展開だからこそ出来る盛り上がり。
(爆発)
↓
ディケイド「うわーっ!」
↓
ジャコーン
↓
観客「ざわ…ざわ……」
↓
W編スタート
↓
観客「ざわ…ざわ……」これと
東 東
映 映
↓
観客「ざわ…ざわ……」この流れ!これは劇場で見なきゃダメだ。
スタッフの手の平で転がされてる感がなんだか心地よかった。
「通りすがりの……」「二人で一人の……」くるぞくるぞ……。
「「仮面ライダーだ!(パキーン)」」キタァァァァァァァァァァァーーーー!繋がったぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!
ってもう完全にスタッフの術中にハマっちまったわ。
賛否はあると思うが、
仮面ライダーディケイドという作品を象徴した内容であるディケイド完結編。
仮面ライダーWという作品を象徴した内容であるビギンズナイト。
両方混ぜてもうとにかく大騒ぎなムービー大戦。
トータルで見れば「劇場で見るお祭り映画」としては凄く良く出来たと思うぜ。
物足りない点もあったがトータルでは満足だわ。
ディケイドはこれからどうなっていくんだろうなぁ。
色々とやり過ぎたのでしばらくは出し辛いと思うが、
便利な設定だし、
ユウスケや夏みかんや海東さんと一緒にちょくちょく元気な顔を見せて欲しいね。
つーかなんでディエンドなんだよ超電王トリロジー!
価格: ¥ 1,533
OFF: ¥ 1,617 (51%)価格: ¥ 1,884
OFF: ¥ 1,266 (40%)大ショッカーとムービー大戦のサントラが安くなってたのでついでに貼り。
ライダー映画のサントラって結構安くなるの早いよね。
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