今週はdsiウェアの新作ラッシュだが
買って遊んだけどレビューはしてないソフトが溜まっていて
新しいソフトをDL出来ないのでどんどんレビューしていきたいと思う。
とりあえずコイツから。
うちまくれ!タッチペンウォーズうちまくれ!タッチペンウォーズは
dsiウェアで精力的に新作をリリースしているトムクリエイトが200円で配信する作品。
固定砲台を操作して、味方の救援が到着するまで
敵の軍団を撃ちまくって時間を稼ぐ見下ろし視点の防衛シューティングだ。
全30ステージ。制限時間が0になるまで生き残れば勝利だ。
威力は強力だが破壊されたら負けのベース砲台の周りに、
各ステージごとに決められたサブユニットを自由に配置してスタート。
砲台の発射はまず弾を撃たせたい砲台をタッチペンでタッチして、
撃ちたい方向にスライド。基本はこれだがユニットによって性能は違う。
ベース砲はスライドした幅によって弾の飛ぶ距離が変化する。
近くに弾を落としたければちょっとだけスライド、
遠くまで飛ばしたければ長くスライドすればいい。
爆風が強力だが連射が効かず、当てるのが難しいので慣れが必要。
逆にサブユニットのキャノンや炸裂砲は連射が可能だが、威力はそこまでじゃない。
タッチペンの微妙な操作感覚で固定砲台を操り、
群がるヘリやら戦車やらをひたすら撃ちまくるシューティング。
操作は簡単だし、弾を壁に反射させて敵を狙い打つテクニックなんかもあるし、
敵を誘爆させるとまとめて撃破できる上にコンボも発生して爽快。
1ステージは短く手軽に遊べるし、ボスで巨大兵器も登場。
シンプルな操作と爽快感を併せ持った面白いゲームだ。
……と言いたいところだけどあんまり面白くないんだよなあこれ。
タッチペンでの砲台操作は悪くないんだけど、
複数の砲台を1台ずつタッチ&スライドのみで操作しないといけないのが煩わしいし
タッチパネルの反応が悪くて狙いが付けづらい上に、
基本的に大量の敵が物量押しで猛攻撃を仕掛けてくるステージ構成ので、
じっくり狙いをつけるというよりは、
大体の方向にタッチペンをガチャガチャ動かしてうちまくるだけになる。
いやまあ、「うちまくれ!タッチペンウォーズ」なんだから間違ってはいないんだが
どうにも大味だし、後半は難易度が高めなので理不尽に感じる場面もしばしば。
制限時間が残り10秒切ると敵のスピードが加速して最後の猛攻撃をしかけてくるが
こうなると狙いもクソもなくなるので
ますますタッチペンをガチャガチャ動かすしかなくなる。
誘爆して大量の敵を一気に破壊!とかボスの巨大兵器登場!とかは良いんだけど
とにかく操作性の悪さと物量押しの敵でイライラが溜まる。
ベース砲台はタッチペン操作、
サブユニットは方向キーorボタンを押した方向に発射にして
同時に撃ちまくりの攻撃が出来るようにするとか、
もしくはもっと一撃一撃を狙い打つ内容にするか。何にせよもう一捻り欲しいとこだった。
システムとステージ構成の噛みあわなさを、操作性の悪さがさらに押し広げている感じ。
コンセプト自体も悪くないと思うんだけどまとめ方に失敗してるね。
200円って価格とボリュームは頑張ってるだけに残念だったぜ。
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