1面に戻るか死ぬかの2択じゃないですかー!
海外のコミックを買うのは初めてなんだが、
スコットピルグリムのコミックなかなか面白いな。
ゲームの完成度がどれだけ素晴らしいのかもよく分かったぜ。
さて、3DSの最新作!
ガンダムザスリーディーバトルとラビッツタイムトラベルのファーストインプレ行くぞ!
ガンダムザスリーディーバトルはアクション!
PSPでずっと続いていたガンダムバトルシリーズの最新作。
シナリオやしっかりした原作再現やモビルスーツの重厚な挙動などはすべて捨て、
テンポの良さと動きの軽快さと
膨大な量のモビルスーツの育成に力を注いできたシリーズだ。
大味だがチマチマとプレイし続けてしまう魅力があり、
俺もバトルロワイヤル、
バトルクロニクル、バトルユニバースとプレイしたが面白かった。
今回のスリーディーバトルは過去のガンバトシリーズから
ステージはもちろんロード画面やカットインまですべて使い回し!
遊んで軽く笑うくらいにホントにガンバトそのまんまの内容だが、
200以上いたモビルスーツも70体程度までと大幅に減少。
参戦作品もガンダムとZの劇場版と逆シャアとユニコーンのみ。
CPUの操作する仲間と一緒に出撃も出来なくなった。
と、劣化してる面がすげぇ多い。大きなシステム変更も無いため、
3DSで早期に出すための突貫工事臭がバリバリだ。
しかしウリである3Dのグラフィックはなかなか良い感じ。
銃での撃ち合いやブーストを吹かしてのダッシュなどがあるせいで、
同じ3Dアクションである戦国無双クロニクルよりもずっと立体感があるし、
飛び散るマシンガンの薬莢や、
ガンタンクの一斉射撃を避けた時なんかは3Dがかなり効果的に機能してる。
宇宙空間で太陽にカメラを向けた時に画面に差し込む光にも痺れた。
モビルスーツのモデルはPSP版の使い回しだが、
エフェクトや質感が綺麗になってるせいで大分印象は違う。
それも巨大ロボット的な質感じゃなくて、
どこかプラモっぽいテカリの質感になってるのが面白い。
やや荒めのモデリングと相まってガンプラをそのまま操作してるような感覚だわ。
PSP版だとほとんど使い物にならなかった格闘が大幅に強化。
射撃を当てるよりも格闘で殴った方が効果的な場面が増えたし、
攻撃範囲が広くなったので、
複数のモビルスーツをまとめてなぎ倒せるようになった。
敵のエースが序盤から結構強くて、チャージ攻撃を積極的に使ったり
こっちの射撃を避けたりしてくるので、格闘を狙わないと手こずることも。
まあ、メガ粒子砲のチャージ攻撃とかは相変わらず強いけどね。
難易度がイージー・ノーマル・ハードで選択可能になったり、
ミッションをクリアすると使用したモビルスーツの強化に使えるポイントの他に
好きなモビルスーツの強化に使えるエクストラポイントが入手できるようになったりと
システム面でもマイナーチェンジはされている。
とはいえ、やっぱ突貫工事臭バリバリで、新作遊んでる感じは全然しないね。
3Dっぷりは良い感じだし格闘の強化とか変更点もあってそこは新鮮だし、
なんだかんだで元々面白いゲームなので楽しめてはいるけど、
今のところガンバト経験者にはちょっとオススメ出来ないぜ。
ラビッツタイムトラベルはUBIが送る2Dのアクションゲーム。
パーティーゲームなどでそこそこシリーズの続いてる「ラビッツ」が主人公だ。
全力で日本人ウケしなさそうなデザインだけど海外じゃ人気なのかねラビッツ。
ゲーム中でもかなりキモいぜ。
ラビッツがタイムマシンで5つの時代を巡る内容で、
操作はAボタンでジャンプ。Yボタンでキック。Bボタンで物の持ち運び。
ジャンプ中に下でヒップアタック。
ステージには敵も登場するが、
穴に落ちないようにリフトを乗り継いだりしていくのがメインなので
アスレチック系の2Dアクションになるかな。
キックで壁を破壊したり、坂道を使って加速したり、
道を塞いでるトゲ付き鉄球に落ちてる箱をぶつけて破壊したり、
ジャンプ台を使った大ジャンプで先に進んだり、
アイテムで一定時間特殊能力を使えるようになったり。
ステージの雰囲気は悪くないしそれなりにギミックはある……が、
ゲームとしての難易度はかなり低く、
ステージ16までクリアしたとこだけど普通に遊んでるとまず死ぬことは無い。
チェックポイントの豊富に用意されていて、1UPもザックザク。
ステージ構成もやや冗長かな?
一度クリアしたステージは、
「ノーダメージ」「コインを一定以上集める」などの条件を満たすと
コスチュームなどがゲット出来るミッションモードと、
規定タイム以内のゴールを目指すタイムアタックモードの
2つのモードで遊ぶ事が出来るようになるが、
正直これ二度手間、三度手間になるから最初から解禁して、
モードも二つに分けるんじゃなくて1本化した方が良かったと思う。
どうも現状だと水増し感が。
あと3Dの使い方はかなり甘い。
挿入されるムービーも3Dだけどうまく3Dに見えない箇所が多いし、
一番不満なのは常時表示されてるライフゲージが「へっこんでいる」事。
背景は立体的なのにライフゲージがへっこんでるから見てて気持ち悪いよこれ。
何故こんな表示に……。
死んだ時は「ラビッツが手前に吹っ飛んで画面に叩きつけられる」
という3Dらしさを生かした演出になってるんだが、死亡演出がこれだけなので、
岩に潰されて死のうが溶岩に落ちて死のうが敵に殴られて死のうが、
全部「ラビッツが手前に吹っ飛んで画面に叩きつけられる」演出なので不自然。
なんで穴に落ちたのにいきなり手前に吹っ飛んで死ぬの?!
ここはさすがにちょっと手抜き過ぎだと思った。
操作性は問題ないし、累計スコアやミッションモードなどで
コスチュームやフィギュアのゲットなどのやりこみもある。
初めて遭遇した敵はちょっとしたデモ付きでラビットとの掛け合いがあったりもする。
オーソドックスな2Dアクションで手堅い出来ではあるのだけど
ホントに子供向けって感じで
バリバリのアクションゲームを期待してしまうと大分物足りないかなー。
悪くは無いんだけどね。まあ、もうちょっと遊んでみよう。
テキストはなんだか間の抜けたノリ。ある意味洋ゲーっぽいと言えば洋ゲーっぽい。
ブラァァ
うわあああ!
うわあああ!
うわあああ!
だんだん楽しくなってきた。
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新ハード発売直後のガンダムゲーは大体適当な作りだし、次回以降に期待だな