
8月1日発売の小学一年生の付録がゲーム機だったのでこないだ買って来た。
11種類のゲームが遊べるほんもの付録!750円で新ハードゲットだぜ!
まさか任天堂の3DSとソニーのVITAのバトルに小学館が新ハードで参戦するとは……。
小学館ファミリーネット|小学一年生 2012年9月号「スマホみたいな本ものゲームき!!」「スーパーゲームふろく」公式の煽りが凄過ぎる。
このくらいのハッタリがなければ子供相手の商売なんて出来ないのだ!

取り出すとこんな感じで白いボディが眩しい。
ていうか結構デカいな?!本物のスマホみたいだ!

付属のシールでカスタマイズすることが可能。ここはスマホっぽい。
ドラえもんシールとキラキラしたファンシーなシールも捨てがたいが、
ここは真ん中のちょっとポケモン図鑑っぽいデザインのにしておいた。

かなりスマホっぽくなってきた!!!!!!!!!!!!!!

本誌だとこんな感じで紹介されていた。
この兄弟の格好で紹介させるのは何かの皮肉ですか!
本体はスマホっぽく単4電池2本で起動する。

スイッチ入れたらいきなり画面に「9999in1」って表示されて驚いたよ!
まさか幼年誌の付録でこんな表記を見ることになるなんて。
11種類のゲームに複数のモードとスピード設定とレベル設定を全部含めて9999ってことなんだが、
かなりスマホっぽい仕様だぜ。

俺が中学生くらいの時に流行ったポケットテトリスの便乗で
大量に出たポケットゲームを彷彿とさせるグラフィック。
つまりあれはスマホだったのだ。
ゲーム画面では常に名探偵コナンのパチモノみたいなキャラが動いてる。
おいおい、こんなの出したら小学館に怒られるぞ!
……小学館のゲーム機だった!ならこれは本物のコナン君ということなのかも!
音量調節は不可能でONとOFFのみ。
家で子供が遊んでたら親にぶん殴られそうなくらいデカい音を出して遊ぶか、
完全に音を消して遊ぶかの2択。
やや不便な設計だが、スマホっぽさを追求した結果だと思うのでここはしょうがない。

全ゲームの紹介といこうか。
1本目は「バトルゲーム」。
方向キーで移動してボタンで弾を発射するアクションシューティング。
バトルタンクっぽいかな?
操作性の悪さと画面の狭さで遊ぶのは困難。まあ、収録ゲームでは面白い方。
2本目は「ピンボール」
左右にバドルを動かしてボールを跳ね返し、画面内のブロックを全部消すゲーム。
ブロックくずしじゃねーか!でも説明書にはピンボールって書いてある……。
ブロックくずしをピンボールと言い張る強引さ!
ボタンを押すとゲームスピードを高速化可能なのでテンポはいい。
反射角がまったく変化しないことが多いので難易度は激ヌルです。
反射角が変化しなくて無限ループになった時はパドルの端で勢いをつけて弾けばちょっと変わる。
3本目は「Wピンボール」
パドルが上と下にあるだけでピンボールと一緒。
4本目は「シューティング」
上からブロックの塊が降りてくるので
方向キーで移動してボタンで弾を発射して破壊していく。
スペースインベーダー的なゲーム。
ブロックが分離して体当たりしてくるので避けるなり撃ち落すなりする。
ボタン連打して左右に動いていれば特に問題のないゲーム。
ブロックの配置がピンボールと一緒なのはスマホだからしょうがない。
5本目は「障害物シュートゲーム」
基本はピンボールと同じだが、画面中央に敵のパドルが存在。
ボールを跳ね返して、画面上部のゴールにボールを入れれば得点。
敵のパドルは左右にフラフラ動いて邪魔する。
名前をサッカーゲームとかにした方が分かりやすいんじゃねーの?!
6本目は「カーレース」
方向キーで移動、決定ボタンでスピードアップ。
敵の車を避けながらひたすら進んでいくゲーム。
2~3車線しかないので超単調だけどスマホっぽいといえばスマホっぽい。
7本目は「カーレース2」
操作はカーレースと同じ。
左右の壁にぶつからないように進むゲームで、こちらは1ドットずつ動ける。
道がめっちゃ狭いので、単調さに油断するとすぐ死ぬぜ。
8本目は「シューティング2」
上からブロックが降りてくるので弾を撃っていく。
ブロックが画面下まで到達したらアウト。連打ゲー。
9本目は「組み消し」
上から降りてくるブロックの隙間にブロックを撃ち込んで埋めていく。
ブロックが横1列揃ったら消える。クォース的な内容。
10本目は「友達できるかな」
方向キーで移動して点滅しているブロックを取っていくゲームで、
ブロックを取る度に自機が長くなっていき、自分の体や壁にぶつかるとミス。
一般的にはスネークとか蛇ゲーとか言われてるものだが、何故こんな名前に。
出来た友達に触ったら死ぬってことですよ!?
11本目は「玉わたり」
左右に動くブロックの隙間を縫ってゴールを目指すゲーム。フロッガーだね。
すべてのゲームに複数のモードが用意されているが、
画面が上下逆になるとか、弾が増えるとかそのくらい差。
どれもこれも定番ゲームを超チープにした内容。
付録として豪華ではあるんだけど今の小学一年生が喜ぶかは……。
最新の子供向け雑誌に付属してくるスマホっぽい最新ゲーム機のはずなのに、
プレイしていると何故か溢れてくるノスタルジー。
話の種に買ってみるのも一興かも。
ちなみに俺はスマホ持ってません。
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