ハングリーバーガーのレビュー行くぜ!
ハングリーバーガー 公式ハングリーバーガーはアークシステムワークスが400円で配信した3DSDLソフト。
画面奥から発射された食材が上からどんどん降ってくるので、
バンズを動かしてそれをキャッチしてハンバーガーを作るという、
現実のハンバーガー作りにかなり近いリアリティ溢れるゲーム内容だ。
モードはストーリー仕立てになっていて3段階の難易度がある「はじめる」と
何人のお客さんを満足できるかに挑戦するエンドレスな「とことん」の2つ。
操作はスライドパッドで皿に乗ったバンズの移動。Lで左に、Rで右に皿を揺らして微調節。
操作はこれだけとシンプル。
最初の説明通り、上からハンバーガーの具になるピクルスやら肉やらベーコンやらピーマンやら
レタスやら目玉焼きやら紙コップに入ったジュースやらステーキやらが降って来るので、
お皿に乗ったバンズを動かしてうまくキャッチしていく。
食材が5個落下するごとに1個のペースでバンズが降って来るので、
これをキャッチして挟めばハンバーガー成立。

最大までバーガーを積んだ場合は
どんなタイミングでも自動的に上からバンズが降ってきてハンバーガーが成立。
「最大」はこのくらいね。
また、お客さんには機嫌という要素がある。
お客さんは毎回食べたい食材をオーダーしてくるので
これを挟んだハンバーガーを作れれば機嫌がアップ。
1ステージに1個だけ飛んでくるスペシャル食材を挟んでハンバーガーを作ったり、
最大までバーガーを積んで完成させたりすると機嫌がアップ。
逆に、オーダーした食材を挟まずにハンバーガーを作る、
ハンバーガーをなかなか完成させない、などで機嫌がダウンしていく。
機嫌がマックスになると一定時間食材を積みやすくなるフィーバータイム突入。
機嫌がゼロになったらゲームオーバー。
ハンバーガーをどんどん作ってお客さんの満腹度を一杯にすればステージクリアだ
単純なルールだが物理演算を使っているので当たり判定が非常に細かく、
食材をキャッチする度にグラリとハンバーガーが揺れるのがスリリング。
食材ごとに異なる形状を考慮してしっかり積んでいかないと
ハンバーガーが高くなった時に大崩壊を起こすので、
常に「ハンバーガーの真芯」で食材をキャッチすることを心掛けなければならない!
オーダーがあるので時にはバンズをスルーした方がいいこともある。

ハンバーガーのバランスを整えるために、
「画面の端」に皿を寄せて具を整えるなどの小ワザも重要だ
しかし慣れないと画面左端に強く皿をぶつけすぎてバーガーが右に崩れたりもする。
慣れてもたまにする。
フィーバータイムになるとまるで食材同士が磁石でくっついてるみたいに
ハンバーガーが崩れなくなるので
バランスを気にせずガンガン積み上げられるのがとにかく爽快。

ストーリーモードはハンバーガー屋さんにやってくる
珍妙なおっさんやおばさんや少女を頑張って満腹にしていくシナリオ。
みんな胃袋が宇宙になってる系の人なので
山ほど具を挟んだバーガーを何個も食わせないと満足しない。
全8ステージ。クリアタイムでランクが出るので全ステージSを目指すなどのやりこみもアリ。
シナリオ自体は……まあ無難な会話内容かな。
ゲームオーバー時にも会話があるのが細かいといえば細かい。あとラスボスが怖い。
難易度は初級・上級・超級の3つ。
超級は具材5個毎にバンズが降って来ないので、
とにかく具を積みまくって最大にしないとハンバーガーが成立しないというスパルタ仕様だぜ!
ハンバーグラーも思わず自首するレベルの過酷さ。
ただ、オーダーが無くて食材の選別をしなくていいから慣れると逆に楽だったり。
なんでもいいからとにかく高く積めばいいだけなんでね。
物理演算でグラリグラリと揺れるハンバーガーをうまく操作しながら
「おっとっと」「(グラリ)(ドサッ)ああああああ!」と一喜一憂していくのが楽しいゲーム。
慣れるまではハンバーガーの制御が難しいので苦戦するが、
効率よくハンバーガーが作れるようになってくると結構な時間泥棒。
微調整が必要なゲームなのに操作がスライドパッドオンリーで十字キーが使えないのは不満だし、
ゲームとしては単純な内容なんで飽きが来るのも早いんだが
ローカライズではない、アークシステムワークスオリジナルのDLゲームの中ではかなり良質な1本。
操作方法もルールもシンプルだけどハマると熱い。
アークがこういうのを出すなんて意外だなぁと普通に感心しちまったぜ。
- 関連記事
-