
毎度 へぼ将棋のレビュー!
毎度 へぼ将棋 公式毎度へぼ将棋はアークシステムワークスが4月3日に500円で配信した3DSDLソフト。
CPUの強さが「どへぼ」「へぼ」「ふつう」の3段階と弱いため、
将棋初心者でも手軽に遊ぶことが出来るというコンセプトの将棋ソフトだ。
コンセプトが変わってるし、なんかバカゲーっぽいノリだし、
将棋は駒の動かし方くらいは分かるしハチワンダイバーと月下の棋士の単行本も持っているが
弱いので将棋ソフトやると最低ランクの相手でも苦労する……というレベルの俺にはちょうどいいかな?
と思ったので買ってみたのだ。
モードは3段階の難易度でCPUと対戦するモード一つだけ。
対局設定を開くと

「ここはミーのヘアスタイル設定画面さ!」
「嘘はダメっス!」という別に面白くもなんともない掛け合いをフルボイスで毎回必ず見せられる。毎回必ず。
こことBGMがおきらくシリーズの使いまわしなところで嫌な予感はしたんだが……。

設定可能なのは3段階の難易度と先手と会話デモのON、OFFの切り替えのみ。
ハンデ設定などは一切不可能。
対局中は駒の字の解像度が低いせいで見辛いし、CPUは序盤から10秒以上の長考を連発。
やりこみ要素やこれ以外のモードは一切無く、
初心者向けに駒の特徴や定石などを解説するようなモードも一切存在しない。
対局成績を記録する項目みたいなものも無し。3段階の難易度を選んで対局するだけ。
キャラも2人だけだ。
会話内容は寒いが、対局中に上画面で流れるフルボイスの掛け合いは種類が多い。
Bボタンを押すと「待った!」が可能で一手戻すことが可能。
制限は無いのでボタン連打すると初期状態まで戻れる。
駒を動かす時に移動出来る場所が表示されるので駒の動かし方を知らない人でも遊べる。
頑張って探してみたが、評価出来る箇所はこの3点以外に存在しない。
掛け合いには「囲い」の説明とか一応将棋初心者向けっぽい物もあるんだけど
肝心の部分で「囲い方はwebで検索!」とか言い出して唖然とした。ちょっと待てよ?!
ギャグかと思ったらそれで会話が終了するという……。
ていうか難易度「どへぼ」にしても結構強いんですけど?!
フリーのブラウザゲー以下の将棋ソフトに、
とりあえずバカっぽい要素入れて初心者向けっぽく見せかけましたってだけのソフトだね。
作り手がマジメに作る気ナシのが丸分かりで、
手抜きを誤魔化すために面白くもないバカ要素を入れてるだけ。
俺こういうゲームはクソゲーより嫌いだわ。
いかにも扱うゲームだけ変えてシリーズ化したり
PSPやVITAで派生作として「メイド へぼ将棋」とか出したりしそうなタイトルだけど
こんな内容ならもう出さないで欲しいですね……。
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バカゲーっぽい手抜きゲーは一番駄目だよね。
手を戻せるシステムだけは◎だけど、続きはwebでって…。