
4月20日に発売されたニンテンドードリーム最新号に
あのアイカ村の作者インタビューが掲載されていたぞ!
すげぇ、表紙にもアイカ村の写真が!

それで表紙にデカデカと「
人がいちばん おもしろい」ってなかなかのブラックジョークだな!
今月はどうぶつの森やトモダチコレクションみたいな
プレイヤーそれぞれで違った楽しみが生まれるゲームが中心の構成だからなんだろうけども。
ファイアーエムブレム1周年記念特集ととび森のアイカ村作者インタビューに続いて
マザー2の大特集やってるのがなんともニンドリらしいぜ。
アイカ村について説明しておくと、
3DSのとびだせどうぶつの森には「夢番地」という番号を入力して他のプレイヤーの村に行く新機能がある。
ネットに繋げて登録された番号を入力すれば、その村に「夢」という形でお出かけが可能。
任天堂のサーバーに保存された村にアクセスしているので、
その村で何をしても実際の村には一切影響が無い。
この機能で知らない人の村にも気軽に行けるようになり、
ユーザー同士で「この人のこの村が面白いよ」なんて番号を教えあうことも可能になったのだ。

昨年12月中旬頃に、この夢経由で行ける「アイカ村」という村がスゴい!と各地で話題になる。
アイカという女の子と4つの家が存在する村。
最初の家は幸せそうな内装なんだけど、二つ目の家からだんだんと雲行きが怪しくなっていく……。
村の全体の改造っぷりや
マイデザインや家具を駆使した部屋のレイアウトの凝りっぷりが尋常ではなく、
村全体で一つの作品のような構成になっているホラータッチの村。

俺も行ったんだけど「どうぶつの森でこういうことも出来るのか!」と感動する完成度だったぜ。
意味深なアイテムが山ほど散りばめてあって歩いてるだけでゾクゾクした。

部屋で流れてる「うたたねのゆめ」がまた怖くてな……。
アイカ村抜きにしてもどことなく不安な気持ちになってくる曲だったのに、もうまともに聞けない。
アイカ村の作者であるガラックさんへのインタビューは2ページ掲載。
シリーズは2作目のどうぶつの森+から遊び始めて、
その頃からスローライフを楽しむというよりは
観光地のように独自の村を作る方向で遊んでたそうな。
ストーリー性のある村を作ろうとしたきっかけは、
ニンテンドーダイレクトで夢見の館があるのを知って、
ここでホラー村を公開したらおもしろそうだなと思ったのが始まり。
背を向けた人形が沢山ある部屋の仕組みは
発売前の情報で部屋の視点を360度回転出来る事を知った時に思いついたなんて話も。
ネットでアイカ村の考察をしているブログにもコメントをしていて、
アダムとイブを表現した部屋に対する
「彫刻がニセモノだから浮気相手なのではないか」という推測には
「そんな視点もあったのか」と驚かされたとか。
記事によると
ほぼ日で公開されていたにこにこり村に強い影響を受けているそうで
「最初の家と最後の家」の元になったアイデアやMOTHERシリーズの話なんかもあったぞ。
夢番地にはまだ反映していない「現在のアイカ村」も紹介アリ。
夢の更新をするかどうかは未定らしく、ボツになるネタも含めての紹介。
「サメの水槽に人形を突き落とそうとする彫刻と、部屋中に置かれたルーレット」
とかそんな感じの部屋とか、
「ヤドカリいっぱい並べたら気色悪いかとおもったらそうでもなかった」
なんてコメント付きの部屋とかね。
他にも面白い話が沢山あるので、アイカ村に衝撃を受けたぶつ森ユーザーは必見。
でも「色々と想像のままにしておきたいからあえて読まない」というのも選択肢の一つかな。
1人のユーザーが作った村が口コミで爆発的に広まっていき、
文字通りにどうぶつの森からとびだしてゲーム雑誌の表紙まで飾る快挙。
どうぶつの森という作品の持っている可能性と、
とびだせどうぶつの森で追加された新システムの素晴らしさを象徴する出来事だったと思う。
そんなアイカ村の夢番地は2600-0218-7298。
更新するかは未定とは書いてあるものの、
今後内容が変わることはありそうなのでまだ見てない人は一度は行っておくべし。

名前で検索すると量産型アイカの襲撃を受けるので夢番地で直接飛ばないとダメだぜ!
ニイカちゃんが気になる……。
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しかしニンドリに特集まで組まれるとは凄いな。