
昨日は劇場版仮面ライダーウィザード&獣電戦隊キョウリュウジャーを見た後に、
休んでからパシフィック・リムを見に行ったのでそれでエネルギーを使い果たしたわ。
どっちも面白くて満足したぜ。
あさごはん記事のついでに軽く感想を書くつもりだったが長くなったので別記事にした。
仮面ライダーウィザードは劇場版らしい「正統派の番外編」って感じで、
派手な展開の多かったここ数年のライダー映画に比べると地味ではあるんだが、
戦闘やギャグや魔法関係の小ネタがテンポ良く続いて見てて飽きなかった。
ギャグは館内でもかなり笑いが起こってたぜ。
ポワトリンの時も思ったがツッコミ役やってる時の晴人さんは輝いてる。
序盤の「魔法が当たり前の世界」に来た晴人さんとコヨミのやり取りとかが凄く良くて
2人の絆は本編以上に描かれていたと思うし、仁藤も美味しい役回りだった。
敵やクリエイトリングの出自がハッキリしないまま終わったのは
ちょっと説明不足ではあったが、まあライダー映画だと割とよくあるという気がしないでもない。
最終決戦がやや盛り上がりに欠けた以外は満足。
映画ならではの番外編で、
本編で物足りなかった要素をしっかり詰め込んでるって意味ではキバ映画に近いかな。良かった。
やっぱ夏のライダー映画は安定してるわ。
キョウリュウジャーはまあ……いつも通りの戦隊映画。
ミュージカルって宣伝するほど歌が多かったわけでもないし
デスリュウジャーがカッコ良くて巨大戦もハデだったからまあいいかなって内容。
エンディングのダンスで見覚えのある人たちが踊ってたのが一番のサプライズ。
「爆発をバックにバイクで大ジャンプ」とやたら目立つエロス要素はやはり坂本監督。
パシフィックリムは
「日本のロボアニメと特撮オタクの監督が200億円使って作った
特撮愛とロボアニメ愛に溢れた趣味全開の超大作でロボと怪獣がすごい勢いで殴りあう」
程度の予備知識で見に行ったんだけど、思ったよりはハリウッド映画だったというか、
シナリオはハリウッド映画のテンプレみたいな感じね。
ただロボと怪獣描写はマジ素晴らしい!ロボの
「まず怪獣を殴りに行く→そこら辺に落ちてるもので怪獣を殴る→ピンチになって武器を使い始める」
っていう肉弾戦っぷりがいい意味で酷い。何が何でも怪獣プロレスやりてーんだな!
途中での香港の街をぶっ壊しながらの大バトルは素晴らしすぎて感動しっぱなしよ。
「それで怪獣をぶん殴っていただけるんですか?!」って声出そうになった。
怪獣との決着方法まで含めて香港決戦が文句なしに最高過ぎて
本当の最終決戦があんま盛り上がらなかったのも許す。
ロボの操縦方法もワクワクしていい。
パイロット1人だと身体に負担が掛かるから2人乗り込んでそれぞれが左脳と右脳を担当するとか、
操縦する時に2人そろて腕や身体を動かして戦う時にビシッとポーズを決めるとか。
こういうのが見ていて本当にカッコいいんだわ。
中国とアメリカとロシアのロボットを1体ずつ紹介するシーンも鼻血でそうなくらい大興奮。
あれは盛り上がらない方がムリだって!
中国のロボットは手が3本ついててすげぇ強そうだったし!
ロシアのロボはパイロットの2人が立っているだけで凄まじい強キャラオーラ出してるし!
アメリカのロボ以外は出番あんまり多くなかったのが無念でならない。
世界観もいいね。怪獣が出現してからすでに何年も経過していて、
怪獣の死体を解体して売りさばく怪獣マーケットが裏で出来てるとか
「怪獣の骨を粉末にして飲むと精力ビンビン」みたいなセリフがあったりとか。
こういうの好き。
シナリオ自体はそんなに見所はないし、良い意味でも悪い意味でも突っ込みどころは多い。
忙しいカメラワークや暗い場所での戦いが多いのもちょっと見づらかった。
突こうと思えばいくらでも突ける内容ではあるんだが、
ロボ描写と怪獣の暴れっぷりだけでお釣りが札束で返ってくる内容。
ロボットアニメと特撮が好きな人間なら見て損はなし。
俺はこれを映画館で見れて本当によかったと思ったよ。
昨日はこの2本で燃え尽きて帰ってから何も出来なかったぜ……。
しかし、いい休日だった。
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映画自体には興味ないけど寺田克也さんの絵目当てで映画館寄ろうかな