
CHAIN BLASTERのレビュー行くぜ!
【CHAIN BLASTER】公式サイトCHAIN BLASTERはG-STYLEから2013年6月12日に700円で配信された3DSDLソフトである。
最近は少なくなった家庭用ゲーム向けの完全オリジナル2Dシューティングだ!
自機は一定スコアで増える機体を含めて2種類。
モードはエンドレスで敵と戦い続けるモードの1種類のみ。
インターネットランキングはあるけどオプションも無しという潔さ。
電脳空間が舞台で自機はアンチウィルスプログラムという設定らしいが特にゲーム中には出てこない。
昔のシューティングっぽいな!

固定画面のシューティングで次々に飛来する敵編隊をひたすら破壊していく構成。
敵を倒した時に出現するブラストマターを取るとゲージがどんどん上がっていく。
最大3つストック可能なこのゲージを消費して
「チェインブラスト」と「オーバードライブ」の2種類の攻撃が可能。
チェインブラストで敵を倒すと爆風が発生して他の敵も倒すことが出来るので、
例えば編隊の戦闘の敵にぶち当てると編隊をまとめて連爆で全滅させられるし、
複数の編隊のイイ感じのポイントにぶち込んで一掃!なんてこともできる。

定期的に登場するボスはザコ敵の爆風をうまく当ててダメージを与えていくことが重要だ。
オーバードライヴは使用した瞬間に一瞬無敵になる上に、
しばらくの間敵と敵弾の動きが遅くなるので、ピンチの時にはどんどん使用していきたい。
どちらも1回使うのにゲージ1本しか消費しないのでバンバン使える。
チェインブラストで連爆!敵をまとめて破壊!ブラストマター大量回収でゲージMAX!
またチェインブラストで敵をまとめて破壊!ブラストマター大量回収でゲージMAX!
危ない!オーバードライヴ!またチェインブラストで敵をまとめて破壊!
基本的にはこの繰り返しだ。
スコアを一定以上稼ぐと1UPで、これは目安になるエクステンドゲージが存在するので分かりやすい。
初期状態だと「ここにぶち込むと連鎖になるぜ!」的なガイドマーカーが表示されるが、
これはポーズ画面でONとOFFが切り替えられるし、先に進むと無視した方が効率よく動けたりする。

2種類の機体は性能が大きく違う。
こちらが初期機体であるSAGITTARIUS(サジタリウス)
Aボタンでゲージ消費無しで撃てる通常ショット。
Bボタンでは前方に強力なショットを飛ばすチェインブラスト。
Yボタンでオーバードライヴ。

スコアを稼ぐと使えるようになる2機目がORION(オリオン)。
こちらはなんと通常ショットが存在せず、Rボタンで自機の移動スピードを遅くするブレーキが使える。
チェインブラストも「自分のいる場所にダメージを与えるフィールドを発生させる」という設置型のものなので、
連爆を狙う時には敵の中に飛び込んで使う必要がある。
使い辛そうだが、ゲームを進めると敵弾が増えていくのでブレーキを搭載したこちらの方が最終的には有利ね。
グラフィックはエフェクトも含めて立体視が効いていてなかなか迫力がある。
敵をまとめて爆破するシステムがメイン。BGMもノリがいい。
ここまで書くとイイ感じのシューティングなんだけどちょっと練りこみ不足でね……。
まずチェインブラストもオーバードライヴもゲージが簡単に増えるのでほぼ使い放題。
強力なオーバードライヴもガンガン使えるし、
残機は最大で3機までという縛りはあるものの簡単に増やせるので慣れるとまったく死ななくなる。
ステージを進めると敵の数と敵弾だけはどんどん増えていくものの、
敵の種類は変わらないし、編隊のパターンも変わり映えしない。
ゲーム展開が非常に単調で、
SAGITTARIUS(サジタリウス)だと似たような敵編隊にチェインブラストをぶち込むだけの作業が延々と続く。
これは……眠くなる……。
エンディングも無く難易度が上がってずっとループし続ける構成。
4週目くらいになると敵の攻撃がちょっとした弾幕シューになってくるので、
「設置攻撃」&「ブレーキ搭載」のORION(オリオン)だと、
オーバードライヴで敵の弾幕の中を泳ぎつつ設置攻撃で一掃する展開になり、
多少は面白くなっては来る。
が、そこに行くだけで何十分も掛かるので何度もプレイする気になれない……。
グラフィックや音楽や雰囲気は結構いい感じなんだけどアイデアが練りこみ不足で冗長な内容。
1プレイがダラダラと長すぎて段々と我慢比べみたいな気持ちになってくる。
ゾンゲリパニックとかビルディンガーとかツブツブ潰しとか
ジャンプ検定以外のG-STYLEのゲームは毎回こんなだな!
発売前はかなり面白そうに見えただけに残念な1本だったぜ。
- 関連記事
-
インターネットランキング?知るか!w