現在メタルマックス4のプレイ時間が30時間突破。
まだクリアしてないんだけどすげぇ面白いんでちょっと紹介記事を書いておくぜ!
メタルマックス4は『大破壊』によって世界が壊滅してから50年後が舞台!
冷凍睡眠による50年の眠りから目覚めて平和な生活を送っていた主人公は
アンドロイドのサーシャと共に、
人類の希望であるクロモグラを巡る運命の戦いに巻き込まれていく……!
……というメインシナリオは置いておいて、
荒廃した世界を冒険しながら凶悪な賞金首を倒しまくって金を稼いだり、
胡散臭いサブイベントを片っ端からこなしたり、
現地妻とお楽しみしたり、温泉でひとやすみしたり、まほうつかいに入門したり
カラオケボックスで歌ったりワイン作りを体験したりするRPGだ!
最初はシナリオに沿って進んでいく構成だけど、序盤を過ぎればほとんど自由行動になる。
シナリオ上で仲間になるキャラ以外の、
自分で名前と職業を決めた仲間をパーティに入れられる施設もすぐに出てくるし、
戦闘メンバーから主人公を外すことも出来るので自由なパーティ構成が可能。
メインシナリオを順当に追ってもいいし、
無視して豊富なサブシナリオを追ったりフィールドを探索してもいい。
メタルマックスには「賞金首」という、
倒さなくてもまったく問題ないけど倒すと大金がもらえるボスがあちこちに山ほどいるが、
どいつも初見だと瞬殺されることの方が多い強さなので、じっくりと対策を考えてから挑みたい。
メタルマックスの魅力はなんといっても戦車。
キャラを搭乗させて戦うことが可能でそのパワーは圧倒的。
武装は主砲、機銃、ミサイルなどの特殊武器であるS-Eの3種類があるが、
シャーシ屋で改造してもらえれば装備できる武装はいくらでもいじれる。
主砲だらけの戦車とか機銃だらけの戦車とか自由自在。
戦車のメインコンピューターであるCユニットは特有の能力を持っており
これを取り替えることで「装備してる主砲すべてを1ターンで発射する戦車」なんてのも作れる。
エンジンの馬力を挙げれば装甲を分厚くして最大HPを引き上げられるようになるし、
逆に最大HPを上げずに重い武装を装備する方向でいってもいい。
空を飛んでいる敵に有効な滞空装備に、地面を潜っている相手にも攻撃可能なドリル装備。
とにかくカスタマイズの自由度高いので、いじったり新しい兵器を手に入れるのが実に楽しい。
登場するキャラが覚えるスキルには乗り物用のスキルも多いため、組み合わせも考える必要があるのだ。
新しい戦車を手に入れた時、新しい武器を手に入れた時、
新しい街に到着してこれまでになかった改造が出来るようになった時。
それぞれに違ったワクワク感があって素晴らしい。
ダンジョンでは戦車で入れない場所もあるのでそこは生身で勝負!
「どこかにあるスイッチを切り替えると扉が開いて戦車で入れるようになり、そのままボスと戦える」
なんてダンジョンもあるのでよく調べないと苦戦は必死だぜ
特定のイベントをクリアすると経験値で成長するバイオ戦車も入手できる。
恐竜やマンモス、タコなど種類はあるが俺は恐竜一択!
他のも捨てがたいけどこのカッコ良さには勝てねぇ!名前はダイナソー3Dだ!
どう見ても恐竜戦車です本当にありがとうございました。
乗り物はカラーリング変更も可能。
付けた名前も自由に変えられるので好きにつけよう。
俺の場合は戦車に「THE戦車」「ラブスマッシュ」。対空戦車には「ラブアッパー」などとつけております。
なんか意外とメタルマックスの世界観に合ってる!
3Dになっているものの、メタルマックスの伝統である戦闘タイプをA~Eから、
戦闘速度を5段階から選択可能なシステムはもちろん搭載しているので戦闘テンポは最高レベル。
メタルマックス4はオーソドックスなターン制のRPGでここは変わらないんだけど、
戦闘速度を変えると攻撃モーションのスピードが、
戦闘タイプを変えると表示されるテキストや攻撃タイミングなどが変化する。
最速である戦闘タイプE&速度5にすると、
味方と敵の攻撃が「ドガガガガガガ!」「ズゴーン!」「ドゴォ!」と一瞬で行われて、
逆にデフォルトである戦闘タイプA&速度1の場合だと
「ダイカイの攻撃!」「バババババ!」「100のダメージ!」
と、キャラの攻撃と与えたダメージのテキスト表示などが一つ一つ挟まる
これは戦闘中にも変更可能なので、簡単に倒せるザコは最速で済ませて、
ボスは最遅で様子を見ながらちょっとずつテンポを上げていく……なんてプレイも可能だ!
ノンストレスの高速戦闘!
このシステムをスーパーファミコンの2から搭載してるメタルマックスは本当に凄いと思う。
ただ、一部の巨大ボスは飛ばせないモーションがあって最速でも遅い時があるのはやや残念。
本当に一部なんだけども。
モンスターもB級的なカッコ良さに溢れててシビれる。
山のようにデカい賞金首なんかも出て来てここは3D化がうまく生きてるね。
今回はボイスがあるので、
ザコがヒャッハー!とか叫びながら襲い掛かってくるの最高に楽しいですよ。
もちろんすぐに戦車で穴あきチーズにするんですけど。
メタルマックス4にだっていますよ……。
露出度の高いセクシーな女モンスターがね……!
訪れる街には大量のサブイベントが用意されていて、どれもこれも胡散臭さ満点。
ぶっ飛んだものから、ぶっ飛んでるけど割とベタな感動展開だったりするものまで様々。
とにかくどのイベントも面白くて、このおかげで新しい街を見つけた時のワクワク感がハンパじゃないぜ。
また、旅先でステキな女性と仲良くなって部屋に止まったり、
その部屋にオシャレなインテリアを飾ったりも出来るのだ。
仲良くなった女性の家をもっとオシャレに飾り付けてあげよう!
ほとんどのイベントで主人公の会話選択肢があるのもいいね。
どれ選んでも展開自体はあんまり変わらない場合が多いんだが、
ひどい選択ばかりでどれも選びたくなってしまう。
こういうのがイベントの度に複数出るし、
サブイベント自体も相当な量があるし、テキストのボリューム凄いよこれ。
今回は変な施設が多かったりでバカゲーっぽいノリは大分強いものの、
「荒廃した世界でもしぶとく生きる人間達」はきっちり表現されてる。
バカっぽいノリでも死ぬヤツはあっさり死ぬし、しぶといヤツはしぶとく生き残る。
終えた後に良い意味でモヤッとしたものが残るイベントもあったりで、本当にバラエティ豊か。
砂に埋もれた観覧車や、見覚えのある鉄塔で釣りをしているじいさんのセリフなど。
この世界観はやはりいい。これこそメタルマックスだと思うなあ。
あと、戦車の武装を変えるときっちり見た目に反映されたり、
戦闘中と移動中は自由にスクショの撮影が可能だったりする点は
さりげないけど高く評価したいね。
ARカードを使ってキャラやモンスターや自作の戦車をジオラマ表示できるおまけモードも嬉しい。
しずえがあらわれた!(BGM:お尋ね者との戦い)
モンスターのグラフィックは素晴らしい反面、自キャラのデフォルメがチープだったり、
序盤の施設のDLC推しっぷりなんかはちょっとアレだが、
「昔ながらの楽しさとワクワクに溢れたヘンなRPG」という手触りで遊んでると止まらない。
まだ30時間しか遊んでいないので引き続きプレイしていくぜ!
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そういえばDLに1が出てるけど基本はそんなに変わらないんでしょうか?
イヌバズーカが出るのは聞いたことあるけど。