アメリカのニューメキシコ州アラモゴード市の砂漠にある処分場には、
1980年代にアタリ社が埋めたハードとゲームが大量に眠っているという伝説がある。
非常に有名な話で、
当時、商業的に失敗した海外では超有名な低評価ゲームである
Atari2600版「E.T.」が数百万本埋められているだとか、
色々と尾ひれを付けて面白おかしく語られることの多い伝説。
実際には小売から返品されたソフトが埋められ、E.T.もその中のひとつに過ぎないとか。
昨年4月、この通称「ビデオゲームの墓場」の一部で発掘作業が行われ、多数のカートリッジが出土。
実際にE.T.も含めた様々なソフトが発掘され、
その作業風景がドキュメンタリー映像化されるなど大変な盛り上がりを見せた。
発掘されたソフトはオークションに出品され、
もはや伝説の一部、歴史の一部と言っても過言ではないこのカートリッジを巡り、
世界中のゲームマニアや博物館の入札が殺到。
それをとある日本人が落札して日本に輸入した!
そう、模範的工作員同志さんである!
https://twitter.com/KgPravda「すべてのゲームは神ゲーである」という持論を証明するために
世界中の低評価ゲームをニコ生で配信しながらレビューしている人だ。
毎回、一流の詐欺師のようなトークで巧みにゲームを褒めちぎる放送がファンの心を掴んで離さない。
「360インディーズゲームを200本以上購入してレビュー」
「チーターマンで知られるAction 52を輸入して実機レビュー」
「海外で超有名な低評価タイトルであるAtari 2600のE.T.やパックマンも実機レビュー」
「ソシャゲの美少女競泳メドレーバトルのレビュー配信の許可を貰おうとメーカーに連絡したら、
許可と同時に当時は発表前だったサービス終了決定の情報まで貰った」など。
これらの話を聞くだけで本気と書いてマジなのが伝わってくると思う。
配信は毎回「このゲームは神ゲーである」ということを証明して終わりなのがお約束。
名前の由来はゲームを褒めていたらメーカーの工作員扱いされたことらしい。
俺が一番お気に入りのエピソードは
ボタンを100万回押すことが目的の360インディーズゲームを購入。
何日もかけてボタンを連打し続け、あと少しで100万回というところからニコニコで実況スタート。
達成の瞬間を生放送するが、
100万回ボタンを押したら普通にカウントが100万1になってゲームが続くという衝撃のエンディングを迎えた上に、
後日、製作者からクリアしたらどうなるのか質問が来た話ですね。
工作員さんは砂漠から発掘されたAtari 2600版E.T.を展示してもらうために奔走中。
1月まで
大坂のゲーム探偵団で展示されていたが……。
2月からは中野ブロードウェイのゲームショップ「Game Station Online」でも展示が開始!
写真撮影もOKとのことだ!

というわけで行って来ました中野ブロードウェイ!お店は2階にあるぜ!
輸入ゲームのお店だが、日本の中古ゲームや変わったグッズなども多いお店だ。

これが…!伝説…ッ!
左にあるのは確かにアラゴモードで発掘されたものであるという証明書だ!

数十年間土の下で眠っていたせいでボロボロになったカートリッジからは歴史の重みが感じられる。
冗談でもなんでもなく、生で見ると迫力が凄かったぞ!
まあ工作員さんによるとゴミと一緒に埋められてたから臭いらしいけど……。
中野に行ける人は是非その目で伝説を目撃してもらいたい!

中野ブロードウェイには他にも珍妙なお店が沢山あって歩いているだけでも面白い。、
4階を一回りするとこのような宇宙人も目撃できるので、E.T.見物のついでに別の宇宙人にも会って来よう!
しかしこの宇宙人…どっかで見たような……。
気のせいかな?
“E.T.を買った男”、模範的工作員同志(@KgPravda)氏ロングインタビュー:伝説のゲーム『アタリE.T.』を目撃せよ!(後編) なんと、今回のこのE.T.の件で工作員さんへのロングインタビューがwebマガジンに掲載だ!
めちゃくちゃ面白い内容になっているので必見!
実際に工作員さんと会ったこと何度かあるけど、確かに!この記事の!似顔絵通りの顔でしたね!
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