
クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃を見てきたぜ!
去年のサボテンは映画館で見なかったが今年はちゃんと行ってきた。

今回は夢をテーマにした内容で、
予告のこの魚のデザインだけでかなり期待できる!と思ったら期待通り今年も凄く良かったぜ。
一時期「どうかな?」というのが続いたけど、ここ3年は全部大当たりですよクレヨンしんちゃんの映画。
夢と悪夢の世界での冒険。
今回はネネちゃんの友情に、母としてのみさえのメッセージにと、
この二人がかなり目立っていたのは新鮮だったなあ。
「隣の組のイヤなワルガキ」をやってるチーターとか、懐かしいネタも多かった印象。
川口も目立ってたな!映画であそこまで目立ってたの初めてじゃないか!?
メインのシナリオがかなり重いというか、
家族アニメなクレヨンしんちゃんでこれやってくるか~!という内容なせいか、
ギャグとシリアスの切り替えがいつも以上に激しくてそこも楽しかったな。
「サキの父親、一生懸命なんだろうけど全ッ然!上手くいってない!全ッ然!見ててつらい!」
ってなるサキの食事シーンとか凄まじいシーンがありつつ、
間髪入れずにどんどんギャグを挟んでくる。
もう感情を切り替える暇が無い畳みかけっぷり!笑っていいやら深刻になっていいやら!
とにかく明るい安村の使い方もずるい……。
みさえがめっちゃカッコいいのに安村のせいで頭に入ってこなかったよ!
映画クレヨンしんちゃんで芸人やタレントを本人役で雑に出すの、
クレヨンしんちゃんだからこそ出来るってノリで凄く好きなんだけど、
今回は使い方上手くて良かった。
ひろしが「悪夢と戦うためにどれだけ覚悟を決めてきたか」を見せるシーンも最高。
あれはいくらなんでも下品過ぎるって意見も見たけど、
爆笑しつつ「さすがひろし!」って感動もできる名シーンだと思いますよ!下品だけど!
っていうか、あれ、みさえも……だよな?
影のMVPがマサオくん。
本筋と関係ないところで「夢」に対するストーリーを1本完成させてて、
あれをサラッとやってるのがすげぇと思った。
あとネネちゃんがカニになってた(ネネちゃんがカニになる)。
今回の映画ヒロインであるサキも可愛かったし、
アホみたいなギャグとドキッとするような描写の合わせ技で進めて、
あの悪夢に対する決着の付け方からのスタッフロールが本当に奇麗。
過去の映画と比べてもスケールの小さい内容で、それがむしろ良い。
やっぱり映画クレヨンしんちゃんは極上のエンターテイメントだわ……という大満足の1本。
見に行って良かったよ。
去年のサボテンもユメミーワールドとは別方向でよく出来てて、
これは今ならアマゾンプライムでも見れるのでみんな見てもらいたい!
B級モンスターパニック映画をクレヨンしんちゃんで翻訳して丁寧にやりましたというか……。
ぶっちゃけトレマーズをクレヨンしんちゃんでやりました!って内容なんで、
そういうの好きな人なら絶対楽しめるはず。
クレヨンしんちゃんもB級モンスター映画も好きな俺としては、
もうありがとうございますという感謝の言葉しかなかった。
人食いサボテンとの死闘を描いた作品で、
「人がすげー喰われているけどクレヨンしんちゃんだから最後は助かるんでしょ?」
というのが頭にある俺が見てもちょっとビビるくらいに怖い。ガチでモンスターパニックしてる。
もちろんクレヨンしんちゃんなんでアホなノリでギャグ挟みながら進むし、
日本エレキテル連合が突然出てきて突然サボテンに喰われたりもする。
バランスがいい。
舞台がメキシコなんでいつもと違って登場人物がほとんど映画オリジナルで、
それでいてみんな魅力的に描けているのが凄いクオリティ。
登場人物それぞれの立ち位置や成長がしっかり描かれてて
カロリーナやスマホちゃんや町長もいいんだけどレインボー仮面が好きだなあ。
レインボー仮面はルチャリブレの覆面レスラーで、人食いサボテンとプロレスで戦うのよ。
「サボテンの怪物相手にプロレスって無謀過ぎだろ」って思って見てたら……!
あれは感動しかねぇよ!それでも頑張って戦ってるんだ!
そして「これ、もうクレヨンしんちゃんの最終回なんじゃない?」って内容でもある。
単純に野原家がメキシコに引っ越しちゃうシナリオってだけじゃなくて、
そこで描かれている精神性がね。これも傑作だった。
3年連続で良かったのでもう来年どうなるかが心配になるくらいだぜクレヨンしんちゃん。
今回のユメミーワールドは新宿ピカデリーで見たんだけど色々特典が付く会員にもなったし、
アイアムアヒーローとテラフォーマーズも見たいのでまた行ってくるかなあ。
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