
俺が以前購入した駿河屋のゲーム雑誌福袋から出てきた
「スーパーゲーマーズ」の紹介をするぜ!
アーケードゲームを中心に取り扱った月刊誌で
芸文社から1994年から1995年に掛けて13冊出版されたようだ。


ピラッと開くとカプコンが出したアーケード版X-MENのイカす広告のド迫力!
この次にマーヴル・スーパーヒーローズが稼働し、
栄光のVSシリーズ第一弾であるX-MEN VSストリートファイターへ繋がったのは言うまでもないだろう。

目次を見るとバーチャファイター2と真サムライスピリッツの徹底解析に始まって
レジェンド級のタイトルがズラリ!
個人的にはダライアス外伝とオペレーションラグナロクが熱いぜ。

バーチャファイター2は稼働直前ということで、ストーリーやモード、基本的な技などが紹介されている。


攻略コーナーではタイトーの格ゲーであるカイザーナックルも!
ラスボスである「ジェネラル」のチート性能っぷりが狂気レベルで
現在も動画サイトで非常に有名なタイトル。
俺も実際にプレイしたことは無いが噂はかねがね……。
「はっきりいって打つ手がない」
「今、ジェネラルの行動パターンを変えた簡単バージョンを出すかを検討中という。ぜひともOKしてほしいものだ」とか完全に攻略投げてる!


古いゲーム雑誌はこういう情報コーナーが面白い。
パルコにオープンしたキャラクターショップ「ゲームソウル」か……。
今どうなっているかは調べるまでもないだろう!
映画ストIIの話題もあるぜ。最後のダブル波動拳の名称が一般公募だったとか知らんかった。
AMショーにバーチャルスキーが感じる。


ゲームメーカーからのメッセージが掲載された掲示板もあったぞ!
どのメーカーも油が乗っててバリバリ元気過ぎて切なくなってくるね!

こちらはミッチェル営業のコラムコーナー。
ちょっとしたオモシロ苦労話かと思いきや
輸出禁止のCPUを某独裁国に持ち込む話になっててこれゲーム雑誌に載せて大丈夫なんです?!
高速演算チップの味は、苦い。
前号に載っていたと思われる南米の某国から帰還した話が気になる~。
めっちゃ面白いけどおおらかな時代だな!
ちなみに株式会社ミッチェルはパズループを作ったメーカーで2012年に活動を休止している。

古いゲーム雑誌といえば広告が面白いんだよなーってパラパラ見たら
スーパーファミコンをフロッピーディスクにコピーする機械の通販記事なんかもあった!
お、おおらかな時代……!

初代鉄拳がまだ稼働前で仮称だった記事も。まだ1ページだけで小さい扱いだぜ。
夜明け前。

連珠貴族なるゲームの紹介があってなんだか気になった。
普通に連珠をするだけなんだけど可愛い女の子が登場。
でもエロは無く本当に連珠をするだけ!
他は無難な設定なのに、ラスボスっぽいキャラだけ神の一族の連珠クイーンってのが出てくるのか……!

ネオジオCDに関する特集記事もあったぜ。
この当時のアーケードゲーム雑誌による
「アクセスタイムは主観の問題」という記述は結構貴重な気がしますね……!
1994~1995年の俺はスーパーファミコンこそが
人類の歴史でもっとも素晴らしい発明品だと信じて命を燃やしていた時期なので
アーケードにはあんまり馴染みが無いんだけど、今読むと非常に面白いね。
ちょっと大らかすぎる所も含めて!
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ゲーメスト等を熱心に読んでた自分には大変刺さる記事ですね…もちろんネオジオCDも買いました
というか当時のゲーム雑誌がいまだに押入れを占拠してて、処分に困ったまま20年経ってますよ…