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Kindle書籍「偉大なるコナミのMSXゲーム伝説」を読んだ!


偉大なるコナミのMSXゲーム伝説 週刊アスキー・ワンテーマ Kindle版¥ 292

ちょっと前にセールで買った「偉大なるコナミのMSXゲーム伝説」を読んだので感想を書いておくぜ!
週アスPLUSで連載されていた記事を一つにまとめたもので電子書籍のみで発売されている。
MSXタイトル54本を紹介した大ボリュームの内容だ。

MSXに詳しくないので、どういうゲームが出ていたのか知るために買ってみたが非常に面白かった。
知識のない俺のような人間でも楽しめる1冊だ。


123 (1)

123 (3)

毎回テーマを決めつつ複数のゲームを次々に紹介する形式。
ウーム、この文章構成は参考になるな。

123.png

縦書き+画面写真というWeb連載そのままの書式で収録されている。
フルカラーの画面写真付きで掲載されているのが嬉しいね。

発売当時のMSXの状況や、その中で紹介するソフトがどういう位置づけだったか。
MSXの機種ごとの性能の違いを軽く紹介して、そのソフトのウリである部分がどのように凄かったか。
簡潔だが分かりやすくまとめてあって、読んでいて当時のワクワク感や熱量が伝わってくるぜ。

初期のコナミMSXソフトは教育シリーズを銘打たれていて、
「けっきょく南極大冒険」も「I LOVE 地理」という名前で発売されたけど
遊んでも分かるのは南極大陸の地理くらいだとか。
「METAL GEAR」の凄さや、MSXにおける小島秀夫という存在の大きさ。
「魔城伝説」シリーズ3部作の斜め上の構成っぷりなど非常に興味深く読めた
1作目が縦スクロールシューティング、2作目が2Dアクション、
3作目がアドベンチャーゲームとか聞いたことないぞ……。

書かれた「2014年12月現在」の話ではあるが、
最後にWiiとWiiUのバーチャルコンソール、そしてPC向けサービスであるProject EGGで、
今でもプレイ出来るMSXタイトルをまとめてあって完璧だ。
満足感の高い本だった。
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[ 2017/10/01 07:23 ] 書籍レビュー | TB(0) | CM(11)
『メタルギア』や『スナッチャー』の回で『ニューヨーク1997』や『ブレードランナー』への言及がないのは残念ではあるけどね。
当時の感覚だと『メタルギア』の主人公の名前がスネークってのは『ニューヨーク1997』から取ったんだなってのは常識レベルの話だったし。
[ 2017/10/01 07:47 ] [ 編集 ]
コナミのMSXソフトを詰め合わせた「コナミアンティークス」みたいな名前のやつが
PS1とセガサターンにあったはず。バーチャルコンソールみたいな快適さはないかもだが
たしかゲームアーカイブスでも配信されてるから安上がりに済むと思うぞ。
[ 2017/10/01 08:44 ] [ 編集 ]
No title
コナミMSXソフトの花形といえば、やっぱりグラディウスシリーズ&パロディウスという印象。
ハードの制約上、スプライトが単色だとかスクロールが8ドット単位でガクガクだとかいう欠点もあったものの、それを補って余りある面白さでした。

なおPSPの沙羅曼蛇ポータブルに収録のグラディウス2は滑らかスクロールしたり色々と改良版になってる(敢えてMSX版そのままの仕様にもできる)ので、そちらで遊ばれるのも良いかも。
[ 2017/10/01 12:33 ] [ 編集 ]
魔城伝説の1作目は横スクロールではなく縦スクロールだったかと
[ 2017/10/01 13:13 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 魔城伝説の1作目は横スクロールではなく縦スクロールだったかと
修正しました!
[ 2017/10/01 13:20 ] [ 編集 ]
当時をよくしらない自分も「コナミはすごい」ってのがひしひしと伝わってきた
ちょっとたとえが違うかもしれないが、あまり興味を持たない人(知らない人)が読んでも面白い
というのはすごいことで文章的な才能を感じる
たとえば伊集院光氏の野球の話で
野球を知らない自分が聞いても面白く耳を傾けてしまうとか・・・そういう才能
ラー油のブログは同じ才能を感じているので是非がんばってほしい
[ 2017/10/01 13:51 ] [ 編集 ]
魔城伝説II ガリウスの迷宮はメトロイドヴァニアへの影響も大きくて
(そもそもMSXの悪魔城ドラキュラが探索ゲームだったりするが)
3部作で唯一ファミコンにもアレンジ移植されたり、PCにクローンゲームがあったり
迷宮城ハイドラやラムラーナ(フリゲ版)といった後追い作品も登場している

当時のシリーズでジャンルが変わるゲームというと
ドルアーガの塔(アクションRPG→ジャンプアクション→アドベンチャー)とか
あとはFC→GBのハード移行でありがちだった、アクション→RPGを連想するかな
[ 2017/10/01 15:04 ] [ 編集 ]
俺もこの本の元になったweb連載読んで触発されて
MSX2本体オクで入手したわ
コナミ作品だとイーアルカンフー好きだわ
アーケード版よりファミコン版とかMSX版のほうが好き
いまだに面白い
上でも出てるけど今ならPSアーカイブスのコナミアンティークス
がお得でいいんじゃない
グラ2とかもやれるしね
3が出てないのが惜しいけど
[ 2017/10/01 19:46 ] [ 編集 ]
No title
魔城伝説シリーズは本当に音楽含め傑作で、そんな変則ゲーでありながら3のラストは感慨も含めて鳥肌が止まらない作品です

キーボードが無いと厳しいゲームなんで一作目以外がコンシュマー移植されず、、、
なんとか後世にいい形で残したいなぁ
[ 2017/10/01 22:25 ] [ 編集 ]
個人的におすすめは、「王家の谷」と「エルギーザの封印(王家の谷2)」
どちらもパズルアクションとして秀逸
「王家」はPSやSSのコレクションで遊べます
「エルギーザ」は今のところ実機でしか遊べない(かな?)けど、MSX1版とMSX2版があって、
内容・構成は同じだけど、それぞれのグラフィックに味があり、両方楽しめます
ぜひ、実機を買ってでもお楽しみください!
[ 2017/10/01 23:59 ] [ 編集 ]
コナミのMSXタイトルは、とにかくどれも音楽が素晴らしい
8bitコナミミュージックを語る上で外せないものばかりです

PSG3音でも素晴らしい、しSCC利用のものは更に凄いです
上で出てるエルギーザのBGMとか今も鮮明に頭に流れます・・・
[ 2017/10/02 12:07 ] [ 編集 ]
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