絶対SIMPLE主義

死力を尽くしてSIMPLEシリーズを応援するブログ

虫と戦うFPSがwiiウェアで登場ッ!そして深遠

前から気になっていたwiiウェアのFPS
マッドセクタの公式サイトがついにオープンしたぞ!

マッドセクタ

敵は昆虫!舞台はSF!
ストーリーモードに最大4人のwifi対戦も搭載!
グラフィックもしっかりしているしこれは面白そうだなぁ。
ガトリングガン装備の特攻マシンまで使えますよ。
昆虫退治のFPSというとTHE地球防衛軍を思い出すけど、
動画見た感じだと防衛軍よりももっと古い、昔の洋ゲーっぽい雰囲気だな。
どこか野暮ったいセンスとベタな設定。むしろそれがいい。

ボードウォリアーズもそうだったけど、
パッと見は普通にフルプライスで売られてそうなゲームに見えるね。
ハドソンはwiiウェアに力入れててこれまでもかなりのソフトを出しているんだが、
ここに来て1000円のガチゲーマー路線ソフトを続けて出してきたなあ。
ちゃんとしたレビューは後で書くけどボードウォリアーズはなかなかよく出来てたのよ。
マッチングもサクサク繋がるしね。
ヌンチャクで体液をぬぐうとかはちょっとどうか、面白いのか、という気はするが
ボードウォリアーズに続いてこれも素直に楽しみだ。
4月は高橋名人の冒険島がwiiウェアで出るという噂もあるので合わせて注目したい。

4月の名人ってもしかして
ハドソンセレクションのリメイク高橋名人の移植だったりしないよね?
まああれはよく出来たリメイクだったからそれでもいけど……。

FUN! FUN! MINIGOLF

今週配信のwiiウェアはこれ一本。
一発で洋ゲーだと分かる濃いキャラが活躍するパターゴルフ!
全27ホールでお値段は1000ポイントと少々お高め。
うーむ、そこそこ面白そうだとは思うが
地味だし1000円出して買おうって気にはあんまりなれないな。

おきらくパターゴルフ

3月に500円で配信されるおきらくパターゴルフもあるからねぇ。
今回はスルーでもいいかな。

しかしこれ洋ゲーなのは分かったけどどこが開発してるんだろう。

>Shin'en Multimedia

シンエンじゃねーかッ!

弾爵!ナノストレイこと弾爵を作ったシンエン!シンエンだよ!
よし買った!おきらくパターゴルフが配信されたら比較もさせてもらうぜいッ!
パターゴルフが売れたらwiiウェアでシューティング作ってくれないかなー。
ムリかー。

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[ 2009/02/17 06:34 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(0)

子供騙し……だなぁ「ポップルと魔法のクレヨン」

wiiウェアの「ポップルと魔法のクレヨン」をクリアしたぞー!

ポップルと魔法のクレヨンはGモードが配信する遠藤雅伸監修のADV。
お値段は800ポイント。
リモコンをクレヨンに見立てて画面のあちこちを塗ったり、
オブジェをつかむことでゲームが進行していく内容。
ADV、というよりはデジタル絵本と言った方が良いかな。
たまに掛け声とか笑い声でボイスはあったり、
場面転換でテキストが出たりするが、
基本的には無声映画のようにキャラが身振り手振りで進行していく。
軽い謎解きっぽいものはあるが基本的にゲーム性と呼べるものはほとんど無く、
1時間とかからずにクリア可能。

う~ん、子供向けのゲームと言ってしまえばそれまでなんだけど、
ちょっとレベルが低いと思うなあこれ。
複数のクレヨンを使い分けて画面をあちこち塗ることでゲームが進行していくと言っても、
クレヨンが大して関係なかったり、塗りわける意味が感じられなかったり、
wiiリモコンを生かしている操作がまったく無かったりと、
結局のところ画面を総当りでクリックして進めるだけのゲームと大差ない。
「wiiリモコンで触って遊ぶ3D絵本」なんだから、
もっとストーリーの本筋に関係ないオブジェがゴチャゴチャとあって、
それをいじってリアクションを楽しみつつ進められるようにした方が楽しかったと思う
次のシーンに進むためのフラグを探すだけというのは寂しい。

演出やカメラワークやキャラの動きの見せ方もかなり稚拙。
時折挟まるテキストも絵本っぽい文体ではあるんだけど、
なんかこう、韻を踏んでいるようで踏んでいないというか、
文体がこなれていなくて読んでてモヤモヤする。

最後の塗り絵の演出だけはなかなか良かったけど
悪い意味で子供騙しって感じだなあ。
アイデアが感じられるわけでもなく、
世界観にしろ雰囲気にしろストーリーにしろテキストにしろ見るべきところは無い。
微妙に萌えキャラっぽい造詣の魔女っ子がかわいいくらいかな。

アイデアの乏しさにゲーム全体のチープさにと、
なんだか新人研修で作らせたような内容。
遠藤雅伸はいったいどこら辺を監修したんだろう。
「遠藤雅伸監修」をウリにして宣伝する理由も分からんね。
ガチ幼児向けのゲームだから、
「遠藤雅伸の名前を知っている人間=このゲームを楽しめない人間」な気がする。

あのショボい脱出ゲームよりは面白かったけど800円は無いわ。
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[ 2009/02/05 20:07 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(7)

まさに一発ネタ「珍道中!ポールの大冒険」

「珍道中!ポールの大冒険」、略してチンポをクリアしたぞ!
ちゃんと裏ステージも含めて全部クリアした!
早速チンポレビューといきますか。
うっかりチンコって書いてしまわないように気をつけねば。

チンポはセガがwiiウェアで送るファミコンテイストの、
セガマークIIIテイストではなくファミコンテイストの2Dアクションゲーム。
Aボタンでジャンプ、Bボタンで銃を発射。
システム的にはごくごくオーソドックスなアクションゲームだが、
ゲーム中に様々なネタが仕込まれていて、
それに遭遇するたびにいちいちテロップと
関西弁のボイスでのツッコミが入るバカノリが最大の特徴。
ツッコミはボイス/テロップ共にオプションでON/OFFの切り替えが可能。

ツッコミは最初いらないと思ったけど、
無いとそれはそれで寂しいので俺はずっとONにしてやっていた。
というかツッコミが無いと「?」で終わってしまうネタが結構多かったわ。
ネタは寒いネタが続いてたまにクスッとくるのがある感じかなー。
あえてやってる部分もあるんだろうけど
マリオパロにしてもアニメパロにしても
突き抜け切れてない感が強くて全体的に滑り気味で、
グロ系のネタなんかはちょっと生々しすぎた感もあり。
やっぱ「狙ったバカゲー」ってのは
よっぽどのセンスが無いと作れないよなあとしみじみ思った。
ステージ6のネタは面白いの多かったけどね。
トラップにもほどがあるアレとか、見えちゃいけない星とか、UFOネタとかは好き。
あのマリオパロのトラップは
ヒドすぎてもはやまったくギャグになってないとこがいい。

ネタ抜きに純粋にアクションゲームとしてみるとちょっと厳しい。
ネタを前提にしたステージ構成にしてるせいだろうけど道中がかなり単調。
表ステージは難易度がヌルく、ボスも非常に弱いため、
純粋にアクションゲームとしての腕が求められる部分は
すべて初見でラクラク突破出来ると思う。

一周後に出現する裏ステージは一転してかなりの難易度で、
ボス戦では普通に何十回も死ぬことになるほど。
ここからが本番といった感じでなかなか手ごたえが出てくるんだけど、
まともに難しくなっているのはボス戦くらいで、
道中の単調さとヌルさはあんまり変わらないからそこまで面白くは無い。
何より1週目で9割方ネタを見てしまっているから道中がますますタルい。
やりこみ要素として用意されてるネタ探しも、
一周するだけで8割以上集まるからそこまで長くは遊べない。
安全地帯や倒し方を見切ると
あっさり倒せるバランスになっているボス戦はいいと思うんだけどねぇ。

クリアまでの時間は表と裏両方合わせて3時間未満。
ちっと辛めになったけど500円ならばそれなりに楽しめる内容ではあったかな。
良くも悪くもこっちの予想の粋を出ていない内容で、
バカというよりただふざけているだけという印象も強い。
正直言うと公式ブログや公式サイトを見ていた時が一番楽しかったけど、
試みは面白いし、500円の一発ネタとして見れば上々。
裏面のボスはホントに強くてクリアした時は達成感あったし、
個人的には起動時の「セーガー」で500円分の元は取ったかな。
横スクロールのアクションゲームで色々とギャグを仕込んであるのは、
どこかPCエンジンの「カトちゃんケンちゃん」や「爆笑 吉本新喜劇」を思い出した

でも1000ポイントだったら大アウトだったわ。
公式で「1000ポイントで売りたかった」なんてあるけど、
「500円の一発ネタ」だから許される内容よこれ。
やりこみ要素含めてもそんなにボリューム無いし、周回プレイするのもキツい。
「DSで3800円で売っても良かったかも」とも言ってるけど無謀すぎるよ!
こんなもん3800円で売ったら怒られるよ!怒るよ!俺が!

ていうか「容量がWiiウェア最大容量」とか言ってたけど
全然最大でもなんでもねーじゃねーか!
シュータントや逆襲のスペースインベーダーの方が容量デカいぞ!

「wiiは本体の容量不足で悩んでいるユーザーが多いんだから、
容量の大きさをアピールしてもマイナスにしかならないのになぜこんなこと言うんだ。
そうか!これは“大容量2メガ!”とかを
宣伝文句にしていたあの時代へのリスペクトなんだ!」

とか納得してた俺がバカみたいじゃないか!バカですが。

あと、スタッフロールに協力として株式会社モバイル&ゲームスタジオと、
有限会社フラットアウトの名前があったのに驚いた。
前者は言わずと知れた遠藤雅伸率いるゲームメーカー。
後者はプロジェクトミネルヴァ、SIMPLE2000爆弾ポイポイでお馴染みのゲームメーカー。
フラットアウトはまだ生きていたんだな。
思わず「お前らも関わってたんかい!」と突っ込んじまった。
俺の中でこのゲーム最大のツッコミポイント。

※追記

ゆうちゃんが珍道中!ポールの大冒険の実況配信をうpしてた。
これは他人が遊んでるのを見るゲームだな!
ゆうちゃんのリアクションがいいせいもあるけど、
自分で遊んだ時よりもずっと面白かったわ。チンポが好きになった。
いつも思うがゆうちゃんのゲーム配信はわざとらしくないトコがいい。
ツッコミがゲーム内ツッコミと被って恥ずかしくなるとことか盛大に吹いた。
これがチンポの楽しみ方だな。
俺みたいなのが一人で黙々と遊んじゃイカンゲームだチンポは。

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[ 2009/02/04 05:18 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(3)

見たか本気のケムコパワー!「ソーサリーブレイド」!

DSiウェアのアクアリオとデコードを買ったぜ。
いいね、こういうのがDSiウェアだよな。こういうのでいいんだ。
そのうちレビューする予定。WiiウェアとDSiウェアはプッシュしていくぞ。
しかし今はリゾードを年内クリアしなければ。
アクアリオとデコードってなんかポケモンの名前みたいね。

シュータントのお次はソーサリーブレイドの感想。
我らがコトブキシステムことケムコがお送りするwiiウェア初の本格RPG!
お値段は1000ポイントだ。
火星を舞台にしたSFRPGで、
携帯アプリで配信しているシリーズの最新作らしい。
と言ってもシナリオは完全に独立しているし、
続編を作れそうな複線は残っているが、話自体は完結しているので
携帯アプリのシリーズを知らない俺でも大丈夫だったぜい。

グラフィックはドリームキャストレベルでモーションのデキはあまり良くない。
シナリオもかなり簡素。ダンジョンの構造も単純で、謎解きみたいなものは皆無。
システムもオーソドックスなコマンド式のRPGだが、
テンポの軽快さとゲームバランスが実にいい。
wiiウェアだから当然とも言えるが、ゲーム中の読み込み時間がゼロ。
レスポンスも軽快で戦闘のテンポもいいため、ストレスなくサクサクと進められる。
どこでもセーブできて、
全滅しても経験値を引き継いでセーブした場所から再開出来るのも親切。

難易度も序盤こそ簡単だが中盤に差し掛かる頃から徐々に敵が手ごわくなってきて、
ボス戦は気を抜くと全体攻撃であっさり全滅させられる。
スピードアップ→全体攻撃2連続のコンボとかも平気で決めてくるので、
ステータスをダウンさせるスキルを持った武器をマメに使わないと死ぬ。死んだ。
適度に歯ごたえがあり、それでいてテンポを崩していない。
バランス調節はかなり丁寧だ。

3人パーティーだが仲間2人は自動で行動するため、
AIのクセも考慮して立ち回らないと回復が追いつかなかったりする。
回復担当の980Rは主人公のHPが低いと強力な全体回復スキルを使うが、
逆に主人公以外のHPが低い時は弱い回復スキルしか使ってくれなかったり。
ある程度指示は出せるが、大雑把なのであまりアテにはならない。
ここは不親切と指摘される点かもしれないが、
俺はAIのクセを考慮して行動するのが楽しかったな。
このHPだと980Rが強力な回復スキルを使ってくれない。
でも次のターンに全体攻撃が来たらNPCのどっちかが危ないから、
ここは主人公に回復アイテムを使わせた方がいいな!とかね。

武器の収集要素も面白い。いや、武器の収集要素が面白い!
剣、斧、ブーメラン、杖、刀など、
装備すると使用可能になる固有のスキルを持った武器が100種類存在。
手に入れるにはザコを倒した時や宝箱などから手に入る素材が一定数必要になる。
なかなか手に入らないレア素材や、宝箱からしか入手できない素材などもあり。
この要素のおかげで戦闘が楽しい。
テンポが良いのでレア素材を求めてひたすらバトルするのが苦にならないぜ。

武器のスキルは単体への属性攻撃や全体攻撃などのオーソドックスなものから、
ステータス異常を防ぐ、1回だけ敵の攻撃を完全に防ぐなどのトリッキーなものまで
色々な種類があり、戦闘中にターン消費なしで装備変更も出来る。
さらに、スキルを使う時に消費するポイントは武器固有。
強力なスキルの武器はボス戦に温存しておいて、
ザコ戦は弱い武器を使っておく、などの使い分けも必要にもなるので、
新しい武器をどんどん作りたくなる。ここは上手いバランスだ。
弱い武器でも鍛冶屋で鍛えまくれば終盤でも大分使えるようになる。

武器と武器のスキル名がいかにもな名前ばかりなのは個人的に好き。
「覇獣爪ロメガライゼン」とか「氷棺剣リフラトランジュ」とか
「爆暴斧アスタロト」とかいいじゃないですか!このセンス!
かと思うと最強の斧のスキル名が
「ギガンティックマキワリ」とかこれまた素敵な名前だったり。
いいなあ、ギガンティックマキワリ。はっきり言って弱いけど。
敵単体への即死攻撃なんかボス戦でつかえねーだろが!

武器は全部違うグラフィックが用意されているのにも感心したな。
「武器集めが重要なゲームだからここはこだわる!」ってことかね。

武器を鍛える時のリモコン使ったミニゲームと、
戦闘でスキル使う時にリモコンで図形を描くと
ダメージアップとかの要素はちと微妙だが、まあ許容範囲。
一応どっちもスキップ出来るしね。

ただ、ダンジョンでミニマップに宝箱のマークが表示されないのと、
ダンジョンから脱出するアイテムやスキルが無いのはどうにかして欲しかったかな。
カメラが微妙なんで宝箱取り逃しやすいのよね。
ダンジョンもう一度探索しなおさなきゃならなくなるからちと辛いぜ。

シナリオは簡素と書いたが、
キャラがちゃんと立っているから(特にナインがいい)それなりに面白いし、
えらく強引に話が進んだり、あっさりキャラが死んだりするのは
どこかSFC時代のRPGを思わせる雰囲気でこれはこれでアリ。
このゲームに関しては、
長々と会話デモ挟まれるよりはこのくらいポンポン進んだ方がいいわ。
エンディングのラストカットはある意味凄い。
いまどきこんな演出パロディでしかやらないだろうに、大真面目にやるんだもの。
そういうとこ嫌いじゃないぜ。
ラスボスの適当さだけはさすがにどうかと思いますけどね!
ゼノサーガエピソード1のラスボスよりひどいぞあれは。

俺のクリアレベルは45で、クリアまで大体8~10時間といったところだが、
さらにその後は隠しボスのいる隠しダンジョンがいくつも出現するというボリューム。
しかも俺はまだそこまで行っていないが、
最後の隠しボスはレベル99でも苦戦する強さだったり、
100種類の武器を全部集めるとエンディングが変わるなどの要素もあるらしい。
1000円でよくここまでと感心するわ。
クリアしただけだと武器は半分くらいしか集まらないから、クリア後からが本番だな。

グラフィックやシナリオ、音楽などチープさはあるが作りは丁寧。
戦闘が楽しい。ボス戦で苦戦するのが楽しい。
アイテム集めが楽しい。経験値稼ぎが楽しい。テンポが良い。
1000円という範囲内にRPGの面白さをきっちり収めてる一品だ。
ボリュームも十分。
絶賛……とまでいかないが、これは賞賛に値する作品。
なんかこう、遊んでいて安心するんだよねこのゲーム。
主張しすぎないストーリーとか、経験値稼ぎしてるだけで楽しいところとか。
なんだか懐かしい気持ちになれる。
ある意味「THEはじめてのRPG」に通ずるものがあるのかもしれない。
なかなかやるじゃねぇかケムコめ。これは面白いぞ。
サクサク楽しめるRPGがやりたい、という人にはオススメだぜい。

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[ 2008/12/29 11:38 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(11)

人類創世記をサバイブせよ!「SHOOTANTO ~過去編~」

wiiウェアのレビューが溜まっていたので消化しておこう。
まずはシュータント過去編だ!

開発は有限会社グランプリ。
ちっぽけラルフの大冒険やボクサーズロードのスタッフが立ち上げた会社で、
はじめの一歩のゲームはほとんどをここが製作している。
俺が東京ゲームショーの大会に参加したはじめの一歩DSもここだ。
はじめの一歩DSは今月発売なのに、
ソフマップでもう1980円に下がってて年末商戦怖いなって思った。
買えばよかったかな。
秋葉だとレッツタップももう2980円になってたぜ。年末商戦怖いな。

シュータントの話に戻ろう。お値段は600ポイント。
ジャンルはガンシューティングアクション……っていうのかな?
操作系統はガンシューティングだが、自キャラが画面内に表示されており、
そいつを操作して敵の攻撃を避けつつ攻撃する必要がある。
罪と罰とかダイナマイトデュークとか銃武者羅ああいうのね。
とは言ってもこのシュータントは完全な固定画面のゲーム。
画面外から出てくる敵をひたすら撃ち倒しているとボスが登場。
そいつを倒せばクリアーだ。全6ステージ。
ゲームは原始時代から始まり、
ステージをクリアしていくとサルから人間へと進化していくのだ。
弾速や弾の軌道、サブウェポンの威力に、
移動しながら弾が撃てるか撃てないかなど、
キャラごとにかなり一長一短があるので使い分けてみるのも面白い。
やりこんでみると最弱っぽいサルが意外に強かったり。

操作はヌンチャクで移動、緊急回避、ズーム。
リモコンでショット、ボム的な扱いのサブウェポン、照準を行う。
ショットはソフト連射なのでボタン押しっぱなしでOK。
気付かずにボタン連打してた俺のようにはなるなよ……。
ちょっとした縛りプレイでイージーとノーマルクリアしちまったぜ。

ゲーム的にはガチガチの覚えゲーというよりはアドリブ重視だね。
緊急回避を挟みながら敵の攻撃を避けながら、とにかく敵やオブジェを破壊しまくる。
アイテムが出たら即ゲットしてまた撃ちまくり。
連射アイテムを取るとマシンガン並みの連射力になるのが実に爽快。
緊急回避は優秀なんだけど、転がった後にスキが出来るので多用は禁物。
難易度ハードとかだと、本当にギリギリの時に使わないと逆に死ぬ。
全6ステージと書くと少なく感じるが、難易度は結構手応えがあって、
ノーマルでもなかなかの手ごわさだ。最初に遊ぶ時はイージーがちょうどいい。
ハードはマジハード。ザコもボスも堅い!敵の攻撃が凄い!
その代わりにアイテムの性能が上がっているのでプレイヤーも強い!でも死ぬ!
いい調節だ!

通常モードはステージを進めるごとにキャラが自動的に進化していくが、
好きなキャラを選択して好きなステージを遊べるエクストラモードも存在するし、
データモードでは自分のプレイ履歴をかなり細かく見ることが出来たりで、
かなりやり込める内容になっている。内容が単純なのもいいね。サクッと楽しめる。
音楽もいいぞ!コテコテの「ゲーム音楽」って感じがイカしてるぜ。

あとこのゲーム、背景をぶっ壊せるのがかなり気持ち良い。
一見背景に見える部分すべてに当たり判定があるので、
攻撃を当てていけばモリモリと破壊できる。
破壊力のあるサブウェポンで一気に壊すとさらに気持ちいい。
ジャングルステージだったのにクリアするころには原っぱになっていたとか、
城砦ステージだったのにクリアするころには原っぱになっていたとか、
そんなことがこのシュータントでは起こりうるのです。

なかなか爽快で良いゲームなんだが、
攻撃方法が「石を投げる」「槍を投げる」という設定なため、
ショットが発射して敵に当たるまでラグがある。
ショットもまっすぐではなく、放物線を描いて飛んでいく。
まああんま細かいこと考えずに撃ちまくればいいんだけど、
慣れるまではちょっと気持ち悪くて微妙に遊び辛く感じる。3Dだしね。

ズーム機能もあんまり必然性を感じない。
遠くの敵を狙うことが出来るんだが、狙いつけてるヒマがあんまりないし、
普通にバシバシ撃って倒しちゃった方が早い。
これならズーム機能削って敵をもっとデカく表示してくれた方が遊びやすかった。

背景っぽいものをガンガンを破壊できるのが楽しいと書いたが、
逆に言うとどれが破壊できるのかちょっと分かり辛かったりする。
1発で倒せない敵に弾を当てた時の効果音とエフェクトが微妙なせいもあって
「これは破壊できるのか?」「これは本当に当たっているのか?」と思うことがあったり。
顕著なのがステージ4。ボス戦が分かり辛いんだよなあ。

あとまあ、グラフィックがメガドライブか何かのアクションゲームを
そのまま3D化したかのような濃さで、
敵もトカゲ人間とか恐竜とか歩くキノコとか
変な鳥とかデカい虫とか魚とか火を吐くマルマジロとか
実に前時代的な「敵キャラ」揃いなんでかなり好き嫌いは分かれそう。
俺は大好きだけどね。
いかにも「ゲーム!」って感じの音楽にもマッチしていてどこか懐かしい。
大昔のアーケードゲームがタイムスリップしてきたかのようだ。

個人的にトカゲ人間の歩きモーションはかなり気に入ってるぜ。
なんかこう、「ちょっと通りますよ」って感じで、
こっちに背を向けたまま画面外からヒョイっと出てくるのがツボだ。
なんでアイツはあんなにのんびりしてるんだよ!

固定画面で演出らしい演出も無く、
グラフィックもパッとしないしで地味ではあるんだが、作りは丁寧。
とにかく撃つ!とにかく避ける!という単純で気持ちいいゲーム性と、
高難易度での歯応えを併せ持った良作。こういうゲームは凄い好きだよ俺。
リモコンのポインタ操作で狙いをつけて撃ちまくり壊しまくりなゲーム展開は
なるほど「SHOOTANTO」だなと納得だ。

サルの攻撃は投石に見えるが、よく見ると尻からウンコを出して投げていたり、
取ると68000点入るボーナスアイテムがX68000だったり(指摘されて知ったが)、
楽しんで作ってる感じがしていいねこのゲーム。
ボクシングじゃないゲームも作りたかったんだろうなあ。

公式サイトではwiiウェア人気ランキングトップ10入りを記念して壁紙も公開中。

http://www.gp-games.com/products/stt_past/shootanto_top.html

トップ10入りがよほど嬉しかったのかな。しかし微妙な壁紙だ!
設定しました。

600円という値段を考えれば十分にオススメ出来る良いゲーム。
多少とっつきにくさはあるが、単純だからすぐ慣れる。
君も今すぐダウンロードしよう!
そして大自然や巨大な敵と戦い、人類創世記をサバイブするのだ!

過去編が配信される前から続編の未来編が配信されることも決定している。
やっぱSFっぽい感じになるのかなぁ。武器はレーザーガンとかだろうか。
過去編が面白かったから未来編も楽しみにして待っているぜ!
頑張れグランプリ!


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[ 2008/12/29 04:35 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(4)

こんなものを500円で売るんじゃねぇ!「1抜け!脱出ゲーム★マイホーム編」の感想

レッツキャッチ

1抜け!脱出ゲーム☆マイホーム編

ソーサリーブレード

配信開始したwiiウェア3本落としたぜ!
で、早速脱出ゲームを完全クリアしたので感想を。
最初に言いたいがフリーゲームを500円で売るんじゃねぇ!

1抜け!脱出ゲーム★マイホーム編は、
wiiリモコンのポインタで画面を調べまわってアイテムを探し、
謎を解いて部屋から脱出するのが目的の脱出ゲーム。
リモコンをひねったり押したりするギミックがウリとなっている。

まずこのゲーム、ボリュームが少ない!
脱出する部屋は1つのみ。そこから脱出したら即スタッフロール。
クリアした後のエクストラモードとかやりこみとかそういうのは一切無い。
ストーリー?ストーリー(笑)ね。コメントする気にもならん。
部屋は4画面という狭さで謎解きも捻りの無いものばかりで激ヌル。
「これチュートリアルですか?」ってレベルの謎解きばかり。
俺は最後のナンバーロックを難しく考えすぎてそこでかなり詰まってしまったが、
それでも40分でクリア。詰まらなければ20分以下。
脱出ゲーム慣れてる人なら10分かからないんじゃないかなぁ。
最後のナンバーロックも俺がアホだっただけで普通の人なら数分で解けると思うよ。
単に調べ忘れがあっただけだったから。

グラフィックもすげぇショボい。
動きとかは全然なく、スーファミでも出来そうなレベルだ。
wiiリモコンを活用した操作だが、
カギを使うときに「Bボタンを押したままリモコンを捻る」とか、
カレンダーをめくるときに「Bボタンを押したままリモコンを上に向ける」とか
非常にどうでもいい使い方ばかりで
それだけならまだいいけど認識の悪さや
判定の曖昧さでイライラさせられることが非常に多い。
カレンダーめくるだけでなんでこんなイライラしなきゃならん!
ボタンを連続して押すだけでなんでこんなイライラしなきゃならん!

ヒントを聞く画面で項目をスクロールさせる時とか、
他にもちょっとした部分の操作性が悪いんだよなぁ。
+ボタンと-ボタンとか十字キーとかもっと使えよ。

ヒント機能だけがやたら充実しているだけでまったく褒めるとこない。
いくらこれまで携帯アプリ中心で作ってたメーカーだからってこれは無いよ。
フリーゲームレベルというかこれならフリーの脱出ゲーム遊んだ方がまだマシだぞ。
1部屋しかないんだもの。
まあ、これまで脱出ゲームをやったこと無い人がお試しでDLするとか、
幼児が遊ぶためのもの、例えば「黒ひげ危機一髪」とか
「読み聞かせ遊びwii」とかと同カテゴリと考えれば、まあ……アリ……か……?

いや、それでもアイデアの乏しさとボリュームの少なさだけは援護不能だわ!
100円ならともかく500円でこれだもの。
仮にこれを「子供向け、初心者向けだからこれでいい」と送り出したのなら、
それはライト層をバカにしてるってだけだ。
エンディングで続編を匂わせてるのがまた腹立つ!
気の狂ったアホ面した主人公のクソガキの間抜け面も腹立つ!
アイデアもボリュームも無い
フリーゲーム以下のモンを500円で売らないでもらいたい!

もう俺は脱出ゲームも福袋も嫌だ!
口直しにレッツキャッチとソーサリーブレード遊んでくる!
どっちも面白いらしいから頼むぞ俺を癒してくれ。

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[ 2008/12/17 00:35 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(11)

wiiならではを地で行く対戦ロボアクション「オーバーターン」!セクシィ!

オーバーターン、大分遊んだので感想をば。

オーバーターンは1対1の対戦がメインのロボットアクション。
開発はスタジオ・斬で値段は800ポイント。
操作はヌンチャクで自機の移動とエネルギーチャージと左手武器の使用とジャンプ
リモコンで照準と右手武器と機体固有の必殺技の発動となっている。

大きな特徴は照準がリモコンでのポインタ操作オンリーで、ロックオンの類が無いこと。
ホーミング性能をもった武器や設置型の自動追尾武器などはあるし、
エネルギーを少し消費することで相手の居る「方向」を向くことは出来るんだが、
基本的にプレイヤーが敵の一歩先の動きを読んで撃たないと絶対に当たらない。
そのせいでプレイし始めのころは弾を当てるだけでも一苦労するんだが、
おかげで他のロボゲーよりも遥かに自分の腕の上達が分かりやすいため、
弾が上手く当てられるようになってくると一気に面白くなってくる。
ストーリーモードをクリアして別のキャラで最初からはじめた時に
最初はあれだけ苦戦したCPUをアッサリ撃破した時は驚いちゃったよ。

機体のカスタマイズは機体・右手武器・左手武器の3箇所のみで、
種類もそこまで多くは無いんだが、その分武器のバランスはかなり練られていて、
どの武器もしっかり一長一短がある。
やっぱマシンガンが安定するな、いやパイルバンカーの破壊力も捨てがたい
ホーミング性能のある三羽ガラスも使いやすいし、
一撃の威力があってそこそこ連射も効く44マグナムも良い、
使えないと思ってた初期武装のグレネードも
ある程度腕を上げてから使ってみるとなかなか強いなあと、
とっかえひっかえして自分に合った武器と組み合わせを探すのが楽しいんだわ。
近接武器と呼べるものがほとんど無いのは好みが分かれそうだけど、
ポインタ操作で敵を狙うのがコンセプトだからそこは当然だと思う。

BPとノックバック性能の概念も面白い。
BPはHPとは別に存在するもので、
戦闘中にコイツがゼロになると一定時間行動不能になってしまうし、
チャージする時にもスキが出来る。
武器にはHPダメージとBPダメージの二つの概念があり、
HPに与えるダメージは少ないがBPは削りやすい武器や、
その逆の性能の武器ももちろんある。
ノックバックも武器のステータスの一つで、
これが大きい武器を食らうと機体が変な方向を向いてしまってスキが出来る。
この2点がカスタマイズをさらに奥深いものにしているね。よく考えられてる

このゲームの何が面白いって
やっぱ「ロックオンやダッシュの概念が無い」ことだわ。
リモコンで狙って手動で当てるしかないし、無駄の無い動きが求められるから、
動きの読み合いと間合いの取り合いが本当に面白い。
配信前はバーチャロン?アーマードコア?と思ったもんだが、
実際はどちらとも全然違うプレイ感覚。
「800円で買える劣化○○」と呼ばれるようなゲームではなく、
オーバーターンはオーバーターンである!と言えるのが素晴らしい。
逆に、ルールや作りがシンプルな分、
バーチャロンやアーマードコアだとスピードが速すぎて目がついていけないとか
複雑で疲れるって人でも遊びやすいと思うね。
まあ俺が好きなロボゲーはリモートコントロールダンディなんですが。

欠点はBPがゼロになった時のパズルだなあ。
BPがゼロになって行動不能になった場合、
リモコン操作で欠けたモニターに破片をはめ込んで行くパズルがスタート。
これを早くクリアすればするほど早く復帰。
そんなに難しいパズルではないんだけど、ロボットアクションとは
違う技術を要求されるから俺はどうも好きになれない。
高レベルのCPUが相手だと人間には不可能な速度で復帰してくる。
パズル無しで普通に行動不能になるだけで良かったな
行動不能にされてもプレイヤーの腕次第で
ある程度カバー出来るって発想は非常に良いと思うんだけどね。

あとストーリーモードはキャラが8人いるんだが、
クリアして違うキャラではじめるたびに
パーツを最初から集めなおさないといけないのがちっと面倒。
これはまあ些細なことではあるか。

基本的に対戦するだけだし、ロボデザインもキャラデザインも
シナリオも世界観もパッとしないので地味ではある。
でもシステムやバランスはかなり練られていて、
ロボゲー好きな連中が好きなものを作ったって感があって好きだなぁ。
スタッフロールも色々とひどくて大笑いしたわ。楽しんで作ってるよスタッフ。
wifi対戦も楽しいし、
リモコン操作で一手先を狙い打つゲーム性はwiiならでは。
これで800ポイントはお買い得だぜ。

ちなみにスタジオ斬は
あのライジング・斬を作ったスタッフが立ち上げたメーカーらしいんだが
(だからスタジオ斬)、
今回、このオーバーターンにライジング・斬ネタがちょこちょこ出てきて感動したぞ!

gwaas.jpg

こいつだ!神坂鋼仁!

>神坂鋼仁
>かつて生涯無敵と言われた伝説の漢を目標に日々修行中の身


生涯無敵のスーパーヒーローと言ったらこれはもう……アイツしかいねぇ!
匂わす程度だがこいつのストーリーモードにもエピソードが出てくる!
さらに、ゲーム中にポーズボタンを押すと
ちょっとしたラクガキが表示されるお遊び要素があるんだが、
その中の一つにこの神坂が「ハッスルタイム!」と叫んでいる落書きが!
しかも横には「セクシィ!」の文字まで添えられている!
おお、これぞスーパーウルトラセクシィヒーロー!
神坂の初期武器が44マグナムで機体の固有技が刀なのはやはり……!
神坂はテンプレ的な武人キャラで笑いの要素は無く、
オーバーターン自体もネタ武器と
スタッフロール以外に馬鹿要素皆無なのが残念だが、
そこは分かる人だけ分かってくださいってことかね。

ライジング・斬は……生きていた……!
ゲームとして面白いし、思わぬところでライジング斬ネタが見れて大満足だぜ!



せっかくなのでOPを貼っておこう。
それにしてもライジング斬のスタッフが立ち上げた
スタジオ斬製作の「オーバーターン」に、
ちっぽけラルフの大冒険やボクサーズロードのスタッフが
立ち上げた有限会社グランプリが製作する「SHOOTANTO過去編」。
ケムコ久々のド本気RPG「ソーサリーブレード」。
最近のwiiウェアの面白さは異常過ぎるぜ!


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[ 2008/12/07 08:50 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(5)

wiiウェア・ぽーかーず、モグポン、THEナンバーパズルneo感想!

オーバーターン買って来たぞー!
操作、ルールはかなりシンプルでカスタマイズも簡素だが、
それだけに動きの読み合いが熱い感じ。一通り遊んだら報告するぞ。
wifi対戦する時はもちろん名前はフタバリホ。機体名はエンドレスラブで行く。
目指せ社員撃破。

ちょっと前に落としたwiiウェアの感想をまとめて。

ぽーかーずwii
下画面からせりあがってくるトランプを入れ替えて役を作って消していくパズルゲー。
開発は電波と中ニ秒と知育とダイエットでお馴染みのマイルストーン。
パネルでポン!とかメテオス辺りに近い操作性だが、
こちらは入れ替えの自由度が高く、
最上段のトランプと最下段のトランプを入れ替えて役を作ったり出来る。

役は作ったらすぐ消えるんじゃなくて、
役が完成している列にカーソルを持っていてAボタンを押すことで消すことが可能で
連続して消していくたびに得点倍率がどんどん上がっていくため、
高得点を出したければギリギリまで粘って一気に消す必要がある。
トランプがゲームオーバーギリギリまで来ている状態で、
「このツーペア、どうにかフルハウスに出来ないか?!」
「こっちの役を崩せばこっちにフォーカードが作れる!」
と、試行錯誤しながらトランプを動かして、上手く高得点が作れたりすると非常に爽快
役が消えている時にも操作可能で、ゲーム展開かなりスピーディー。
画面表示なんかも分かりやすいし、レスポンスも軽快で、
カーソルを端まで持っていくと反対側にループするとか、
ボタン押すとトランプを1段せり上げる事が出来るとか基本的な部分も押さえてある

ただ、ちょっと物足りなくはあるかな。
無駄に複雑になってしまったり、
逆に底が浅すぎる内容になってしまいそうな題材を
ソツ無くまとめてあるとは思うんだけど、
どうにもシステム的にあと一歩練り足りてない感じでして遊んでで少々物足りない。
1画面の情報量が他のパズルゲームより圧倒的に多いのでちょっと疲れるし、
一人用モードの難易度上昇が急激でややバランスも悪い。
ボタン連打で一気にゲームオーバー寸前までトランプをせり上げて、
そこからガンガン役を繋げて行くのは楽しくて好きなんだけどねぇ。
モードも少ないし、「500円ならそれなりに遊べる」の域は出ていないか。
まあ、気になっているなら買ってみても損はしないと思う。

あと、ぽーかーずを紹介した時にコメントで薦められた
ポーカースマッシュも体験版を遊んでみたぞ。
ルールは似ているが、こちらはトランプを横にしか入れ替えられないとか、
役は完成した瞬間に消えるとか、同じトランプがいくつも画面に出てくるとか、
ぽーかーずに比べると縛りが多くてだいぶ印象が違うな。
その分連鎖を組む時にしっかり考えると必要がある。
体験版だけなんであんま細かいトコは分からないが、
モードも多いしゲーム自体の奥深さはポーカーフラッシュの方が上かも。

たたいて!モグポン
THEビリヤードやガチャろくでお馴染みのアジェンダが開発のもぐら叩き。
wiiウェアでもぐらたたきで500円……というと、
なんだか典型的な手抜きやっつけゲーの匂いがしてしまうが、
これがかなりデキ良い。

メインのアドベンチャーモードはただのもぐらたたきではなく、
ガンシューティングのようにスクロールするステージを進みながら
もぐらを次々に叩いていくという構成で、
敵配置が非常によく考えられているし、連続で叩くと得点があがるコンボもあり。
ステージが4種類×4難易度あって、成績によって金・銀・銅のメダルが
貰えるなどのやりこみ要素もある。これがまたアツいんだ。
スコアランキングはネットランキングにも対応。

もぐらを叩いた時の感触が非常に気持ちいいこともあって、
ただもぐらをボコボコ殴るだけですごく楽しい。
手首をクッと動かすだけでサクサク叩けるのでストレスも溜まらない。
コンボを繋げたり敵配置を覚えてパーフェクトを目指したり、
全ステージコンプした後に手に入る
一度倒したもぐらが追撃可能になる金のハンマーを使ってのやりこみなどが楽しく、
単純ながら非常にゲーム性が高い内容となっている。
アドベンチャーモードだけでなく、
普通のもぐらたたきが遊べるとことんモードや、対戦が可能なバトルモードもある

これは「プロの作った500円ゲーム」って感じだな。
超すごい!とか超面白い!というゲームではないし、
長時間遊ぶようなソフトでもないんだが、
ゲーム好きな人からゲームやらない人まで誰でも遊べるゲーム。
単純で誰でも遊べて安くて面白い。短時間でサクッと遊べてモードも結構豊富。
「wiiならでは、wiiウェアならでは」を地で行くお手本みたいなゲームだわ
アジェンダgjと言わせてもらおう。

THEナンバーパズルneo
俺いくら遊んでも数独の面白さがやルールが今ひとつピンと来ない人間なんで、
操作性やシステム的なもののみの感想にさせてもらう。
ヌンチャクのスティックでカーソル操作、リモコンの方向キーで数字選択、
Aボタンで数字を置くという操作で、これはストレス無く遊べて良い感じ。
数独はSIMPLE DSでも出ていたが、あっちより操作しやすいね。
モード切替で仮置きも可能になっている。インターフェースに関してはちゃんとしてる

しかし問題が最初に難易度こそ選べるものの全部自動生成で、
好きな問題を選んで遊ぶ機能も一切存在しないってのはどうなんだ。
数独のゲームってそういうもの?いや、絶対に違うよな?!手抜きだよな?!
そりゃ公式の紹介文とかで問題数を書かないわけだ……。

マイルやアジェンダが頑張ってるのにこんなのばかりかよ@SIMPLEシリーズ。

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[ 2008/12/05 09:27 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(3)

あくまでも西部劇風ミニゲーム……。Wiiウェア新作「ワイルドウエストガンズ」

5日に配信開始したワイルドウエストガーンズの感想をば。
以前福袋でゲットしたパチモノのザッパーでプレイしたぞ。

西部の町を舞台にしたウエスタンでマカロニなガンシューティング。
全6ステージ、1ステージは3セットという構成。
ステージクリア時の得点が一定以上なら次のステージへ進むことが出来る。
得点によって銅メダル~金メダルの評価もされるので、
全ステージで金メダルを目指すなどのやりこみ要素もある。
ゲームの仕様としてはリロード無しで無制限に弾を連射可能。
ミスらずに弾を当て続けられればコンボになって得点倍率がどんどん上がる。
後半のステージは別だが、
基本的に敵に撃たれてもコンボが途切れるだけでペナルティ無しだ。

ほとんどミニゲーム集に近い内容で、固定された画面でひたすら的を撃つとか
ひたすら飛び出してくる敵を撃つとか、
ひたすら飛んでくるソンブレロを撃つとか、そんなステージばかり。
一番動きのあるのは画面がスクロールする列車強盗ステージだけど、
特にボスキャラとかがいるわけでもないし特別な演出があるわけでもなし。
単純なステージばかりで、
1ステージ3セットなので実質18ステージということになるが、
配置を変えただけの同じステージを何回も遊ぶことになるためかなり単調。
ラストステージさえもそれより前にプレイ済みの列車強盗ステージ……。

ていうか収録されてるゲームがはじめてのWiiの射的そのまんまなんだよね
缶を地面に落とさないように撃ち続けるとか、的を連続で撃ってコンボを繋げるとか
ウサギがタカに攫われないように防衛するとか。

的ではなく銃を持った敵と戦うステージでは、
こっちに攻撃をしてくる敵と攻撃をしてこない敵がごちゃ混ぜに出てきて、
しかもよくあるガンシューみたいに
攻撃前に赤いマーカーで警告される……なんてことはしてくれないため非常にやっかいだ。

西部劇のゲームというよりは、
はじめてのWiiの射的を西部劇風に焼きなおしただけって感じだねぇこれ。
あくまでも「西部劇風のミニゲーム集」。
背景グラフィックや読み込み画面の雰囲気はそれなりによく出来ているし、
連続で弾を命中させてコンボを繋げて行くのは楽しい。
内容が単純だからこそ面白いという側面もあるが、
オリジナリティは低いし演出はサッパリだしで単品ではかなり物足りない内容。
もちっと本格的な内容にして欲しかった。
つーか西部劇なんだからリロードは入れてくれよ!
あのリロードの瞬間がたまらないんじゃないか!弾の音もなんかショボい!
面白くないわけじゃあないんだけど
1000円で許せるか許せないかはかなり微妙な内容だなぁ。

Wiiウェア唯一のザッパー対応ゲームなんでそこに価値はあるかも…と言いたいが、
ヌンチャクを一切使わないゲームだから、
あんまりザッパーが生かされてるって感じはしないね

ブロックブレーカーDXが面白かったんで期待してたんだけど
結構期待ハズレな内容だったぜ……。
つまらなくはないしそこそこには面白いがオススメはし辛いなぁ。


そう言えばこの記事以外でもパチザッパーパチザッパーと書きつつ、
パチザッパーの写真を一回も載せていないことに気づいた。
せっかくなので載せておこう。

s-IMGP0757.jpg

福袋に入っていた海外製のパチモノザッパーで、
純正品と大きく違うのは分解出来るって点だな。

s-IMGP0758.jpg

こんな感じでハンドガンのように使うことも可能だ。
ワイルドウエストガンズに関してはハンドガン形態の方が使いやすかったね。
ヌンチャク使わないわけだし。

……って、画像間違えた!確信犯的に!

s-IMGP0764.jpg

s-IMGP0765.jpg

こちらが正しい。海外モノなんだけど輸入されて日本でも売ってるみたい。



トリガーを引くとリモコンが浮き上がってしまうのが難点だが、
やっぱハンドガン形態で使用可能なのは大きい。パチモノにしては悪くないでよ。

あと、VCで落としたファイナルソルジャーもクリアした!
以前DLしたスーパースターソルジャーは
ステージが長い上に難しい上に一度やられるとステージ最初からという仕様で
これがもう遊びながら全身の血液をすべて口から吐き出しかねないほどに厳しくて
コンティニューとWiiの中断機能を駆使しても
クリアまでに何ヶ月かかけたくらいだったんだが……。
ファイナルの方はかなり難易度が低くてすぐにクリア出来たわー。
このくらいの方が楽しく遊べていいな。
次はソルジャーブレイドだぜ……!

シレン3は面白いかつまらないかという話はとりあえず置いておいて、
これを初心者向けとか言い出すチュンソフトの人は頭がおかしいと思った。
面白いかつまらないかという話になるとかなり長くなるのでそれは違う機会に。
機会があれば、の話だがね!





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[ 2008/08/08 03:05 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(2)

500円の新感覚プチプチアクションゲー「POP」

ワイルドウエストガンズ配信延期が頭にきたので
腹いせにロックマンと一緒に武者アレスタとファイナルソルジャーも落としてやった!
うひぉぉぉぉぉぉーーーーーおもすれーーーーーーー!
テンション上がり過ぎて勢いで無限プチプチも落としそうになったけどグッとこらえた。
危なかったぜ、ありがとう高橋名人。

Wiiウェアの新作、POPをやってみたぞ!
画面をスクロールしていく泡をリモコン操作でどんどん割っていくゲーム。
同じ色の泡を続けて割っていったりするとコンボで高得点。
割ると一定時間割れる範囲が広がる泡や、割ると爆発を起こす泡なんかを上手く利用していく。
制限時間があって、割ったら残り時間が引かれるドクロバブルもアリ。
ゼロになるとゲームオーバーだが、泡を割り続ければどんどん増加。
泡にポイントしてボタン押しっぱなしで泡をつかむことが可能で、
持ったままリモコンを素早く振り続けると泡が巨大化。
最大まで大きくして割ると周りの泡を巻き込んで爆発させることができる。
爆発で巻き込めるのは基本的に「同じ色の泡のみ」なので、
どこで爆発させるかはかなり重要になってくる。
適当に爆発させるだけだとドクロを大量に巻き込んでしまったり、
逆に普通の泡を全然巻き込めなかなかったり。

ひたすら泡を割るだけのゲームで単調っちゃ単調だけど結構中毒性はアリ。
泡をキャッチ!リモコン振って破裂!他の泡を巻き込んで爆発してるうちに
今度は違う色の泡をキャッチしてリモコン振ってまた爆発!
これでガンガン泡を割っていくのがかなり楽しい。
落ち着いて大きな泡を割っていけば制限時間切れで死ぬことはなかなかないんで
難易度は低いんだが、高得点を意識してプレイすると一気に面白くなる。
コンボ狙ったり、スクロールしてくる爆弾をもらさず撃ったりと、かなり忙しい。

ただ、1ゲームが長いので少々ダレ気味。全16ステージクリアするまで終われない
スピードが上がったりスクロールする方向が変わったりと変化はあるし、
プレイ方法によってクリアタイムが変わってくるんで
慣れてくるとかなり早く先に進めるんだが、
基本単純なゲームで複雑なシステムも無いため、それを考慮してもちと長い。
もうちょっと短い時間でハイスコア狙うモードが欲しかったかな。
リモコン振りを多用するせいもあって結構疲れる。
効果音ももうちょっと派手で良かったと思う。パチーン!って感じで。

あと、割ると時間が減るペナルティバブルにドクロマーク
割ると爆発を起こすバブルに放射能マークつけるセンスはひでぇ!
分かりやすいのは確かだけど、
ストレートすぎて癒しゲーっぽい雰囲気が思いっきりぶち壊しだよ!
いや、このひどいセンスは嫌いじゃありませんが!

惜しい部分はあるが、500ポイントってことを考えればなかなか良く出来てる。
泡をポコポコプチプチ割るのが非常に楽しい。
単純なゲームだし1プレイの長さもあって人を選ぶ内容ではあるけど、
ダラダラと遊べるゲームが好きな向きには向いてると思う。
いかにも「カジュアルゲーム」って感じの内容。俺は結構気に入ったぞ。
ブームブロックスに続いてやってくれるぜEA。

とてもこの間までWiiではニンジャリフレックスだのプレイグラウンドだのの
微妙なミニゲーム集ばかりを出したり、
メダルオブオナーでウリにしてたオンライン対戦を日本版だけ発売ギリギリで削除したりと
悪い意味でやらかしてばかりだったメーカーとは思えないな!
ニンジャリフレックスは少し欲しいです。
外人が作ったNINJAを題材にしたミニゲーム6個入りで3990円とか逆に遊びたい。

ちなみに最初のプレイヤー登録の時に、画面に色のついた泡がいくつか表示されて
この泡の色の区別がつきますか?とか質問されるんだけど、
ここでいいえと答えると泡が色だけじゃなく、四角や三角の形でも分類されるようになる
色盲の人のための配慮だろうけど、普通に遊ぶ分にもこっちの方が見やすいので、
「丸くない泡なんて冗談じゃない!よく考えてみろよ!
パズルボブルの泡が角ばってたらゲームになってなかっただろ?!」
って人以外はいいえを選んでおくと良いかも。

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[ 2008/07/30 04:31 ] Wiiウェアレビュー | TB(0) | CM(5)
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