『お春ちゃぁーーーーーーーーーーーーーん!』
「……」
『……お春ちゃん?』
というわけで遅ればせながらTHE女岡っピチ捕物帳クリア!難易度ふつうで!
プレイ時間は10時間!でもプレイ時間表示にバグがあって
実際の時間より多くカウントされてるみたいだからホントはもっと短い
ちょっとここんとこ忙しかったり、
精神的に疲れてゲームする気力が無かったりと
色々ゴタゴタしてたんだけどどうにかクリアしたぜ!
辛かった……。
ステージ構成の手抜きっぷりとアクションのつまらなさがやっぱキツい。
ミッションは
「敵を倒すと出現するアイテムを一定数以上回収する」
「マップに点在する証拠品を一定数以上回収する」
の2種類のみで、マップも最初から最後まで使いまわし。
延々と無駄に広いマップを歩き回るだけ。
ステージのグラフィックは凝ってるんだけど
ゲームに面白さにはまったく結びついてない。
これだけ広いんだったらもちっと工夫出来るだろうに……。
やりこみ要素である「☆集め」。
前にも書いたけど全ステージまったく同じ場所に配置してあるので
集めるのが完全に作業。
道に適当に並べてあったり、5個くらいを固めて並べてあったりと、
このやる気の無さはもはやギャグ。
証拠品も「50個集めろ!」とか言われるのに、
これまた同じ場所に9個くらい固めて置いてあったりと
もうプレイヤーに何をさせたいのかさっぱり分からない。
楽しませる気が無いことだけは断言できる。
ザコも同じような敵ばかりだし、後半に差し掛かるくらいから出てくる銃使う敵。
こいつが画面外からでもお構い無しに攻撃してくる上に、
こっちが近づくと全力で逃げるのでストレス溜まる。攻撃力が低いのが救い
ボス戦も基本的に「周りのザコを始末してから十手攻撃連打」で勝てる。
コンボの最中でもお構い梨に攻撃してくる銃使いボスは少々てこずったものの
それ以外のボスはラスボス含めてまったくやりがいを感じない。弱い。
アクションが楽しければこれでもいいんだけどアクションもダメ。
とにかくキャラの動きが硬い。攻撃範囲が狭い。
攻撃してる最中は方向を変えられないうえに行動のキャンセルが出来ないので、
遊んでてイライラする。
ご丁寧に「こっちが攻撃してる最中に敵の攻撃を食らうとダメージアップ」という
嫌がらせのようなシステムまで搭載されている。
投げ銭、スライディング、カウンター攻撃、投げと、
メインの十手攻撃と投げ縄以外にも使える技は色々とあるが、
全部スキの大きさと攻撃範囲の狭さのせいで使いものにならない。
敵の群れを相手に使おうものなら横や後ろからぶん殴られてそこでストップ。
1対1ならば十手で殴った方が早い。どう使えばいいんだこれ。
十手から投げ!とか、十手からスライディング!そして投げ縄!とか、
十手攻撃を基点にコンボとして組み込めればまだ面白かったと思うんだけど、
そういうのが一切出来ないため、結局十手と投げ縄しか使わなくなる。
十手と投げ縄も前述の通りお春ちゃんの動きが堅いせいで
どうしてもチマチマとした戦い方になる。
投げ縄はもっと自由自在に敵をぶん回せれば良かったのに……。
動きがもっさりしてたりはしないし、敵が極端に固かったりとかはしないから
攻撃力が上がって「敵をピヨらせる」→「投げ縄で一発捕獲」
のサイクルが短く出来るようになってくると少しは面白くなってくるし、
ジャンプも中盤くらいから買える様になる
ジャンプ力アップのアイテムを買えば問題なくなる。
飛距離が飛躍的に上昇するし、
装備を整えれば空中攻撃連打での滞空時間が非常に長くなる。
いい加減主人公の能力がマイナスから始まるゲーム作りはやめろと……。
世界観はいい。ステージのグラフィックも細かい部分まで凝ってる。
俺が一番関心したのは大江戸通りの床の模様が
東京都のシンボルでもある「いちょう」になってるトコだ。なかなか上手い。
お春ちゃんも声は可愛いしブログも面白い。特に2章終了時のブログは結構グッと来た。
「SIMPLEシリーズのニューヒロイン!」を名乗るだけのことはあるね。
さすがに双葉理保には及ばないけどとても魅力的。
ナレーションやボス戦前の会話もノリノリでグー。音楽も絶品。
世界観と音楽とお春ちゃんの魅力込みならば、
なんだかんだで値段分は楽しめたことは楽しめた。
でも、やっぱりこの内容じゃ悪い評価以外はつけられないなぁ。
とにかく製作スタッフの「手を抜こう」「プレイ時間を水増そう」という気持ちが
ダイレクトに伝わってきてそこが辛い。ちょっと悲しい。
「30%の力で作った40点のゲーム」って感じだーね。
とりあえず製作スタッフは知らないと思うけど同じSIMPLEシリーズで
「THEお姉チャンバラ」ってゲームが出てるから、
それを遊んでキャラの動き方だけでももう少し勉強した方がいいと思った。
THEマイ・タクシーの方もチマチマプレイ中。
次にノルマを達成したら終わりにしよう……やっぱりもう一日遊ぼう。
やっぱりもう一日……と、ついつい何回も遊んでしまう楽しさは健在。
マップ間のロードもPS2版と同レベル。やっぱり良いゲームだ。
良いゲームなんだけどパーツ以外にも追加要素を……。
所長のアドバイスが増えていて少し親切になってるくらいなんだよねぇ。
それともクリアしたら何かあったりするのかしらん。
THE お姉チャンバラ 彩 1/6前にも紹介したTHEお姉チャンバラの彩フィギュアー。
公式によると6月発売のようだね。ふむふむ。
顔は「姉チャン1の彩かぁ!」なんて前に言ったけど、
冷静に見ると姉チャン1の彩としても微妙に似てないな……。
定価6800円のフィギュアとしてこれはどうなんだろう。
あんまこういうのはよく分からなかったり。こんなものなのかな。
【ゲーム殿堂人】タムソフト 佐藤 伸「タムソフト」で検索していて偶然発見。
タムソフトのスタッフである佐藤伸さんへのインタビュー!
なんかタム尽くしだね今日の記事。
去年の記事だけどかなり貴重だ。佐藤さんってのは……。
>1996年タムソフトにプログラマーとして入社、
>『THE ブロックくずし』シリーズ、『THE タクシー』の開発を担当ブロックくずしとタクシーの開発を担当した人か!
俺の中でタムソフトといったらこの2本だよ!
記事によるとプランナーに転向してK-1 2006の開発に参加したそうな。
リンク先でも紹介されてるこのK-12006。
俺は遊んでないんだけど、
「前作までとはベツモノ」「この調子で頑張って欲しい」
「ようやくスタートラインに立てた」と、
これまで最低評価だったD3製K-1ゲーの中では一番評判が良い。
この人が参加したおかげなんだろうなぁ。
やっぱりやる気のある人が参加すると変わるものだ。
って、もしかしてTHEタクシー2が微妙だったのって、
この人がK-1の方に参加しちゃったせいだったり?
時期的にピッタリだからありうるかも……。
記事ではK-1に対する思い、そして自分のゲームに対する姿勢を熱く語っている。
「ゲームと真正面に向き合って、楽しさを明確にしていかないといけないと思う」とか、良い事をいうなぁ。とてもタムソフトの社員とは思えない発言だ。
……褒め言葉ですよ?