パズルモードを進めてサンリオキャラを仲間にしたり溜まったポイントで洋服を買ったりする。
仲間や買った洋服を使って音ゲーパートで演奏する。そういう内容。
キティちゃんの部屋では着せ替えや模様替えも楽しめる!
でもなんかキティちゃんの部屋、微妙にショボいな……!
オシャレさせると余計に悲しい感じになってくる!
狭さとテレビの古さのせいだろうかこの気持ち。
この画面、立体視に対応してるんだけどキャラだけなので、
キティだけが手前に浮き上がっているという謎の臨場感。
サンリオの仲間が増えるとその仲間の部屋に変更できる。
これはクロミ部屋。
これはシナモロ部屋。
比べてもやっぱキティの部屋は妙に庶民的に見えるな。
やはり国民的マスコットには親しみやすさが必要ですよね。
サンリオ仲間を増やしていい部屋に住むにはパズルモード。
パズルモードは1エリアに10のステージが存在しており、これが10なので全100ステージ。
1エリアクリア毎に新しいサンリオキャラが仲間になって行く。
ルールは単純な3マッチパズルで、ブロックを動かして3つ以上並べて消していくタイプ。
ブロックを消すと上から新しいブロックがどんどん補充されていって連続で消せればコンボ。
1回に4つ以上並べたり、2種類以上のブロックを同時に消すと複数のブロックを一気に消せるスペシャルブロックが出現。
ブロックは1回に1マスしか動かせないが、
タッチして「一筆書き」のようにグリグリ動かせる特殊なブロックなんかも出てくる。
並べると一気にブロックを壊せる爆弾ブロックや、
画面最下段に持っていくか爆弾を使わないと動かすことも壊すことも出来ない岩ブロックも。
画面再下段まで持っていくと得点になるキティちゃんの生首ブロックもある。
キティちゃんブロックに関連した説明でこんな文章が……。
バクダンはキティちゃん以外にも危険だろうが!
いや、岩を吹き飛ばすバクダンくらい持ってこないと
キティちゃんにとっては「危険」の範疇に入らないという意味なのか……?!
すべてのステージに
「得点○○以上」「ブロックを○○個消す」「キティブロックを守る」「移動回数○○以内」などの条件があり、
これを制限時間以内に達成すればクリアだ。
ステージ内が狭く、ブロックの種類も少ないのでパズルゲームとしての難易度はかなり低いが、
スペシャルブロックでガンガン消していく爽快感はあるし、
後半のクリア条件は多少難しくなってくるので大人でも楽しめないことは無いかな。
ポイントで回せるお助けアイテムが出てくるガチャも存在するので小さい子供向けのフォローもあるぞ。
音ゲーパートもシンプルで、流れてくるマーカーに合わせてタイミングよくタッチするだけ。
マーカーも1種類しかラインが無いので簡単。
ただ、楽器をリードギター、サイドギター、ベース、ドラムから選択可能で、
選んだ楽器によって譜面も変わるし、矢印の方向にスライドするマーカーや、
画面を交互にすばやくタッチしないといけないマーカーなど、それぞれ特殊なマーカーが登場する。
選んだステージによってちゃんとライブハウスのグラフィックも変わり、
音楽もいかにも子供向け!という曲調ではない。
そこそこ凝った作りではあるが……。
リードギター、サイドギター、ベースを使って画面をタッチした時の音がなぜか「シャン」という鈴の音で、
遊んでいて楽器を演奏しているという感触はまったく無い。ドラムも「ペン」という軽くて小さい音。
マーカーの判定が変にシビアで、パーフェクトクリアはかなりストレス溜まるぜ。
一定ランク以上でクリアだからパーフェクト狙いは自己満足ではあるんだが。
バンドのメンバーは4人なんだが、一緒に演奏出来るサンリオキャラは1人だけ。
残りはピンクメタリックのハローキティが説明もなく登場して演奏をしてくれる。
演奏中に顔のアップになる時もある。
発売前からこの謎の量産型キティがめっちゃ気になっていたんだが、結局正体は不明だったよ……。
こういうことだろうか。
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3DS「ハローキティとまほうのエプロン リズムクッキング♪」レビュー!サンリオキャラにマズメシを喰わそう!□3DS「ハローキティとせかいりょこう!」レビュー!立体視にもきっちり対応しているし、
過去に3DSで発売されたハローキティのゲームに比べると大分遊べるデキではあるが、
パズルゲームとしても音ゲーとしてもややハンパな内容。
個人的にはバンド仲間のサンリオキャラが全然喋らなくて、
何故かチュートリアルでだけ出てくるキキララがめっちゃ喋るのが不満点だなあ……。
まあ、対象年齢を考えるとこんなもんだろう。俺向けのゲームではないからね。
俺は大人しくプリンセスプリキュアのゲームを遊ぶことにします。