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SFC「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」レビュー!

グレイトバトルシリーズマラソン
2本目は「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」だ!
このゲーム、子供の頃は地味で難しくてあんまり好きじゃなかったんだよなあ。
今回大人になって改めてクリアしてみたら面白いのなんのって。

IMG_3424.jpg

1992年3月27日に前作に続いてスーパーファミコンで発売された
グレイトバトルシリーズ2弾の本作。
同時期に発売されたのはファイナルファイト・ガイに超攻合神サーディオン。
スーパーファミスタにスマッシュTVに弟切草、スーパー伊忍道にラッシングビート。
なかなか個性派ソフトが揃ってた時期なんだな。
スマッシュTVと発売日が同じなのは面白い符丁。

パッケージを見て分かる通りサブタイトルの
「ラストファイターツイン」を強く押し出し、ゲーム内容もガラリと変更。
前作は上から見下ろした視点で進む2Dアクションだったが、
今回は奥行きのあるステージを右に進み、
出てきたザコ敵を全滅させて先に進んで最後に待ち構えるボスを倒すという
所謂横スクロールのベルトアクションとなった。



2人プレイも可能でパスワードによるコンティニューも搭載。
味方の攻撃に当たり判定があるのでヒーロー同士の仁義無き戦いも可能だ。

IMG_3443.jpg

パスワードは数字や文字ではなく、キャラの顔の向きを入力するという方式。
分かりやすいといえば分かりやすいがメモしづらッ!
右下のおっさんはバンプレキッド。

使えるキャラはウルトラマングレート、
ガンダムF91、仮面ライダーブラックRX、ロアの4人。
コンパチヒーローシリーズの顔とも言える
「ファイター・ロア」のキャラは本作で確立。
仮面ライダー、ガンダム、ウルトラマンから1人ずつ+ロアの4人で
キャラを切り替えながら進む2Dアクションで
2人協力プレイも可能という路線が定まったのも本作から。

操作方法はYボタンでジャンプ、Aボタンでパンチ、Bボタンでキック。
Aボタン押しっぱなしで溜め攻撃。セレクトでキャラチェンジ。
方向キーを左右どちらか素早く二度押しでダッシュ。
ダッシュ中にキックでスライディング。
敵と接触すると「掴み」状態になり、この状態でYボタンで投げ。

落ちているカプセルを拾うとストックされ、4つ毎に必殺技が使用可能。
4個使うとレベル1、8個でレベル2、最大の12個だとレベル3だ。
LRボタンで使うカプセルの量を選択してXボタンで発動。
必殺技は画面内の敵にまとめて大ダメージを与えるもので、
ロボライダーやバイオライダーへのチェンジや
バーニングプラズマといった原作再現技もあるが、
F91の技に何故かサイコガンダム召還なんてのがあったり、
ウルトラマングレートに「巨大化して敵を踏み潰す」なんていう
かなりかなりミもフタもない技も。

「SDキャラがコロニーに移り住むようになってから半世紀」という、
初代ガンダムを思わせるナレーションから始まる今回のストーリー。
SDネイションの環境管理装置が暴走してSDヒーロー達が特殊能力を失ってしまう。

IMG_3432.jpg

こうなったらへいわもなにもあったもんじゃない。
暴力が支配する無法地帯となってしまったSDネイション。
最後の希望は4つ集めるとどんな願いも叶えてくれるという伝説のガチャポンカプセル。
世界のどこかにあるこのカプセルを集めるために
ウルトラマングレート、仮面ライダーブラックRX、
ガンダムF91、ロアの4人がカプセルを探す旅へと出発した。
しかし前作のラスボスでもある“恐怖と殺戮の覇王”。
ダークブレインもまた、カプセルをその手にするための行動を開始するのだった……!

というストーリー。また環境管理装置かー!
そして今回は何故かサイド3に住んでいるダークブレイン。

ダブルドラゴンとファイナルファイトを足して捻ったようなタイトルから分かる通り、
本作はファイナルファイトの影響がかなり強い。
1面が市街地でドラムカンを壊すとアイテムでナイフもアリでと、
ここら辺はかなりモロに被せて来てるね。
まあナイフは一応仮面ライダーの戦闘員の武器だから原作再現ではあるのだけど。

しかし本作はただの流行に乗っかっただけのゲームじゃあない。
アクション性が高く、十分に独自の遊び応えを出しているぞ。

隙は大きいが強力なキックと素早いが攻撃力の低いパンチ。
パンチとキックはそれぞれ連続で攻撃を当てると
3発目に強力なパンチorキックを繰り出すが、
隙が大きいのでうっかり背後から別に敵に攻撃を喰らったら一大事だ。
そこで最初の2発は出の早いパンチで3発目にキックを決めたり、
悠長にコンボを叩き込んでるとカウンター喰らうボスには
連続で攻撃せずに単発のキックで体力を削ったりと
状況に応じた使い分けが必要になる。

敵に接触して掴み状態になってからの投げは
敵の反応が早いのでモタモタしてると逆に投げられてしまうが、
攻撃態勢に入った敵を掴んで動きを止めた瞬間に投げ!
みたいなことが出来るようになってくるとグッと面白くなってくる。
投げはダウンしている敵にも可能だ。ここはややくにおくんチック。

スライディングも強力でこれが最重要アクション。
出は早いしまとめて攻撃できるしで強力だぜ。

敵の攻撃力は高いがこっちの攻撃力も高く、
うまく攻撃を繋げればサクサクと敵を処理出来る。
正面のザコを自分の背後にいるザコに投げつけ、
ぶつかって倒れたところをまとめてスライディング!とか。
キックで吹っ飛ばした敵を連続スライディングでお手玉!
気分は仮面ライダーオーズ・ブラカワニコンボだぜ!とか。
慣れてくるとまさにちぎっては投げ、
ちぎっては投げというプレイが可能になって爽快。
敵が一画面に最高で5体まで登場するので、立ち回りがシビアなのも緊張感がある。
倒れた5体の敵にまとめてスライディングした時の感触は最高。

全7ステージだが、ステージ2のボスである
メフィラス星人を倒したタイムによってステージ3が3つに分岐。
基本は順番が変わるだけなんだけどストーリーは変化するし、
それ以降もボスを倒したタイムなどで話の流れが変わったり、
分岐によっては結局行かないまま終わるステージもあったりと、
繰り返しプレイしても飽きさせないボリュームがある。
ステージも月に海底に冥王星に火星にジャングルにピラミッドとバラエティ豊富。
月だとザコがモチロンでボスがシャドームーンだったり
ジャングルだと十面鬼が出てきたり海底にゴーデスがいたり、
ザコ敵のドムに通常・寒冷地仕様・砂漠仕様の3種類がいたり、
敵の種類も豊富で熱いぜ。
BGMもより磨きが掛かって素晴らしい。個人的には2面がイチオシ。

ストーリーは歴代でもかなりコミカルというか。
ルーキーキャラとか通り越してただのバカだコイツ!なロアを筆頭に、
結構な超展開の連続。

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あまりにも有名な「宇宙を泳いで」敵の宇宙船を追うシーン。
むしろ宇宙が本領発揮なヤツが2名ほどいるような。

月にいるウルトラマンタロウからカプセルを貰いにいこう!
と月に行ってみると……。

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ウルトラの母がタロウなんて子供は居ない上に結婚もしてないとか言いやがる?!
俺の一番好きなウルトラマンが存在しないだと……。
既にウルトラマンタロウの世界はディケイドに破壊されてしまったのか!?

ウルトラの母改めウルトラの独身によると

IMG_3309.jpg

1万5000年前にウルトラの父との結婚式をぶち壊された話をしてくれる。
つまりダークブレインの部下が歴史を変えてタロウの存在を抹消したんだが、
なんか話を聞いてると「その結婚待ったー!」って乱入したダークブレインが
ウルトラの父と駆け落ちする絵しか思い浮かばないんですけど!

で、結婚式を無事成功させるためにタイムマシンで過去に行くことになるんだが
タイムマシンってなんでも願いを叶えるカプセル並みに凄い技術じゃねーの?!
それでもう色々解決なんじゃねーの?!
一番の謎は結婚してないのに
「ウルトラの母」「ウルトラの父」って名前のままなことか……。

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ルートによってはなんと電波人間タックルも登場。
「タックル」って名乗らないから
仮面ライダー詳しくない人にはオリジナルキャラって勘違いされそうだわ。

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ダークブレインは何故か関西弁の憎めないキャラに……。
1はジジイ口調だったのになあ。キャラの安定しない人だわ。
SDヒーロー達を「SD!」って呼ぶのが斬新過ぎる。あんたもSDだろ!?
ボスなのに落とし穴に突き落として一撃で倒せたりと、
結構ひどいことになってるぞ今回のダークブレイン。

IMG_3427.jpg

そもそもラスボスがダークブレインじゃなくてザンエルだし!
宇宙帝国ザンギャック風の面構えが今見てもカッコイイ。

なんかコミカルかつ妙にぶっきらぼうなテキストといい、
爽やかなエンディングといい、
初期のサガシリーズを思わせるノリなんだよな今回は。好き。

2人プレイを想定しているからなのか難易度は結構高め。
「掴み」が暴発しやすいので慣れるまでは敵に投げられまくるし、
ボスもパターンをしっかり構築しないとボコボコにされる。
ライフ制だが落とし穴に落下すると問答無用で一撃死……。
最終ステージの冥王星は
ツルツル滑る床でスライディングのタイミングが掴みづらくて苦労したぜ。
敵のデナン・ゾンもいやらしい。

IMG_3429.jpg

ダウン→起き上がった瞬間にビームシールドがヒット→ダウンという
ザビロニア帝国式のハメ技で結構殺されたよ……。

「投げると戻ってくる」という原作再現ではあるんだけど、
メインが肉弾戦のアクションでそれやられたらチート過ぎるよ!
って威力の「アイスラッガー」がアイテムで落ちていたり
キックのコンボが強力なので攻撃を受けた時の無敵時間で割とボスもゴリ押せたり、
抜け道はあるけどね。

ダウンからの起き上がりがちょっと遅い、溜め攻撃が使えない
画面外の敵がなかなか戻ってこないことがあるなど、
やや気になる点はあるが、アクションゲームとしてしっかり面白い。
昔の俺はこのゲームの何が気に入らなかったんだろうか。
ファイナルファイトの影響が強いのは誰もが認めるところだが、
それだけで終わらずに長く遊べるステージ分岐に爽快なアクションと
今遊んでもよく出来てると思わせる完成度。
以降のグレイトバトルシリーズの基礎になっただけの地力に溢れているぜ。



NEXT .....「グレイトバトルサイバー」!


グレイトバトルIIIじゃないのかって?違うんだなこれが。




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[ 2012/02/28 18:43 ] SFCレビュー | TB(0) | CM(5)
結構難しくて残機無限技を使ってクリアしたなー
[ 2012/02/28 18:57 ] [ 編集 ]
このゲームは子供の頃に滅茶苦茶沢山プレイしました。
レビューを読んでいると頭の中でSEが聞こえてくるくらい、記憶に刻まれています。

個人的には画面端でスライディングを複数回当てるのが好きでした。
バーチャルコンソールで配信して欲しい・・・
[ 2012/02/28 22:20 ] [ 編集 ]
これ、BGMが好きだったなー。
当時のゲーム雑誌の付録CDで聴きまくってたわw
[ 2012/02/28 23:21 ] [ 編集 ]
これもやったな…
二面だったか、床が爆発する面でドムだけ普通に動けるからイライラした
さらにラー油もいってた氷の惑星の敵に何度もお手玉されてマジギレしてたなぁ…イライラしてばっかりだったけど面白かったな
[ 2012/02/29 16:13 ] [ 編集 ]
nek
ダークブレイン戦、画面の一番下まで行くと落ちるようになっているのだけれど、そのギリギリに立ち近寄ってきたダークブレインにスライディングを当てると…
なんと、下方向への慣性が付いたままダークブレインが転び、そのまま穴の下へ。
すると体力関係なく倒した事になるので、ザンエル戦へ移ったという裏技を発見して物凄く興奮していた小学生の自分を思い出します
[ 2012/03/01 09:58 ] [ 編集 ]
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