久しぶりに3時間ぶっ通しでお姉チャンバラRプレイ。
もう4人全員レベル100にして全員最高難易度でもクリア済みなんで、
放置してたサバイバルモード以外のクエストをチマチマ埋めてた。
久々に遊んだがやっぱ酷ぇデキだわ。
フルプライス2作目にも関わらず、
他のフルプライスのゲームが最低限やってる
当たり前のようなことが未だに出来てないし、
ボリュームはスカスカでボスとクエストの水増しっぷりと
ステージの使いまわしっぷりは過去最悪でSIMPLEシリーズでもやらないってレベル。
ストーリーモード以外じゃないとキャラの交代が出来ないとか
システム面で退化してる部分もあり。
昔からだけどストーリーももうちょっとなぁ……。
アクションゲームなんだからプラスにしろとは言わないが
せめてマイナスをゼロにするくらいはしてくれないものか。
3流シナリオライターが適当に使っても確実に盛り上がるであろう
「vs彩」をあんなに適当な使い方するのは無いわー。
歴代シリーズと比べてレベル100まで簡単に上がるのも少々物足りない。
半年で作ったのでボリュームはご容赦を
とか発売後にスタッフが言い訳したのはプロとして最悪。
でも面白いんだよなあ。
wiiのアクションゲームだと滑りがちなリモコン操作は
きっちり練られてストレス感じないし遊んでて気持ちいい。
ここは文句なしによく出来ている。。
お馴染みのクールコンボの爽快感も下手な無双系ゲームより上。
彩も咲もミザリーも相変わらずカッコいいし、
システム面での進化は驚くほど少ないが、シリーズ4作目(実質6作目)なだけあって、
コンボのモーションやエフェクトや敵の挙動とかの
爽快感に直結する細かい部分はさすがにきっちりと改善されている。
そこが歯がゆいというか悔しい。
半年で手抜きで作ってもこれだけ面白くなるんだから
予算と時間をしっかりかけて本気で作ってほしいよ……。
十分に力を入れればそこらのアクションゲームに負けないくらいの
名作が出来上がるくらいのポテンシャルは絶対に持ってるはず。
お姉チャンバラXが発表された時はそれを期待したんだけど、
結局「かなりパワーアップはしているけどフルプラレベルではない」ってレベルだったし、
DLCは最悪の一言。
お姉チャンバラRはご覧の有様。リサイクルのRとはよく言ったもんだ。
R、実際のところスタッフは手抜きじゃなく死ぬ思いで頑張ったんだと思うけど、
出来上がった商品は手抜きとしか感じられなかったので俺は手抜きと言う。
デキは荒かったけどSIMPLEシリーズ時代の方がずっと楽しかった気がするよ。
THEお姉チャンバラ1の1フロア全部の敵を一掃出来る超居合いとか、
これテストプレイしたのかよ?!ってレベルの強さで、
案の定THEお姉チャンバラ2で修正されてたTHEお姉チャンプルゥの咲の衝撃波とか、
そういうバランスの悪さも含めて。何もかも懐かしい。
やっぱり俺はお姉チャンバラじゃなくてTHEお姉チャンバラが好きなんだよな。
THEお姉チャンバラ2が発表された時のドキドキは今でも覚えてるわ。
「今回は二人交代可能なのか?!」とか「銃を持った新キャラ?!」とか。
実際進化が一番感じられたのも1→2。
あの頃はSIMPLE2000も毎月個性的なのが出ていて楽しかった。
あの頃に戻りたいな……でも戻れないんだよな。悲しいが。
お姉チャンバラはシリーズの売り上げもどんどん落ちてるけど、
(まあ個人的にRの累計8000本は大健闘だと思うが)
看板タイトルの一つなわけだからそのうち続編は出る。確実に。
でも、次回もRレベルのデキだったらさらに売り上げ落ちるよ。
お姉チャンバラシリーズの売り上げが落ちてるのは
ハードをコロコロ変えたとことか、フルプライスにしたこととか、
Rに関してはwiiのユーザーに合ってないとか色々あるけど、
一言で言えばファンに甘えすぎたからってのが一番大きいと思う。
D3だからしょうがない、タムソフトだからしょうがない。
このチープさが逆に良い、出してくれるだけで嬉しいで許してくれるファンに甘えた結果
あとD3の売り方が下手すぎることね。
前にも書いたが、映画化にフィギュア化漫画化までして、
ゲームの売り上げに一切繋げられないって逆に凄いよ。
この辺はバンナムの子会社化の影響に期待してる。
続編を出すとしたら機種はまた360かWii(出来ればSIMPLE2000wii)で、
予算も期間もちょっと奮発して、
新規プレイヤーも情報を見て「おっ、これは!」と思わせるくらい進化させて欲しい。
そのくらいやれば色々と変わると思うし、
それくらいやらないとせっかくの看板タイトルであるお姉チャンバラは、
シリーズとしてもうダメになると思う。
ドリクラのインタビューで「このソフト冒険しすぎじゃないですか?」って質問に、
「我々を誰だと思っているんですか。D3ですよ(笑)」
とか偉そうに答えてたじゃないか。冒険するのがD3なんだろ?
冒険したから初代のTHEお姉チャンバラが生まれてヒットしたんだろ?
俺も、一般のゲーマーよりも少しはD3のことを見てきたつもりだけど、
ここ1、2年はD3が冒険してるの見たこと無い。リゾードくらいかな。
「冒険してるフリ」なら数え切れないくらい見た。うんざりするくらい見た。
「題材で冒険してるんだから内容こんなもんでいいでしょ?」
とでも言いたげなタイトルは沢山見た。
SIMPLE1500~2000時代にそういうタイトルが無かったとは言わないし、
かなり沢山あったと思うけど、かなり酷いのもあったけど!
すっげぇ酷いのもあったけど!物凄いのがあったけど!
今思い出しただけでもはらわたが煮えくり返るようなのがあったけど!
それは本当に冒険したと言える個性的なゲームが沢山あった上での話であって、
近年のD3にはそれが無い。
D3とSIMPLEシリーズには口ばかりじゃなく、また本当の意味で冒険をして欲しい。
D3パブリッシャー自身のためにも。
なんてことをお姉チャンバラRを遊びながら思った。
さて、youtubeに映画お姉チャンバラvorteXのプロモがあったぞ!
公式で公開されていたものとは違う完全版。俺が製作発表会で見たverだ。
あの時はマスコミがいっぱいいてよく見えなかったんだが、
こうしてじっくり見るとやっぱ面白そうだなあ。彩と咲が並んでると絵になるわ。
蹴り飛ばした後に両手で剣を振り下ろす咲のシーンもゲームっぽくて凄くいい。
演技とオリキャラでチラッと男が映ったのが少々不安だが……。
まあ、そこはダメで元々だよ!俺は行くぜ!先行上映会へ!