絶対SIMPLE主義

EP2はいきなり飛ばしてるなオイッ！甘ぇ！甘すぎて死にそうだ！何このイチャイチャ！
ジョージの兄貴は富竹さんに似てるなあと
思ったら私服であのドッグタグまでしてやがる？！
よく見たらTシャツが富竹フラッシュだァぁぁーーーーーーーーーーー？！
笑い転げた。なんという悪ノリ。
そして小此木食品んんんんんーーーー？！
何やってんですか小此木さん！あのニヤリ顔が脳裏に浮かんだぜ……。
カノンの私服にジェシカの東方……。
EP1でおとなしかった分ここで一気に爆発させやがったな竜騎士ぃッ！
あのニコニコ動画演出マジひでぇ！夏妃さんの代わりに俺が卒倒したよ！
さりげなくひぐらしのAAとかも入れやがって！
恋人たちを描きつつ自重しない茶番で俺を殺しに来やがった……。
この一歩間違えたら痛いだけのやりすぎなギャグパートが俺大好きだ！
痛いだけだって思う人も大勢いるんだろうけど俺は大好き。
しかしカノンの私服の出オチ力強すぎだろあれ……。

それで笑わせて、恋人達の心情を描いて。
感情移入させたところでドーーーーーンッ！
ああちくしょう！これだよ！これが竜騎士だちくしょう！

EP2は茶番パートにメタ的な構成に赤文字のルール解禁に顔芸に。
本領発揮って感じで一気に面白くなったなぁ。
なるほど、これこそ「ひぐらしのなく頃に」の次回作だと言えるわ。
ひぐらしの方がキャラの顔良かったかなあなんてEP1では思ったが、
EP2で一気に印象変わった。表情の豊かさはひぐらし以上だ。
特にジェシカのデレ顔とかベアト顔芸とか絶品の絶品の極みだった。
あのジェシカ可愛すぎだろ！マジで！
ベアトリーチェのいやらしい表情もサイコー。
お気に入りなのは口の横にシワ作って笑う表情だね、
1000年を生きた醜悪な魔女っぽさがよく出てる。
ベアトリーチェは外道過ぎて本気でイラッとさせられる言動と、
屈服させた時の爽快感を併せ持ったいい悪役だと思うわ。
やることは最悪だけどキャラとしては凄く好き。
魅力的な悪役がいると話が引き締まる。

構成も上手いなあ。まさに魔女のターン。
“魔女ベアトリーチェ”大暴れでEP1以上に残酷で悲しい展開の連続。
そこにビーム剣だのエンジェルモートの店員みたいな悪魔だのヤギ頭だの。
あまりにもファンタジー過ぎて幻想的過ぎる展開の連発で、
なんかもう頭が麻痺して何も考えられねぇよと。
これはもう推理とかじゃねぇだろと思ったところで、
無茶苦茶カッコイイ母親として戦うローザの姿を見せられて……。
その後に黄金郷？であまりにも惨い、
魔女の所業としか言えない拷問をベアトから受けるローザの姿を見せられて……。
このクソ悪趣味なクソババァの横っ面殴り蹴り倒してやりたいと！
魔法だファンタジーだのは置いておいて
とにかく今はこのベアトリーチェが許せねぇと！
心の底からそう思ったところで……一度は屈服した戦人の再登場だよ！
あれは燃えたわ。

戦人と同じように魔女に屈服しかけて、
しかし戦人と同じように悪趣味な魔女のレシピを聞かされて目を覚ます！
ああちくしょう！俺は見事に竜騎士の手の平で転がされちまってるぜ！
ごろごろ！ごろごろ！
まったく最高の“悪役”だぜベアトリーチェは！ごろごろ！ごろごろ！
ベアトのローザへの拷問は相手を奮い立たせるためだからさらに魔女の手の内！
くやしいくらいに嵌っちまったわ。ローザさんあの後どうなったのかな……。
ごろごろ！ごろごろ！

梨花ちゃん……じゃなくてベルンカステルも本格的に参戦。
傍観者を止めるわけね。
今回もベルンカステルと一緒に戦うんだなワクワクするぜとか思ってたら



俺は笑い死んだ

何やってんすか三四さぁぁぁぁぁぁーーーーーーーんッ！
これか！一人を必ず殺す力って！なるほどこれは強力だわ！
やべぇ喉掻き毟りたくなってきた！俺死んじゃう！
なんかファンシーなツンデレキャラになってるんですけど！
何これ俺死んじゃう！
危ない！高野式呼吸法で冷静になるんだ俺！クールになれ！
宇宙最強過ぎる……これは宇宙最強だわ。超パーだわ。
色々とずるいよこれ！完全にやられた！
ベルンカステルはそのまんまなのにΛΔはなんでこんなキャラなんだよちくしょう！
今後もひぐらしの登場キャラが魔女として出てくるのかなあ。
羽入辺りは出てきそうだよな。
さすがに鷹野ΛΔさんよりひどいのは出てこないと思うけど……。
ゆうちゃんも言ってたが家具で富竹さんが出てきたら俺は本当に死ぬ。

これからは鷹野さんとベアトを相手にすることになるのか。
ラスボス２体を相手にすんのかよ戦人。大変だな。
と思ったらひぐらしの曲も流れてきて
ベルンカステルのにぱ～☆まで！俺のテンションＭＡＸ。
まさかにぱ～☆が見れるなんて！それが見たかった！次はモップ見せてくれ！

EP2はキャラの掘り下げが上手かったなぁ。
俺の心のチェス盤を引っ繰り返されっぱなし。
展開が展開なんで切なくなりっぱなし。
デレ顔と併せて可愛すぎるジェシカとか。
アンタなんでそんなに立派なんだよ！と叫びたくなるジョージの兄貴とか。
その強さでベアトリーチェを一番痛めつけたシャノンとか。
家具でありながらもっとも人間らしくあったカノンとか。
意外なところでは郷田さんの男気が良かったよ。
EP1だとホントにチョイ役程度だったのに。
シャノンだけは信じてあげて欲しいとローザに進言するシーンや、
最後の決死の行動を見た後だと
意地悪なところや小物臭いところも人間味が出ていて魅力的に見えてくる。

あとローザさんね。
ローザさんは俺嫌いじゃないというか嫌いになれないというか。
ローザさんもマリアちゃんもお互いのことが好きで、
それがどうしても、悲しいくらい上手くいってないだけで、
それが伝わってくるから本当に凄く悲しくて。
なんとか二人には仲良くなってもらいたいと思っていたから、
色々と手遅れではあったけど最後に家族愛を見せたところで涙が止まらなかった

EP2では完全に疑心暗鬼に囚われて使用人や家族にも銃を向け始めるローザ。
EP1との夏妃さんとの対比になってるんだろうがみっともなくて。
いくらなんでもこの行動はちょっとひでぇぜ。
夏妃さんに比べると雲泥の差だなと思わせておいて最後で印象を変える！
あそこのローザさんの台詞は竜戦士節が唸りまくってたわ……。
明らかに魔女のターンでもありローザのターンでもあったぞEP2。
ローザさんとマリアちゃんの株上がったわ。
この家族は最後には幸せになってもらいたい。

ひぐらしでもそうだったが、
悪い印象を一気に引っ繰り返すのが上手い。
俺エバさんとか今のところ俺大っ嫌いなんだが、
唯一嫌いなキャラがエバさんくらいなんだが、
俺もうエバさんが出てきて他の大人に嫌味言って
空気がギスギスするの見るだけで胃が痛くなるんだが、
「エバさん！いやエバの姐さんアンタ最高だぁぁぁぁーーーっ！」
とか叫びたくなる日が来るのかね。否定出来ないのが怖い……。
竜騎士ならそのくらいの展開はやるぞ。あいつなら。

しかし今回は戦人良いとこほとんど無かったな！ボコボコじゃねぇか！
ジョージの兄貴のために涙を流せるところとか俺は凄く好きだし、
最初の密室暴いたとこはカッコ良かったがその後がひでぇ！
まあ魔女のターンだからやむをえないか。
主人公じゃないとも言ってたからなあ、EP3からは頼むじぇ。

いやもうホント竜騎士疑ってすいませんでしたメチャ面白かったですEP2。
メチャ続き気になりますうみねこ。
ここからどうなるんだよこれ？！今後の展開が気になり過ぎるぞ！
赤文字とは別に文末のアイコンが急に赤くなる画面がチラホラあったが、
あれが謎を解くカギか？あれに注目することが「視える」ってことなのか？
次のEPでどのキャラにスポットが当たるかも実に気になる。
クラウス辺りになりそうだが、そろそろ南條先生の出番もあるかな。
EP3はなんか凄いらしいんで楽しみにしよう。

次はようやく互角のゲーム？

EP1ということでまずはキャラ紹介と事件の説明からって感じか。
登場人物は最初から１８人。
名前を覚えるのが大変そうに思えたけど、
みんな個性的なんですぐ覚えられた。変な名前ばっかだしね！
EP1でのお気に入りは夏妃さん、秀吉さん、ジョージの兄貴辺りかな。
ジョージの兄貴と秀吉さんの二人は立派だわぁ。尊敬できる。
戦人も好きだな。熱いところが。マリアちゃんも幼女幼女してて好きよ。
後半に「きひひひひひ」で語る辺りはモップで殴りたくなったけど。
その気持ちの悪い笑い方はやめなさいって言ってるでしょ！
金蔵さんも結構感情移入できた。なんだか色々と他人事とは思えなくて。
でもキャラの絵はひぐらしの方が好きかな。
かなり上手くはなっているけどちょっと印象が弱くなった感あり。

シナリオはやっぱ面白かった。
確かに正統派を謳うだけあってオーソドックスな展開で、
茶番パートも無かったんでちょっと物足りなさはあったが、
ひぐらし鬼隠し編と比較するとうみねこEP1の方が密度は濃かったと思う。
登場人数が圧倒的に多いし、キャラの立て方やひきこまれるテキストはさすが。
でもインパクトと面白さでは圧倒的にひぐらし鬼隠し編。
「顔が耕されている」って表現とかは凄かったが、
あれは本当に凄いと思ったが、やっぱひぐらしのインパクトには勝てない。
出だしもひぐらしの方が好きだなあ。
これはまあ最初に遊んだのがひぐらしだったからってのもあるけどね。
お疲れ様会と見せかけてあれこそがシナリオの根底で、
メタ世界の存在をEP1から出してくるのは、
ひぐらしの次回作だけあって色々考えてあるなあと思った。

ひぐらしと比べると演出のパワーアップっぷりにも感動した。
いきなりの歌つきのＯＰでまず圧倒されたぜ。
また歌も映像もどっちも良くてね。何度も見ちゃう。
雨のエフェクトとかの細かい部分も進歩してるのが見て取れた。
やっぱひぐらしがヒットしたから
こういう部分も色々と手間かけられるようになったのかな。
秀逸だったのはシステムメニューの人物紹介。
あれの死亡演出はかなりキたわ。
傷口の部分を血で塗り潰すってだけでも嫌な感じなのに、
焼却炉にぶち込まれた金蔵さんなんかは全身が血でべっとり。
また添えられたテキストがいい感じに不気味でさ。怖いの何の……。
薄気味悪さ満点。ぞくっとしたぜ。
こういう“ゲームの外側”に仕込むやり方は上手いなぁ。

しかしエピローグの最後の最後で
ひぐらしのあのセリフをまた使うのは完全に予想外だった……！
唐突なエピローグに唖然として、謎謎謎だらけの展開に唖然として。
エピローグの凝りっぷりに「おおー」とちょっと感心して。
最後に鳥肌。
「ここでこれかよーーーーッ！」と叫びたくなったわ！
そして次にお茶会！そしてスタッフロール！
心臓をガッシリつかまれた。魔女に魅入られた気分。
ここからまた、長い長い惨劇との戦いが始まるんだな……上等よ。

あと「友達の魔女」はよかったな。友達の魔女ね！
きっと鉈を持った気の触れた女の子にモップで立ち向かったり、
100年も生きてる癖に妙に諦めが悪かったり、すぐに運命運命とうじうじしたり、
それでいて時々女の子らしい可愛いトコを見せる魔女なんだろうな！
なとどニヤニヤしていたら本当にベルンカステル卿が出てきて度肝抜かれた
マジかよ……。モップはどうした！賽の目の魔女！
これはただのそっくりさんで直接リンクしてるわけじゃない……のか？
“古手梨香”の一人ってことか？そんな難しく考えなくてもいいのかね。

しかしこれからどういう展開になるのか全然分からない。
ひぐらしのなく頃には推理モノを謳いつつも、
ミステリーのお約束をよくも悪くもぶっ壊したオチだったからなぁ。
プレイヤーが「魔女が存在しない」という主張を貫くゲームだから、
魔女が存在しないことが解答……と思わせておいて、
戦人の主張が完全に間違いで魔女が存在することが解答なのか。
後者でもまったく不思議じゃない。
オヤシロさまが“い”るんだから、ベアトリーチェも“い”る？
俺こういう推理とか全然ダメだからなー。分からん。
ひぐらしと同じで、単純なトリックを推理するのではなく
物語の構造を推理して暴くのが要点なのは分かるんだが……。

魔女＝戦人の幻想というのはどうだろう。
殺人は全部戦人がやっていて、
戦人は無意識のうちに魔女という存在の仕業にしようとしている。
魔女との対決は自分の罪を受け入れるかどうかの葛藤を表現しているとか。
魔女を否定する＝殺人は魔女ではなく自分の仕業。自分の罪を認める
魔女を肯定する＝殺人は自分ではなく魔女の仕業。自分の罪を認めない
いや、思いつきで言ってるんで
動機とアリバイとトリックについて聞かれたらボクは何も答えませんよ？！
ていうかそれだとバッドエンドにしかならないな！ダメだダメ！

とりあえずEP1は満足。音楽も最高すぎて耳から脳汁が飛び出す
でも不安もある。
孤島での連続殺人だからひぐらしに比べてシナリオの幅が狭くなるんじゃないか
ひぐらしのインパクトを味わった後だからどうしても物足りなくなるんじゃないか。
一言で言うとひぐらしのなく頃にが面白すぎたから不安なんだわ！
でも竜騎士ならそういう不安を全部吹っ飛ばしてくれることを信じてるぜ。

EP1終了。次は魔女のターン？