絶対SIMPLE主義

死力を尽くしてSIMPLEシリーズを応援するブログ

ジカンデファンタジアクリアレビュー!やはりIFかッ!

ジカンデファンタジアクリア後レビュー行くぜ!

・ジカンデファンタジア!ファーストインプレッション!
・ジカンデファンタジアクリアして一言。

今朝書いたがクリアタイムは3時間22分……。
クリア後の追加ダンジョンやボスや難易度の類は一切ナシだ……。
クリアまで短いのは想定していたが、まさか何にも無いなんて。
しかもアイテム図鑑が既に44%も埋まってしまっている。
ショップで売られてるアイテムは最低限しか買って無いし、
ほとんど稼ぎプレイもしてないし、3時間22分しか遊んで無いのに。

クリア後は一度クリアしたステージ1~10を
ひたすら繰り返し遊んでアイテム集めするか、通信プレイするしかやることが無い。
これでアクション部分がよく出来ていたり
繰り返し遊ぶのが面白ければいいんだけど、そういうわけでもないから辛い。

ステージが単調だしアクションも大味。
武器が剣以外使い物にならないって書いたけど、
色々試してみると結構一長一短があるし、
仲間の武器の攻撃範囲との組み合わせを考えないとボス戦で苦戦するとこもある。
○ボタンでプレイヤーキャラと仲間が一斉攻撃するのは
天神怪戦みたいで楽しいといえば楽しい。
だけど基本的にはやっぱ攻撃力の高い武器でのゴリ押しが一番になるし、
カスタマイズ要素も結局攻撃力ガン振りが一番早い。
制限時間以内に先に進むアクションRPGだから、
どうしても攻撃力重視にするのが有利なのよね。
ペナルティはあるものの、死んでも制限時間内だったら何度でも復活できる。

アイテム集めも淡々と集めるだけなのであんまり盛り上がらない。
これで武器の強化とかアイテムの合成とか成長要素とか、
アイテム集めしまくらないと太刀打ちできない強いボスとか、
そういう要素があればまた違ったんだけど全然無い。
アイテム図鑑のコンプとか、
キャラの組み合わせや状況で変化する会話デモのコンプとか
一定条件を満たすと開放されてアイテムが貰える勲章システムとか
そういう目標はあるんだけど「目標があるだけ」って感じで
繰り返し遊ぶ上でモチベーションを保てるような要素が
システム面で全然無いんだよね。
レアアイテム探しやアイテム図鑑。
確かに魅力的な要素ではあるけど、「それだけ」では魅力にも中毒性にもならない。

あとステージの制限時間を30分にしてもらえる勲章が「ひまじん」って…。
なんてことを言うんだ!
そもそもアイデアファクトリーのゲームを遊ぶのはみんな暇人だろがッ!

街。入れる建物が一つだけ。
会話できる住人が3人。ショップが1人。
話すとアイテム図鑑やプレイ記録を確認出来たりする住人が4人。
これで全部って寂しい……メインキャラ10人いるのにそれより少ないじゃないですか!
メインキャラは仲間になるキャラと主人公も合わせて10人もいるのに
会話デモが二言三言だけで終わる上に、
喋る時に名前が表示されずにちっちゃいドット絵がセリフの横に出るだけだから、
誰が誰だか全然さっぱりまったくわかんねぇよ!
考えてみると勇者30はそこら辺上手かったなー。
あのドット絵で描かれたキャラクターが
ドカン!と拡大されて画面に出てくるのは分かりやすかった。

良い所もあるんだわ。
読み込みが最初から最後までほとんどゼロなのは素晴らしい点。
ドット絵とステージの雰囲気もかなり良い感じで、
ボスだったら2面ボスのエロさやラスボス最終形態の迫力も非常に良かった。
3~30分でステージの制限時間を設定できるのもやっぱ手軽。
ステージ7のカジノステージの派手なギミックは爽快。
ちょっと気になる点はあったが、
それでも敵が理不尽に強いとか、操作性があまりに悪すぎるとか、
バランスがトチ狂っているとか、遊んでいるだけでどんどんストレスが溜まるとか、
死ぬと課金アイテムの宣伝が挟まるとか、そういう不快な要素はほとんど無い。

遊べなくはないんだ。普通に遊べるんだ。ただ本当に薄味なだけでね……。

ジカンデファンタジアのコンセプトが
手軽に遊びたいだけ遊ぶ!というものだから、
システムや操作や基本ルールを単純にするのは分かる。
これはそういうゲームだからね。
ただ、全体のバランスを考えずに単純化してしまったせいで。
「薄味で食べやすい」じゃなくて「味が無くて食べる気がしない」になってしまってる。
これは遊びやすくしたんじゃなくて単に手を抜いてるだけ。
グラフィックとアイデアだけは良いけど、
システムにしろバランスにしろボリュームにしろ適当すぎる。
定価2800円なら…って書いたけど、
終わってみると定価2800円でもちょっとキツい内容。
そして実際の定価は5040円だ。

制限時間を自分で設定できる!って基本コンセプトは素晴らしかったんだけど……。
期待してただけにダメージがデカいぜ……。
やはりアイデアファクトリーはアイデアファクトリーなのか?
俺はそれでも……面白そうだから期待してたんだよ……。
開発は勇者30のとこだしさ……。

笑いたければ笑ってくれたまえ。


勇者30 PSP the Best勇者30 PSP the Best
(2010/04/28)
Sony PSP

商品詳細を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2010/07/08 20:03 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(15)

ジカンデファンタジア!ファーストインプレッション!

ju-DSCF1175.jpg

フラゲしたジカンデファンタジア
2時間ほど遊んだんでファーストインプレ行くぜ!
全10ステージなのにもう5ステージクリアしました。

ジカンデファンタジアは勇者30でお馴染みのオーパススタジオと
みんな大好きアイデアファクトリーのアクションRPG
ドット絵のグラフィックとか雰囲気も勇者30に近い。
ていうか読み込み中の画面がまったく一緒で吹いた。

異世界「ジカンディア」に飛ばされた主人公と仲間達が、
元の世界に戻るためにジカンディアを救うというストーリー。
ゲームは3人パーティで進行。全10ステージを攻略していく。
ステージ開始前に3~30分の制限時間を決めることがが可能。
これによってステージが自動生成されるのが最大のウリだ。
制限時間を長くするとアイテムも良いのが出やすくなったりする。

ステージは短い制限時間の設定された扉によって細かく区切られていて、
制限時間がゼロになった瞬間に扉を開いたり、
「ノーダメージ」「宝箱ゲット」「敵全滅」
などのランダムで決められた条件を満たした上で扉を開いたりすると☆が手に入る、
たまに敵を倒した時にも☆を落とす。
この☆を5つ溜めた状態になると覚醒が使用可能に。
使用すると一定時間能力が大きく上昇。
制限時間以内に扉を開けなかったりすると☆が減ってしまうが、
覚醒を使っても☆自体はなくならないため、
頑張って条件を満たし続ければ覚醒は使い放題だ。
ボスは最初に設定した制限時間が残り1分30秒を切ると登場。
時間内に倒せないとそこでクリア失敗で街に戻される。

操作は×ボタンでジャンプ。
○・△・□ボタンでそれぞれ対応したキャラが攻撃。
オプション設定で○ボタンを押すだけで一斉攻撃するようにも出来る。
溜めで強力な攻撃も可能。Lボタンでストックしているアイテムを使う。

キャラのステータスは完全に装備依存で、
武器と、マジクォーツと呼ばれるアイテムで決定される。
マジクォーツは複数装備可能で、攻撃・防御アップといったオーソドックスなものから
敵を倒した時のアイテムドロップ率アップ、仲間の攻撃力アップ、
攻撃に毒攻撃付加など、様々な種類があり、
自分なりの組み合わせを見つけるのが攻略のコツだ。

時間がゲームに関わってくる意欲的なシステムに、
キャラのカスタマイズにアイテム集めと、
まあ大分面白そうなシステムにはなってるんだけど……ゲームとしては微妙。
まず基本的なアクションがすげー大味で、
ピョンピョン跳ねながらボタン連打するだけになりがち。
仲間3人分の武器を使い分けるって操作と、×ボタンでジャンプって操作と、
溜めで攻撃力アップって操作が噛みあってなくて遊びづらい。
敵がこっちの動きを止める攻撃を多用してきたりするのも鬱陶しい。
制限時間があるのにボスがやたら堅いので
やはりボタン連打でのゴリ押しをせざるを得なくなる。

自動生成されるステージも構成がかなり単純。
短い制限時間と条件付の扉で区切って、
敵が大量発生するとかの突発イベントも発生するようにして
メリハリをつけるようにはしてるけど、
なんか味の薄いわんこそばを延々と食べているような気分にさせられる。

ストーリーもちょっとした会話デモ程度しかないので物足りない。
ゆるいノリは嫌いじゃあないんだけど分量が少なすぎて。
勇者30はシナリオやテキストも面白かったんだけどね。

武器も色々な種類があるんだけど、
今のところ剣が圧倒的に使いやすくてそれ以外の武器の必然性が感じられない。
攻撃力そこそこ、リーチかなり長い、連射可能。剣強し。
というかボタン連打で連続攻撃出来ない武器は使い物にならないな。特にボス戦。

システムは魅力的なんだけどシナリオやキャラも含めて全体的に大味かつ薄味で、
遊んでてあんまり面白くないね。結構期待してただけにガックリ来た。
勇者30みたいなのを求めて買うとかなりキツいと思う。

ただ、延々と遊んでしまう魅力はある。
ステージの制限時間を自由に設定できるってのはやっぱ遊びやすいし、
堅くてダリぃ!また負けた!
ってうんざりさせられたボスを瞬殺出来るようになると爽快。
ボス倒した後は大量の敵を倒しまくるボーナスステージなんかもあるし
アイテム集めやマジクォーツのカスタマイズはありがちだけと面白い。
読み込みも起動時に少しある程度であとは完全にゼロ。

あんまり面白くないんだよ!10点満点で6点くらいなんだよ!
でもなんか中毒性があって延々と遊んじゃうゲーム。
ある意味とてもアイデアファクトリーらしいか。
定価2800円とかだったら印象全然違ったと思う。

まあ、まだクリアもしてないんで遊び続けますです。

ジカンデファンタジアジカンデファンタジア
(2010/07/08)
Sony PSP

商品詳細を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2010/07/07 21:03 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(3)

愛は置き忘れてきた「サンデーVSマガジン集結!頂上大決戦」

ju-DSCF1140.jpg

コンプリートしたのでPSPサンデーvsマガジンのレビュー行くぜい!

サンデーvsマガジンは
サンデーマガジン50周年記念コラボの一つとして発売された作品だ!
30人のキャラクターが夢のバトルを繰り広げる夢の格闘ゲーム!
開発はサーカディアやチェインダイブなどを手がけたアルヴィオン。
アーケードモードとクエストモードの二つがメインのモードで、
これをクリアしていくと使用キャラやサポートキャラが増えていく。

ju-DSCF1134.jpg

この滝沢昇vs矢吹丈が見たくて買ったのだが、
いやー、なんつーかとても微妙だった。悪くは無いんだけどね。

基本部分はコマンド入力で技を出すオーソドックスな2D格闘ゲーム。
独自システムはLボタン+□ボタンで
バトル前に登録しておいたサポートキャラの能力が使用可能な程度で
特にオリジナリティの高いものではない。
手堅い内容で技コマンドは簡単でコンボもサクサク繋げられるし、
キャラも技も多いからそれなりに遊べるレベルではあるんだが、
キャラの性能差があまりにハッキリし過ぎている上に、
無限コンボを簡単に出せるキャラもチラホラいるため、バランスはかなり悪い。
コンボが繋がりやすいのはいいんだが、その分一本調子になりがちで大味。
アーケードモードだと動きも少々カクカクしていて見栄えが悪い。
クエストモードだと滑らかに動くのに何故かアーケードモードではカクつく。
バグで通信対戦用の仕様が
一人用モードにも適応されてしまったという噂を聞いたけどどうなんだろう。
遊んでみるとちょっと本当っぽく感じる。

クエストモードはベルトスクロールアクション風のモードで、
ザコ敵を薙ぎ倒しながら先へ進んでいく。最後にはボスも登場。
基本操作はアーケードモードと同じだが、
近くにいるザコ敵を自動でロックオンしてその方向を向く。
違う敵をロックオンしたい時はアナログパッドで切り替える。
というクエストモードオリジナルの操作が大失敗。
自動ロックオンが暴発しまくりで細かい切り替えがしづらく、
当然、キャラの向きが変わるとコマンドの向きも反転するので遊びづらい。
ロックオンなしで、キャラの向きをアナログパッドで変えられるだけでよかったと思う
それでいて敵配置やバランスも適当で、
ザコは必殺技のぶっ放し、ボスはボタン連打のコンボで簡単に突破可能。
複数のザコ敵をまとめて必殺技で薙ぎ倒すのはまあまあ楽しいんだけど、
本当にそれだけなので非常に単調。
しかも新しい技や新しいキャラを出すには、
何回も何回もプレイして稼がないといけない。
この仕様自体を悪いとは言わないが、もうちょっと稼ぎやすくして欲しかった……。
クエストモードを何時間も延々と遊び続けるの大変だったよ。
サイボーグ009とかタイガーマスクとか、
古い作品ほど出現条件が厳しいってバランスはどうかと思いました。
そこら辺が目当てのおっさんがこんな作業プレイに耐えられるかよ!

格闘ゲームとしては遊べなくも無いが単調。
全キャラ出そうとすると途端に作業ゲーと化すバランスも辛い。
で、「サンデーとマガジンのキャラクターが夢の対決!」
なキャラゲーとしてはどうかというと、これがまた致命的にマズい。

グラフィックやモーションはかなり凝っていて、
全30キャラ全部違う動きになっているし、
参戦している22作品すべてに違うステージが存在する。
ここは素直に褒められる点だ。

ju-DSCF1086.jpg

個人的にお気に入りはやはりこの炎の転校生ステージだね。
キャラのポリゴンも原作のタッチを非常にうまく再現していて、
それでいて違う作品のキャラ同士が並んでもあんまり違和感が無いのは上手い。
アーケードモード開始時のショートムービーもカッコいいぜ。

ただ、ストーリーやキャラ同士の掛け合いは皆無。
声優はすべてアニメとは違うゲーム独自のキャストになっている上に、
一体どういうことなのか掛け声しかセリフが無い。
必殺技だろうが魔法だろうが奥義だろうが
ぜーんぶ「うりゃ!」「それっ!」「くらえぇぇ!」とかの掛け声だけで、
原作のセリフは一つも喋らない。ありえんだろこの仕様。
これ使われてるボイスはこのゲームの為に取り下ろしたんじゃなくて、
ライブラリから適当な声を持ってきただけとかなんじゃないかな。
そうとでも考えてないと原作のセリフを一切喋らないことの説明がつかない。
R・田中一郎だけは声が無いんだけど、
これはやっぱりクレヨンしんちゃんのぶりぶりざえもんみたいに、
故・塩沢兼人氏への敬意を表して声ナシにしてるのかな?
スタッフのこだわりは評価したいけど……。
ボイスが全部掛け声だけで原作再現セリフ一切ナシのゲームで、
そこだけこだわられてもなんだかなぁって気はする。

背景も凝ってはいるんだけど、人が誰もいないので寂しい。
参戦作品の脇役が揃って観戦してるとか、
そういうのがあったら全然印象変わったのにな。

キャラゲーとして見てもかなり致命的なデキ。
ただ、製作スタッフに愛がなかったかというとそうではないと思う。
背景やキャラのグラフィックは本当に凝ってるし、
細かい部分でもニヤリとさせられる部分はある。
例えば炎の転校生の滝沢の国電パンチ。上りで相手を上空に吹き飛ばして、
落下してきたところを下りで拾える辺りは分かってるなあって感じだし、
デビルマンだったらアナザーカラーでアニメ版っぽい緑色の肌があったりする。

いや、デビルマンにアニメ風カラーがあるのに
滝沢のアナザーカラーにカフェオレが無いのが納得いかないとか、
矢吹丈がボクサー姿じゃなくて普段着なのがも納得いかないとか!
矢吹丈がボクサー姿じゃなくて普段着なのがどうしても納得いかないとか!
なんで矢吹丈がボクサー姿じゃなくて普段着なのかとか気になる点はあるけどさ!
でも節々を見るに、愛が無いわけではなかったと思うのよ。
作りかけで出さざるを得なかった感がひしひしと伝わってきて非常に惜しい。

キャラのイラストがカットインして効果発動!
ってだけで非常にショボいけど、サポートキャラもネタ多くて楽しいしね。

ju-DSCF1132.jpg

個人的にはこれがツボだった。まさかの週番の金沢登場。地雷を設置するぞ!

ju-DSCF1136_20100704112424.jpg

もちろん登場キバヤシさん。

ju-DSCF1137.jpg

何が「当然」なのか全然分からないけどメニュー画面で受付までしてくれるという……。
受付はほとんどがヒロインキャラなんだけど何故かキバヤシさんも受付枠に。
ちなみにスーパードクターKも受付してくれるぞ。
Kさんは使用キャラで参戦してくださいよ!あなた強いでしょ!

ju-DSCF1138.jpg

そしてこのゲーム最大の問題キャラである絶望先生。
無条件でこちらと相手の体力と超必殺技ゲージを0にするというひでぇチート能力。
ゲージ0なのでお互い小パンチ一発でも当たれば死ぬ。
どんなに不利な状況でもひっくり返せる。相手をピヨらせて使えば完全勝利だ。
接近して攻撃を当てる必要があるとかそういう条件は一切なく、
ホントにボタンを押した瞬間にその場で効果が発動する。
格闘ゲームの歴史に残る反則技ですよこれ!
CPU戦だったら開幕絶望→小パンチで1秒KOが可能なので、
絶望先生が手に入った瞬間、このゲームが作業ゲーから瞬殺クソゲーに化けるという。
これが絶望だ!

なんだかんだでそれなりには楽しめたし、悪くは無いんだよなあ。
大味だけどキャラと技は豊富なんでとっかえひっかえ使ってると結構面白いし、
グラフィックやキャラのモーションなんかはホントに力入っている。
ウィンディ×ウィンダムやラオウ外伝に比べればずっと良いデキですよ!
「基本部分が出来た!さあ愛を込めるぞ!バランスも調節するぞ!」
ってところで発売されちゃった感じかな。
せめて声優と読み込みと作業的なバランスさえなんとかなっていれば……。
続編出して改善すればいくらでも良くなりそうなんだが、
50周年コラボの一つだからシリーズ化とかは難しいか。

惜しいゲームだったわ。

サンデー vs マガジン 集結! 頂上大決戦サンデー vs マガジン 集結! 頂上大決戦
(2009/03/26)
Sony PSP

商品詳細を見る

このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2010/07/04 12:40 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(2)

タダより高いものは無い「バクマツ☆維新伝レボリューション」

『バクマツ☆維新伝』オフィシャルサイト

PSP初の無料ゲーム、バクマツ☆維新伝がついに配信されたぞ!
家庭用では珍しい、
本体は無料で課金アイテムや追加シナリオで利益を出すスタイルのゲーム
ツイッターとの連動やメイド喫茶でのイベントなど、
色々やっているみたいだが、さてデキの方は?

落とそうとPSストアに行ってみると早くも課金アイテムがズラリ。

追加クエストパックの坂本竜馬編に
追加アイテムなどをセットにしたスターターパックが1200円
坂本竜馬編は単体だと400円
道具袋の上限を2個増やすのに100円。
倉庫の上限を5増やすのに100円。
金庫を1000両分拡張するのに100円。
アイテムの合成率を10%アップするのに100円
拡張はそれぞれ3回~5回分くらいあって毎回別料金。
追加アイテムが一つ100円~200円でそれが13種類。

糞たけぇ!
基本無料だから当然とはいえ、なかなかヘビィな価格設定どすなぁ……。
倉庫拡張するだけでリアルマネーとかネトゲ的だわ。
コンシューマ機の基準で考えると何かの冗談としか思えないぜ。

で、内容も悪い冗談みたいなデキだったり。

一応はジャンルはローグライクで、
町で依頼を受けて自動生成ダンジョンに突入する内容なんだが、
ローグライクゲーの面白さがまったく無い。
レベルの概念がなく、ステータスは完全に装備依存。
落ちているアイテムは武器を合成するための素材アイテムか薬だけなので、
多彩なアイテムを使い分ける戦略性は皆無。
敵も個性が薄い上に、
狭い部屋に敵を5~6匹くらいまとめて詰め込んであるような場面が多いため、
単調な殴り合いが延々と続く。
ゲームバランスも悪く、いきなり敵が強くなったりする。
回復アイテムは山ほど持っていけるため、技ゲージを消費して放つ技と、
技ゲージ回復アイテムで店でいくらでも買えるおにぎりでのゴリ押しが基本となる。
嫌なら強い武器作ってゴリ押しするしかない。

受けられる依頼の半分くらいまでクリアしたが遊んでて凄いだるい……。

素材アイテム集めが楽しければまた違って来るんだが、
課金のせいで初期状態だと
持てるアイテムは10種類(同じ種類のアイテムは複数持てる)
倉庫に入れられるアイテムは15種類しかないので、
開始してすぐにアイテム集めが苦しくなってくるし、
素材アイテム自体もなかなか集まらない。
店で売ってる武器がまたあんまりに弱いから合成武器は必須。
で、ローグライクゲーなので当然死んだらアイテムはパー。

シレン3もそうだが、死んだら装備がパーになるゲームで、
装備を強化しなきゃどうにもならないってバランスにするのは
リカバーがキツいだけで面白くないと思う。
そのための課金アイテムです!
死ぬたびに有料アイテム配信中の宣伝が挟まるぞ!

ju-DSCF1067.jpg

ありがたくて涙が出るね!

幕末時代をモチーフにしたバクマツ時代が舞台で、
新撰組の面々が美少女キャラになってでてくるのがウリになっているが、
キャラゲーとしてもかなり微妙。
絵は可愛いんだけどキャラの性格がテンプレの塊みたいなものばかりで魅力に欠けるし、
依頼の後半会話が無いのが致命的。
依頼は沖田総司や坂本竜馬などのキャラから受けるんだが、
受けるときには会話シーンがあるのに、達成してからは会話シーンが無い。

かすてぃらが食べたい!取ってきて!って話をしてダンジョンに潜ったのに、
帰還すると何事もなかったかのように
依頼リストにクリアマークがついて報酬がもらえるだけってのは無いわー。
キャラゲーなんだからそこは力入れろよ!
依頼の名前で「とある依頼の開始時点」とか
「百目がとおる」「百目がショック」とかパロネタ入れるくらいならさあ!

依頼も「ダンジョンに潜る」って部分と微妙にかみ合ってないものがあったりして、
取ってつけたような印象が強いね。

なんていうか課金させるための課金ゲーって感じで、
ゲームとしてのデキはまったくもってダメダメだな。
素材集めゲーとローグライクゲーを組み合わせた結果、
マゾいだけのバランスの悪い作業ゲーになってしまった。
そもそもローグライクっぽくする必然性を感じない。
遊んでいて課金しようという気にはまったくならん!
課金しても面白くなりそうな気配が微塵もしないんだもの……。
グラフィックもショボいし、
敵の挙動やインターフェースも今時これ?!ってくらい洗練されてない。
アイテムを拾わずに上に乗ったり、そのまま足元にあるアイテムを拾ったり、
手持ちのアイテムと足元のアイテムを交換したりが出来ないんだぜ?
初代風来のシレンで出来ていたことが出来ないという。

全体から漂う携帯アプリ臭が凄い。
没になった携帯アプリの流用って言われても信じるよ。
体験版どころかβ版を遊んでる気分。
素材集めゲーでゴリ押し気味になるとこはTHEヱクソシスターっぽい調節ではあるが、
こんなにつまらないとは。

課金前提なのは分かるが……。
課金で利益を出すゲームだから課金要素が多いのは分かるが……。
それにしたって基本部分はもっとまともに作って欲しかった。
面白いものを作ろうという気持ちそのものがまったく伝わってこない。
無料なり課金なりでこれを頑張って遊ぶくらいなら、
300円か600円払ってゲームアーカイブスで何か買った方がいいね。
こんなゲームやってられるかッ!私は帰らせてもらう!





このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2010/06/26 04:50 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(10)

キャラゲーとしては普通の作品「一騎当千 Eloquent Fist」

ちょっとだけ遊んでグッスリ寝るつもりが
ちょっとだけ寝てガッツリ遊んでしまった。
PSPの一騎当千、ストーリーモードを全部クリアしたのでレビュー。
うーむ、これは横スクロールベルトアクションとして楽しむものではないなぁ。

メインのモードは3つの陣営から一つを選んで進行するストーリーモードと
ストーリーなしで好きなキャラを選んで戦うアーケードモードの2種類。
ステージは画面内の敵を全滅させて先に進むだけのシンプルな構成。
自動販売機やツボを破壊すると得点アイテムや回復アイテムが出現。
トラップなどのステージ自体の仕掛けはナシ。
出の早い□ボタンでの攻撃と、
一撃の威力の大きい△ボタンでの攻撃を組み合わせることでコンボを出すことが可能。
○ボタンで体力を消費しての大技。
敵にコンボを叩き込むとゲージが溜まり、
ある程度溜まればそれを消費してパワーアップが可能。
パワーアップ中にカットイン入りの必殺技が使用可能。強力だがゲージはゼロになる
ステージ中に獲得したポイントが一定以上溜まるとレベルアップ。

基本的にこのゲーム、敵の群れにコンボを叩き込んで
まとめて吹き飛ばすだけの展開が最初から最後まで続くため、非常に単調。
ザコ敵は種類が少なく色違いばかりで性能的な個性も薄い。
敵配置、ステージ構成が適当でダラダラ敵が出てくるだけで面白みがない。
効果音はパッとしないし、当たり判定も大雑把。
敵をコンボでドガドガ吹き飛ばしていくのは最初は楽しかったんだけど、
ずっとそれが続くんでどんどん作業的になってくる。
システム的な奥深さがあるわけでも、コンボが豊富なわけでも、
ステージに工夫があるわけでもないから遊ぶのがだるい。
そこそこ爽快感はあるから
まったく遊べないほどひどいわけじゃないけど微妙なデキ。

純粋に横スクロールベルトアクションとして見た場合は
同じくタムソフトの野獣刑事の方が圧倒的に面白いね。
野獣刑事はジャンプの存在意義が不明だったり、武器が使い辛かったり、
緊急回避が使い物にならなかったり、起き上がりがもっさりしてたり、
システム面で新しい部分がまったくなかったりで、
良作レベルには程遠い、かなり荒の多い作品ではあったんだけど
「敵をぶん殴る爽快感」「ステージの適度なテンポ」「立ち回りの重要さ」
という重要な部分はキッチリ抑えてあったから、
俺は最後まで楽しく遊ぶことが出来たんだ。
シナリオや演出も良かったんで結構気に入ってる。

ただ、それでこのゲームが地雷かというとそれは違う。
グラフィックはなかなか綺麗でキャラもよく動くし、
アーケードモードでの使用可能キャラが17人もいて、
それぞれモーションがすべて違っていたりとなかなかの凝りっぷり。
呂蒙の関節技を食らった時のモーションが
ちゃんと各キャラそれぞれに用意されてるのとかはちょっと関心した。
こういうのって大抵は投げモーションを使いまわすよね。
成長要素もあるからお気に入りのキャラ鍛えたりも可能。
アクションゲームとしては微妙だけどキャラゲーとしては正しい作りだと思う。
乳揺れとパンチラもしっかりと完備でサービスカットもなかなかのエロっぷり。

まあ、必殺技カットインの口パクが全然合ってないのはアレだけどね……。
新スーパーロボット大戦を思い出した。
ボスを必殺技で倒した時や、ゲームオーバー時に
一瞬だけ表示されるサービスカットがギャラリーで見れないのもちょっと。

一騎当千を未見でゲームだけ遊んだ俺の感想はそんなだなぁ。
よくあるキャラゲーって評価でそれ以上でもそれ以下でも無いかな。
つーか原作未見でゲームのストーリーも全然理解できないから
細かい評価ができないわこんなの!
俺は開発タムソフトだから買ったのだ。それだけだ。

あ、「タムソフトの製作したアニメ原作のゲーム」という括りの中でならば
文句なしに歴代1位の完成度ではあるぜ。
あらゆる面でとてもタムソフトの作ったキャラゲーとは
思えないほどに高レベルの大傑作だと思う
「キャラゲーとしては普通レベル」なんて、
これまでのタムソフトじゃ考えられない奇跡的なゲームだよ!
出たね、タム奇跡。
ちなみに歴代2位はローゼンメイデンゲベートガルデンです。

ゲームショーで遊んだデトロイト・メタル・シティDSも割と普通だったので
それが出たらまたちょっと変動するかも。いつ出るかは分からないけど。 このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2008/10/20 07:52 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(4)

「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット ビークルバトルトーナメント」クリア!したが……

ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット ビークルバトルトーナメントをクリアしたので報告!
クリアタイムは12時間。無駄にミッションやったり
パーツを色々試したりしてたんでかなり時間掛かった。
クリアしてみるとつまらなかったわけじゃないんだが……。
ちっといただけないデキだったなぁ。


このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2008/07/19 21:04 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(6)

「いくぜっ!源さん~夕焼け大工物語~」クリア!イヅナ2も!

今日は……ていうかもう昨日か。
昨日は休みだったのでのんびりするつもりで家にいたんだけど、
軽く昼寝をしたら夜になっていて物凄く損した気分です!
その分を取り戻すために徹夜すゆ!

それはそれとして「いくぜっ!源さん~夕焼け大工物語~」クリアした!
いやぁ、面白かった!

内容はオーソドックスな横スクロールアクションで、
防御アイテムを取った時を別にして基本的に一撃死、
何回もトライして敵のパターンを見切るガチガチの覚えゲー。
次々に登場する敵を倒すバリバリのアクション……というよりは、
上から降ってくる障害物などのギミックや1体1体出てくる敵を確実に残り超えるタイプ
ホントに昔ながらのアクションゲームそのまんまな手触りで、
こういうのが大好きな俺としては楽しくてしかたがない。
遊んでるだけでウキウキしちゃう。
バランスも悪くないし、敵のバリエーションも豊富。
光っているのがステージ構成の凝り方で、どのステージもギミックと場面の変化が
非常に豊富かつ個性的で遊んでいて飽きさせないし、
3Dで表現されたステージは細かい部分まで作られていて綺麗。
野球場ステージで敵を画面奥に吹っ飛ばすとライトに激突してガシャーンってなるとか
そういう3Dならでは奥行きを使った演出もいい味出している。
ネタバレになるんで別記事にしたが、
最終ステージのぶっ飛びっぷりも最高すぎた。

ただのオーソドックスなアクションゲームというだけでなくやりこみ要素もある。
道中には頭の上からフキダシを出して悩んでいる人というのがいて、
このフキダシを攻撃して吹き飛ばすと、
ステージクリア後に「悩みを吹き飛ばしてくれてありがとう!」的な手紙が届く。
特定の職業で吹き飛ばさないと手紙が来なかったり、
フキダシを上手く敵にぶつけると有利になったりするので一筋縄ではいかない
倒した敵の履歴書を見ることも可能で、人事部からのコメントと自己アピール付。
どちらもアイレムらしいというか、楽しい文章が満載でコンプしたくなる
敵を累計で300体倒す、特定の難易度で全ステージをクリアするなど
特定の条件を満たすことでもらえる記念品を収集することも出来る。

こういう邪魔にならない程度のやりこみ要素を積極的に入れて
繰り返し楽しめる内容にしているのは好感が持てるね。
昔ながらのアクションゲームを作ろう!でもそれだけじゃダメだ!
というのが伝わってくる。
源さんは大工以外にも色々な職業に変身可能で、
それなりに性能差があるので使い分けるのが楽しかったりもする。

問題は内容がやや薄く感じることかなぁ。
全12ステージなんだけど、全体的に1ステージが短めな上に、
すぐにボスと戦って終わりとか、
短いザコ戦→ボス→短いザコ戦→ボスで終わちゃうステージとかがいくつかあるので
繰り返し遊べる工夫がされていることを考慮してもどうしても物足りなく感じてしまう。
バランスも少々ムラがあって、後半なのにやたら弱いボスが出てきたり。

それだけなら別に良いんだけど難易度。
この難易度が一番の問題で、最高難易度である
「超上級者向けの人間国宝レベル」まで上げてもそんなに難しくない。
最初に全ステージを下から2番目の難易度である職人レベルでクリアして
「うむ、それなりに手ごたえがあったな。さあ、高難易度に挑戦だ!」
と喜び勇んで挑んでみたら「あれ?」っていう感じで肩透かしを食らった。
確かに敵が固くなってたり動きが速くなってたり残機が減ってたりはするんだけど……
攻撃パターンが大きく変化したりはしないので、
それまでに構築したパターン通りに動けば十分対処できるレベルなので物足りない

読み込みも長いね。ステージ開始前に20秒以上の読み込み。
これはまあ、一度読み込んでしまえばステージ中はロード無しで、
コンティニューした時も一瞬で再開できるから、これはこれで。

あとカンナちゃんの声なんだあれ。

予想以上によく出来ていて盛りだくさんで気に入ったんだけど、
ガッツリ挑もうとすると物足りなさを感じてしまうのが惜しいね~。
評価するならば佳作レベル。しかし2008年にこういう凝った
新作横スクロールアクションを出すアイレムの心意気は高く評価したい。
横スクじゃないけどPSPのバンピートロットのバトルなんとかも買うことにするよ!
バトルなんとか!バトル……バトル昆虫伝?いやそれはジャレコだ。

イヅナ2も本編クリア。おもすろかったー。
2はバランスぶっ壊し気味なアイテムがポロポロ出てきたりするね。
4マス先まで貫通攻撃できて防御力も上がる武器とか、2回移動可能な武器とか。
こういうローグライク系は沢山遊んでるから、
この破天荒さがむしろ新鮮に感じられて楽しかったり。
クリア後はお待ちかねのレベル1ダンジョンが登場。
これで育ててない仲間もガンガン使えるぜ!
しかしクリアするとまた仲間がさらに増えるなー。
街探索してたらビックリするくらいの脇キャラが仲間になってビックリした。
こいつ使えるのかよ?!風来のシレンで言うところの迷子のスララですよ?!
せっかくだから頑張って使ってみるか。

EIZO FlexScan HD2452W体験イベントのお知らせ

バトルなんとかの情報を確認しにアイレム公式に行ったらイベントのお知らせが
14日と15日で秋葉原で体験イベント。体験するとストラップがもらえるのか。
14日………って今日じゃん!行ってくる!

このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2008/06/14 04:20 ] PSPゲームレビュー | TB(0) | CM(0)
日本のSIMPLEシリーズ人口
ad by google
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
プロフィール

DAIKAI-6

Author:DAIKAI-6
誰かが言っていた……。
夢見る心は
自由で真っ白なキャンバス
だってな!

連絡用アドレス
daikai10@infoseek.jp

※2chから転載禁止処分を受けた
ブログのリンク・転載は
ご遠慮願います

メールフォーム(意見・連絡等などあればこちらから)

名前:
メール:
件名:
本文:

最近のコメント
FC2アクセス解析