
SCEブースでは懐かしの「ハイパープレイステーション」を配布。
中身はカタログに近かったが、
インタビューもあって100ページ近い内容となっていてなかなか豪華だ。
PSVと同じサイズのペーパーも配布。こういうのはいいね。

ただこの精神を病んだ人みたいな背面はやっぱナシだと思う。
80台投入のPSV体験コーナーはビジネスデイとは思えない盛況っぷり!
とにかく物凄い人でソフトはほとんど1時間待ちに近い状況……。
一般日は3時間とかそのくらいになるんじゃないのかこれ。
ほとんどが1時間待ちとかの中、
「サワリ・マ・ク~ル」が唯一30分待ちだったのでこれをチョイス。
これが間違いの始まりだった……。列が全然進まない!
やっと進んで体験プレイかと思ったら、
体験する人をソフト関係なく1グループにまとめて
PSV本体のチュートリアルをやらせてから体験プレイというひどい構成。
(入り口)
(体験プレイ待ちの列)
(チュートリアルコーナー)
(体験プレイ待ちの列)
(体験コーナー) こういう配置になっていた。
1グループ8人で4台のPSVを回して行うチュートリアルコーナーが2箇所くらいあって、
そんなもん用意するならその分の本体を試遊台に回して
チュートリアルコーナーのスペースも列の整理に当てればいいだろ!?
チュートリアルと言ってもSCEカンファレンスでも流れた
画面を素早く連続でタッチするミニゲームとか、ああいうのをいくつかやってオワリ。
ソフトの試遊台の横にコンパニオンの人がいて
背面タッチなんかの説明はそこでもしてくれる上に
そこに操作説明の紙なんかもちゃんとあるんだからこれいらないと思うし、
複数のソフトの列を一まとめにしてしまってるから
順番回って来る時にもたつくしでよろしくない。
で、チュートリアルを終えて次の列に並んだ俺は
最初から数えると1時間掛かってやっと体験プレイに。
「少し時間かかっても重力的眩暈にすれば良かった……」
と後悔してる俺の目に飛び込んできたサワリ・マ・クール!
洋ゲーっぽさバリバリのキャラが登場するミニゲーム集で、体験出来たのはこの4本。
「背面タッチで地面を盛り上げて玉をゴールまで導く玉転がしゲーム」
「前面or背面タッチで敵を叩くもぐらたたき」
「本体を直接動かしてキャラを壁に引っ掛けないように
ゴールまで運ぶジャイロを使ったイライラ棒ゲーム」
「本体を動かすことで敵を狙い撃つカメラとジャイロを使ったシューティング」別の状況でプレイしたら全然違う印象なんだろうが、
1時間待ちで出てきたのがこれだったから俺のソニータイマーが発動しそうでしたよ!
内容も捻りが全然なくて退屈で……。3DSで遊んだようなのばかりじゃねぇか!
最後のカメラで映した景色が背景になるジャイロ使ったシューティングは、
TGS会場だったので順番待ちしてる人の列やコンパニオンの人に
ビームを発射したりできてそれは少し面白かった。敵無視してひたすら背景を撃ってた。
そんなわけで僕の初めてのPSV体験はクソミソな結果に終わったのでした
PSV本体そのものはなかなか良かったよ。
PSPより画面ちょっとデカくて綺麗で見やすいしスティックも違和感無い。
方向キーも使いやすくなっててありがたい。
新ハード出すたびに十字キーがどんどんダメになっていく任天堂ハードよりもここはいいね
3DSの十字キーは一体なんですかありゃ。
重力的眩暈とかでPSVのパワーを体験したかったぜ……。
次にコナミブースでラビリンスの彼方を体験。
どういうゲームかよく分からなかったんだが、
「謎の女の子」+「4人組」の5人パーティ制だった!
謎の女の子が「画面」に向ってカメラ目線で語りかけると、
それに答えるように4人組のセリフが
「キーボードを叩くような音」と一緒にチャットっぽく表示される。
4人組はそれぞれ個性があってあーだこーだ言いながら話が進んでいく。
プレイヤーは4人組の1人で時たま出てくる選択肢を選んで会話に参加。
直球のネットスラングとかは出てこないが、ホントにチャットっぽいノリ。
ロボットの主人公と謎の女の子の2人がメインの
フラジールをステキにしたようなゲームかと思ったら全然違った。
4人組も女の子もまだ正体は不明。
仮想世界とか電脳世界とかそんな話なのかな?
ゲームは情報通り3DのダンジョンRPG。
LRボタンとボタンで視点を自由に変更出来るんだが、
1マスずつ、4方向にしか動けないので変に視点を変えると逆に歩きにくい。
歩くスピードも遅く感じた。カニ歩きはある。
女の子は基本的にこっちに着いて来るが、
あちこち歩き回ったり「誰かいませんかー!」とか叫んだりで存在感いっぱいに動く。
かわいい。
戦闘は……正直、システムがイマイチ分からん。
歩いてる時に敵を発見するとそのまま画面が切りかわらずに戦闘に移行。
敵のHPとこっちの攻撃で何ポイントダメージが入るかが完全に表示されていて、
ここはRPGというかシミュレーションゲームっぽいかな。
4人組の攻撃にはそれぞれ属性があって敵によってダメージが変化。
謎の女の子はたまに石を投げたりして援護してくれる。
かわいい。
アイテムの要素なんかもあるみたいなんだが体験プレイでは使えないし、
敵を選んで淡々と攻撃していくくらいしか出来ることが無いのでサッパリ。
敵のデザインも「RPGで他の敵と一緒に現れて補助魔法を使ってくる敵」
みたいなのばかりで印象に残らなかった。
というわけで「女の子かわいい!」と「グラフィック綺麗!」
「遺跡の雰囲気がいい!」くらいで他はさっぱり分からない体験プレイでした。

アークシステムワークスブースではくにおくんすぺしゃるを体験!
上のは体験プレイしたらもらえたイカすステッカー。
体験コーナーの入り口がBLAZBLUEの列に埋まっててえらく分かり辛かったぜ。
最初は「うおっ!くにおくん大混雑じゃん!あとでこよう…」
って思ったんだけどよくよく見たらくにおくんはまったく並んでなかった。
くにおくんすぺしゃるはアーケード版熱血硬派くにおくんのリメイクで、
ドット絵はファミコン時代まんまなんだけど、
ドットがクッキリしてる上に異様なまでにヌルヌル動いてそれがなかなか見もの。
3Dっぷりもそこまでハデではなかったけどいい感じだった。
ファミ通.comとかのスクショだと遠くから見た画面になってるけど、
Rボタンを1回押すとここからさらにズームが可能。
これだと動きのヌルヌルっぷりを堪能できてオススメ。
初代アーケード版のリメイクではあるんだけど、
ストーリーモードはダウンタウン熱血物語系列、
アーケードモードは初代準拠と、操作性がモードによって変わっていた。
パンチもキックも前に向って打つストーリーモード。
キックが後ろの敵専用で武器も拾えないアーケードモード、みたいな。
内容も全然違うね。アーケードモードは駅からスタートして会話デモもなくバトル。
もちろんホームから落下したら即死。
最初の熱血硬派くにおくんはファミコン版を昔やった程度なのでなんともいえないが、
難易度もそれなりに高かった。
ストーリーモードはまずくにおくんが熱血高校に転校してくるところからスタート。
会話デモも結構多かったりでほとんど新作だねこれは。
新しいキャラが登場するたびに、
3D使った文字演出でドカン!と大げさな紹介が入るのがなんかツボ。
ちょっと触ったくらいだけどヌルヌル動くキャラと
立体になってるドットが面白かったし、
ダウンタウン熱血物語や熱血行進曲が基準になるが、
操作性も違和感なかったのでなかなか期待できそうだったぜ。

最後は一応覗いてきたぜGREEブース。
「GREEブースでゲームを遊ぶと
グッズの入ったガチャが回せるメダルが一枚貰える!
メダルを五枚集めるとさらに豪華なグッズが貰えるスペシャルガチャが回せる!」っていうシステムがあまりにもGREE過ぎた。
俺も2回ほど回したら付箋と携帯クリーナーが貰えたぞ。
さっそく携帯クリーナーで3DSの画面を拭く。
5枚集めると出来るスペシャルガチャだと
トートバッグとかクッションとかもらえたみたい。
コンパニオンの数も凄くてかなり力入ったブース。
でもGREEという会社の好き嫌いは抜きにしても
やっぱTGSには場違い過ぎると思ったわ。
だって豪華なブースで、プレゼントがあって、ライトアップされて、
コンパニオンと係の人がいて、「さあ体験プレイしてください!(ジャーン!)」
ってものじゃないでしょGREEのゲームって。
内容が内容だけに余計に貧弱貧相ショボっちく見えたわ。
俺も2タイトルほど遊んだけど
「何故展示した」ってレベルよ……。
「GREEが東京ゲームショーにデカいブースを出した!」
っていう話題作りのためだけの、それだけのブースなんだろうねこれ。

体験したらアイテムコード付きのカードゲット!
>こんにちは!私ミュアっていうの。
>今「マクハーリ」にやって来たとこよ。
>たくさん人がいて、びっくりしちゃった!
>ところでアナタとっても強そうね!
>私と一緒に「聖戦ケルベロス」の世界で冒険してみない?お断りだッ!
まあ、ブースで貰っだロゴ入り紙袋はパンフとか入れるのにちょうどいし、
そのまま電車に乗っても恥ずかしくない。
紙袋を配るブースとしては今回のTGSで最高だったと思うぜGREEブース。
というわけでTGSレポでした!
こう振り返ってみるとせっかくビジネスデイ行った割に分量少なめだったか……。
まあ目当てのお姉チャンバラZがレポできたから俺は満足なのだけどね。
行くつもりだった17日の一般日は予定入ってちっとムリっぽいので、
来年もビジネスデイに行けたらもっとボリュームあるレポをお送りするぜ。
そして来年こそ……SIMPLEを……。
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ラビリンスは期待してるのに、続報が出るたびに不安を煽ってくれるぜ。
くにおくんがいい感じってのは朗報だな。
そしてゲームファンとして、ラー油のGREEに対する反応には100点満点をあげたい。
乙です。素晴らしいレポでした。