4月11日に配信された「不思議な点つなぎ 中世・メルヘン編」のレビュー行くぜ!
不思議な点つなぎ│中世・メルヘン編株式会社コラビエが配信したdsiウェアで価格は500円。
星座を繋いでアイテムを作り、登場人物を幸せにするという内容だ。
本作は「マッチ売りの少女」を幸せにするのが目的。

点を繋いでドアを作るとゲームスタートというちょっと小粋な演出からスタート。

しかし「中世・メルヘン編」なのに星神と名乗る和風バリバリの神様が登場。
星神様って!雰囲気に全然あってねぇ!
せめてホシガミじゃなくてステラデウスにするとか……。
全20ステージで1つクリアする度にアイテムが手に入り、
マッチ売りの少女の部屋がどんどん豪華に。それに合わせてストーリーも進行。
ゲームとしては本当にタッチペン操作で点を番号順に繋いでいくだけなんだけど、
「点を綺麗に繋ぐと高得点」というシステムが導入されていて、
得点を一定以上稼ぐと手に入る星の数に応じてアイテムが通常より豪華になる。
通常はベッドだけど、星を集めるとお姫様ベッドになるとかね。
ノーマルモードとは別に「とにかく点を早く繋ぐ」のが目的のタイムアタックモードもある。
素早く繋ぐとコンボになって経過時間が減少というシステムも導入。
星はノーマルとタイムアタックでそれぞれ3個ずつ手に入るが、
一番豪華なアイテムは星3個あればいい。
思ったよりゲームっぽい味付けはされていて、
全20ステージ全部のアイテムを最高にまでしようと思うと
それなりにやりこみが必要ではある。
……が、まあ、点を繋げるだけなんでね。
アイテムを豪華にしても背景が変わるだけでストーリーは変化しないし。
ゲーム慣れしてる人が遊ぶとすぐに飽きてしまうな。
「綺麗に繋ぐ」の判定はかなりシビアだし、タイムアタックは最終的に
「コンボを最大限に繋げて経過時間ゼロでクリア」とか出てくるから手ごわくはある。

ノーマルモードは制限時間がなく、点と点さえ繋がっていれば一応クリアにはなる。
こんないい加減すぎる形でも「杖」になってクリアになったり。
いかにお題とかけ離れた星座を作れるか試してみるのも面白いかもしれない。
うんこ書いて載せるつもりだったけど思ったより難しくて断念。

ストーリーは「マッチ売りの少女」じゃなくてもいいような……。
「プレイヤーがアイテム送らなくても幸せになれたんじゃね?」
って気がしないでもない。まあ、お約束的な展開でハッピーエンドよ。
なんとなく気になったのでプレイはしてみたが、
子供向けの点繋ぎゲーって感じであんまり特筆する要素も無いかな。
ちなみに「中世・メルヘン編」とタイトルにあるように、
続編があと2作予定されているぞ。
・4/25配信
不思議な点つなぎ│江戸・立身出世編
・5/9配信予定
不思議な点つなぎ│昭和・四畳半物語編
「江戸・立身出世編」と「昭和・四畳半物語編」だ。……って、なんだよそのラインナップ?!
マッチ売りの少女だったから子供向けなのかと思ったら江戸に昭和?!
シリーズのターゲットが全然わかんねぇ!
そして江戸編の幕府転覆をもくろむ悪人がかっけぇ。
星神様もこの2作品ならマッチしてるし、ホントは江戸と昭和だけだったけど
それじゃ企画通らないからマッチ売りの少女で誤魔化したとかだろうか……。
dsiウェアもまだまだ謎のゲームが出るなあ。
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