最後はドラえもん 新・のび太と鉄人兵団の感想!
こちらは来場者プレゼントのザンダドラ。
ドラえもんの首を上に向けるとチョロQみたいにプルバックで走るおもちゃになる。
こういうプレゼントは昔から変わらないなあ。
でも俺が子供の頃に比べるとサイズもデカいし色塗ってあるし腕も動くし
かなりゴージャスになっていて時代の流れを感じる……。
新ドラはDVDで恐竜と緑の巨人伝しか見てなくて、
前者は面白くて良リメイクだと思ったが後者は最悪って評価。
緑の巨人伝ひどすぎだろあれ!
鉄人は評判もいいしせっかくの映画の日だしということで見てみた。
ドラえもんの映画を映画館で見るのはねじまき都市以来だわ。実に14年ぶりですよ!
内容としてはなかなか面白かったけど、
これかなり好みが分かれそうなリメイクではあるなあ。
オリジナルではドラえもんがサラッと脳改造してたザンダクロスの電子頭脳を
ひよこみたいなマスコットキャラであるピッポというかわいいキャラに変更。
ピッポとリルル。のび太とピッポ。しずかちゃんとリルル。
という三つの軸でシナリオを再構成。
オリジナルだと終盤のシナリオがリルルとしずかちゃんだけで進んでいったので、
のび太側にもドラマを用意したってのは構成として納得できるし、
リルルの描写も細かくなってより感情移入しやすくなった。
ピッポのキャラもいい味出してた。
今の技術でのザンダクロスの大暴れっぷりもいいね。こういうのが見たかったのよ。
つーかザンダクロスつえぇぇぇぇぇーーッ!?なんだあの強さ!かっこいい!
街の倒壊描写も容赦無し!
のび太が巨大ロボットを拾うところから始まって、
謎の女の子がやってきて地球侵略を目論む鉄人兵団との戦いに巻き込まれていく。
オチはやっぱ少々禁じ手ではあると思うが、
この子供の心を鷲掴みにするプロットは今見ても素晴らしい。
サンタクロースをもじって
「ザンダクロス」って名前にするドラえもんのセンスも最高だわ。
ただ、リメイクは取ってつけたように挿入歌が入って
セリフ無しで流すシーンが中盤までやたら多いのがちょっと嫌だったのと、
新ドラらしいヌルっとした動きや全体的にクドめの演出も好みが分かれそう。
個人的には嫌いじゃないか演出が効果的な部分とクドい部分が両方あるからね。
作画自体は安定してたんだけど。
ミクロスの出番が大幅カットなのも残念。まあ今回はピッポがいるからか。
好みが分かれそうなところではあるがリメイクとしては上々のデキ。
ギャグも楽しかったし、やっぱドラえもんはいいなぁってしみじみ思った。
最後に来年の映画の予告が流れたけど……あれは「モアよドードーよ永遠に」かな?
もう映画でやるには被ってる作品が多すぎる気もがするがどうなるやら。
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リメイクじゃなくて新作なのかな?