勇者30 SECOND 公式7月9日にマーベラスエンターテイメント本社で開催された
「勇者30 SECOND超速ドラマチック体験会」!
当選して行って来たのでレポートだ!
当日はデジカメにカード入れ忘れてちゃんとした写真が撮れなくて泣いた。
朝ごはんの写真なんか撮ったからだ!朝ごはん食べなければ良かったよ!
一応携帯で少し撮ってきた。
マーベラス本社を襲撃するのは
ノーモア2体験会に続いて2回目だったりする。
入り口の鮮明な様子はこちらの記事を見てもらおう。
これもう去年の8月の話なんだなあ。
……って今ノーモア2の記事読み直したら
「勇者30セカンドが楽しみすぎるぜ」とか書いてあった。
1年前の俺、まだ出てないよ。
こちらは入り口横に展示されていたマーベラスのファミ通殿堂入りソフト。
の、記念メダル。勇者30のメダルだ。こんなんもらえるのね。
去年はモニターでプリキュアの映像が流れていたが、
節電中に付き今年はモニターの電源が落されていたぞ。
あとプリキュアDX3のでっかいポップとかあったけど写真うまく撮れてなかった…。
プリキュア全員集合で、
体力が少ない時に前に立ったら意識を持っていかれそうな迫力だったぜ。
あ……イケニエさん……。
体験会は自分のPSPを持参して
体験版のデータをロードして続きから遊べるというかなり変わった形式。
PSP無しでも参加できたが、集まった6人は俺含めて全員持込だったぞ。
いかにも開発中っぽいラベルの貼られたUMDを渡されてなんかドキドキ。
ゲーム内容に関しては既に体験版が配信済みで、
かなり前から何度も紹介されているタイトルでもあるので割愛。
公式サイトでも見てくれ。
まあ一応説明しておくと
勇者30とは!30秒以内に魔王を倒して世界を救うRPG!
30秒以内にザコ倒して経験値稼いで村を探索して装備整えて
時にはイベントをこなしたり洞窟を探索したりして魔王を倒すゲームだ!
30秒以内といっても危なければ
時の女神様にお願いすれば時間を戻して貰えるぞ!(※有料)
豪華作曲陣によるBGMと
王道かつ最初から最後まで一切まったくブレの無いシナリオもいい……。
思わず「あるある」と呟きたくなるイベントやステージが目白押しで、
FC~SFC時代のRPGの面白さを30秒に凝縮したようなゲームだった。
前作は1ステージ1魔王。クリアしたらデモを挟んで次のステージへという感じで
それぞれのステージが完全に独立していたんだが、
今回の勇者セカンドは「フィールド画面」が存在してステージが地続きになっている。
時間制限の無い状態でフィールドをあちこちを探索できたり、
ザコ敵を倒してレベルアップも可能。
30秒制限のステージはクリアするたびにレベルがリセットされるが、
フィールド画面で鍛えた分はそのままなので、レベルの底上げが可能になった。
仲間の入れ替えが出来たり、武器に必殺技的なスキルが存在して
同じ武器を使い続けるとスキルの習得が可能になったり、
「30秒以内に魔王を倒せ!」以外にも
様々な「30秒以内に〇〇をしろ!」なステージが用意されていたりと、
まあ、簡単に言うと「普通のRPG」っぽい要素が大分強まっている。
シナリオもキャラの会話や過去話の量も急増していて、
体験版やった時は正直これは別ゲー過ぎてちょっとなあと思ったもんだが……。
今回の体験会では最初のシナリオである勇者30オーバチュアをクリアして、
次の勇者30ジャッジメントの冒頭くらいまで遊べたので、
その辺りの印象とまだ出ていないシステムやモードの情報を中心にレポろう。
まず体験版で指摘されていた
スキル演出ゲキウザ問題についてはオプションでカットが可能になっていて安心。
仲間との連携もあったりするのでONにしといた方が見やすいかなという気はした。
内容はまあ体験版のノリのまま続くんだけど
仲間キャラもどんどん出てくるし、
魔王討伐以外での「30秒」を使ったステージが結構色々と出てきて、
これはこれでなかなか面白かった。ナイトくんも出てきたぞ。
体験版だと30秒以内に盗賊から人質を救え!
とかなんか水増しっぽいイベントだったけど、
それ以降だとルール自体が微妙に変わってくるステージもあって
ゲームの幅が広がっていて良いと思う。二つの塔で苦労も二倍だな。
勇者30オーバチュアのラストは「おおッ?!」ってなった。
フィールド画面にあるグローバルダンジョンには
条件を満たさないと開かない扉なんかがあって、
これは通常ステージで条件を満たしていると開く。
俺がやった範囲だとあるキャラを助けて仲間にしていると開いた。
ある村だと前作の勇者30のデータの引継ぎが可能。
メモステに入れてあったので引き継ぐと特殊なアイテムを買えるようになった。
弱い武器1つだけだったけど前作と関連したもの。進めればもっと色々出てきそう
体験版だとなんとも言い難い感じだったが、
じっくりやってみると本作ならではのポイントが出てきて良い感じだった。
仲間キャラの入れ替えやスキルの成長要素、幅の広がったステージなど。
ただやっぱ前作ファンだと好き嫌いは分かれそうだなあ。
今回は主人公の過去話や回想シーンも結構多いしね。
回想シーンの感想を言う女神様と「女神は回想シーンも見れるのか」とか
メタ突っ込みするユーシャくんが面白かったのでそれで許しちゃうけど。
シナリオのボリュームが増えて主人公も喋るから
女神様との掛け合いが楽しい。
ベツモノ……と言い切るほどではなくて、
違った切り口でゲームデザインをしている感じ。
前作がFC時代のドラゴンクエストなら、
今作はSFC時代のファイナルファンタジーを遊ぶ感覚でプレイすれば
しっくりくるんじゃないかと思う。
主人公はクラウド系だけどね。片翼も出る。
30秒以内で!というテンポの良さと面白さはそのまま。
勇者30ジャッジメントの続きも気になるし本編がかなり楽しみになったぜ。
本編以外もチェックしてきたのでそちらも紹介。
タイムアタックはクリアしたステージに再挑戦するモード。
能力は本編から引き継がれるからやりこんだデータだと有利っぽい?
エディットモードのロマンシングツクレールは
軽く起動させただけだが自由度がかなりヤバそうだった。
村人のセリフや依頼を受けたときに画面に表示される文字とか、
出てくるアイテムの名前や効果の設定も可能。
使えるマップチップはゲーム進行に併せて増えるとのこと。
曲の設定もフィールドやボスや洞窟などが可能で、
曲は最終的に85曲使えるようになるとのこと。多いな!
ロマンシングツナガールで作成したステージをネット経由で配信可能だしと、
かなりロマンシングな内容になってた。ワクワク。
女神の部屋では女神様に貢いだお金を使って色々と購入が可能。
6項目あったが女神さまの衣装と
タイマースキンとウインドウスキンしかオープンしてなかった。
タイマーやウインドウスキンは1つ1000Gから2000Gなのに、
女神様の衣装は1着20000Gとかさすが時の女神汚い。
本編を1時間遊んだ後は4人対戦可能な「真・勇者大戦」を30分遊ぶコーナーに。
今回の体験会は8人参加だったんだけど2人欠席ということで、
高木プロデューサーと広報の人が1人ずつ入っての4人対戦。
俺は高木プロデューサーと対戦したぜ!
マップが8種類あったので色々と設定を変えながら7戦か8戦くらいはしたかな?
対戦自体はすげー面白かったわ。
基本は通常モードと同じで30秒以内に魔王を倒せ!魔王を倒した勇者が勝ち!
ってルールなんだけど、他の勇者を攻撃するPKが可能だったり、
村で売られてるアイテムが早い者勝ちだったり
魔王にトドメを刺せば勝ちなので他の勇者が戦ってるとこに乱入したりとアツい。
たまに出てくる時の女神様の妨害
(キングボンビー的なことをやらかすって高木P言ってた)がひどい。
レベルが一番低い勇者をいきなりレベル2倍にしたり、
レベルが一番高い勇者のレベルを半分にしたり。
所持金の一番高い勇者の所持金を半分没収したり(これが一番多かった印象)。
これで逆転したり転落したりするので最後まで誰が勝つか分からない。
マップも個性的ですげー面白かった。
ロマンシングツクレールのマップも読み込めるのでマップは実質無限だ!
対戦の結果だが、最初の2回は連続で高木Pの勝利。
プロデューサーなのになんという大人気なさ……この閃乱カグラ野郎め!
アニマルリゾート2もよろしくお願いします!
その後何戦かは他の人が勝ったり俺が負けたりして、
最後に一番時間のかかる8番目のマップを選んでからが泥仕合。
マップのあちこちにいるボスをすべて倒さないと魔王城への道は開けず、
洞窟や村も沢山あるので激戦になったぜ。
最終的に13分という長い戦いになったが勝ち抜いたのは俺ッッッ!俺だッッッ!
俺が真の勇者だぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッ!
最後は質疑応答コーナー。
何故延期したのかという聞き辛い質問に関してもしっかり答えてくれた。
最初の「11月→2月10日」への延期はブログにも書いている通りクオリティアップ。
「そこそこ面白い」内容にはなっていたが、
そこそこで出していいのか?ということで2月に延期。
その後、2月10日からさらに8月4日に延期になったが、
これはかなり根深い深刻なバグが見つかって
修正でほとんど作り直しになったからだとか。
……きっつい話だなこれ。半年伸ばしたんだからよほどのバグだったんだろう。
他の回答ではDL版はUMD版と同時発売で3980円。
初回同梱特典のDLCであるセクシーロマンパックはUMD版限定だが、
9月頭に単品で500円で販売する。
LIVEアーケード版をPS3で出す予定は無いのか?
という質問にはマイクロソフトとの協力で製作したのですぐには無理と。
前作のメインテーマなどを担当した高見沢俊彦さんは今回未参加。
実はアーティスト系の人には何人か打診したがスケジュールが合わず、
今回は好きだったスクウェア系の人を中心にゲーム系で固めたそうな。
サントラは今のところ予定は無いが「出せ!出せ!」と言ってくれれば出せるかも。
色々なジャンルのゲームが入っていた前作と違って今作がRPGだけなのは、
360版勇者と同じで、RPGしか遊べない人でも楽しんでもらえるようにするため。
そこら辺は
360版のこの記事に細かく書いてあるね。
ドット絵が細かくなっているのは、
前作は30代くらいをターゲットにしていたのでああいうドットにしたが、
実際は20代中盤くらいが購入者に多く、ウケもあまり良くなかった
続編ということで進化させたかったからという理由もあってこうなったと。
3作目はポリゴンになってるとかのネタもあったら面白いかも。とも言っていた。
個人的にはそれやるなら一本のゲームの中で
「ドット→ポリゴン」と進化してく内容にした方がいいんじゃないかと思った。
質問コーナーはそんな感じ。
かなり丁寧に答えてくれていました。
高木Pは「前作を遊んで無くても大丈夫!」とは言っていたけど、
前作のキャラがかなり出てくる上に前作のネタバレもガンガンするので、
セカンドから入るのはちょっと勿体無いかなあ。
俺としてはやはりセカンド前に前作をプレイしておいて貰いたい。
LIVEアーケード版は800ポイント、
PSPのDL版ももうすぐ1500円になってお買い得なんでね。
こちらは追加シナリオ+エディットデータのDLCである
彩京シューっぽい名前な戦国セクシーロマンパックの画像。
なんだこれは……!
体験会で貰った素材用CD、
テーブルに置かれていた俺の名前の入った名札、そしておみやげ。
おみやげはマーベラスの紙袋に色々入っていたぞ。
ルーンファクトリーオーシャンとアニマルリゾートとフィッシュアイズ3Dのチラシ。
勇者30セカンドの企画でよくプレゼントしてる女神様の差し押さえハンコ。
ハンコならもう一個持ってるんですけど!
勇者30セカンドポスター!カッコいい!
会場でテーブルに置かれていたお菓子。全部もって帰ってきた。
きのこの山とたけのこの里が両方入ってるバランス感覚。
おいしかった。
販売店向けのポップ。切り抜くとカード状になるなかなかレアな一品。
この手書きポップ風のがなかなかいい感じ。
昔ツタヤでSIMPLE2000シリーズに手書きポップが貼ってあって
大興奮して「SIMPLE2000に手書きポップ貼ってるツタヤあった!」って書き込んだら
「それD3が販促用に配ってるやつですよ」って言われた時のこと思い出した。
とりあえず使ってみた。
というわけで超速ドラマチック体験会レポでした!
いやー、楽しかった。勇者30セカンドの内容もよく分かって期待度アップ!
8月4日が待ち遠しいぜ。